今から1か月ほど前、私がまだ戸塚共立リハビリテーション病院に入院していたときに、原油価格が歴史的な暴落を演じたことがあった。(2020年3月19日 日経新聞-NY原油、20ドルまで急落 一時18年ぶり安値)
そして、私は3月24日付のフェイスブックのタイムラインに、
原油価格暴落の折り、個人的には石油会社の株や、ETFを買うといいのではないかと思う。
米国の石油会社の株で、配当金も出るエクソンモービル(XOM: Exxon Mobil Corporation)なんかいいかも。
直近配当利回り、10%超えだよ。
と書き込んだ。
これで何人の投資仲間が食いついたかはわからない。
私も、このときは退院までカウントダウンの状態にあったので、株式投資の方は退院して落ち着いてからやろうと思ったのだ。
そして、4月6日に退院してから、令和元年度の確定申告を終え、気持ちが落ち着いた段階で、私は狙っていたエクソンモービル(XOM: Exxon Mobil Corporation)をHSBC香港の米国株口座を通じて買うことにした。
原油価格は4月に入ってからも、再度20ドル割れしたが、XOMが暴落したというニュースにはならなかった。(2020年4月15日 日経新聞-NY商品、原油急落 一時20ドル割れ 金は7年半ぶり高値)
2020年4月23日、XOMの株価は、底値(3月23日:30.11ドル)から10ドル以上も上がっていて、ちょっと後悔したが、私は思い切って、まとめ買いをすることにした。(為替レート:1米ドル=107.83円)
Name of Securities(銘柄): XOM
Quantity(数量): 600 shares
Unit Price(単価): USD 42.1683(4,547円)
Consideration(対価): USD 25,300.98(2,728,205円)
配当は四半期ごとに、1株当たり0.87ドル(前回権利落ち日:2020年2月10日実績)で、次の配当は5月になる。
5月も配当率が変わらなければ、額面522ドル(56,287円)、日米租税条約による10%源泉税がかかるので、手取りは469.8ドル(50,659円)だ。
年間にすると、1,879.2ドル(202,634円)なので、名目年利回りは7.4%となる。(日本居住者はここから確定申告が必要になる)
ちなみに、この銘柄は、米国株を扱っている証券会社なら日本でも買えるものだ。
ただ、日本の証券会社で買うと、配当金に対する課税が、一旦は30%を超えるので、確定申告(還付申告)をしないと、税金の取られ過ぎになる。(参考:SBI証券-外国株式の配当金に対する税金の取扱いはどうなりますか?)
とりあえず、私は、今後もこうした高配当株の買い増しをしていこうと思っている。
それと、私がかつてコラムにした「退職金による春の投資デビューがリスキーな統計的理由」というのは、今年に限っては当てはまらないかもしれない。
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