昨夜、旅友の飲み会がジンギスカン霧島 五反田店であった。
集まったメンバーは、基本的に旅系のコミュで知り合った友達で、1月のタイ旅行でご一緒したChipさんが音頭を取って、ラム肉を食す会が催されて、男女合わせて8名が集まった。
一次会のジンギスカンの店では全員、話もそこそこに食べるのに集中、私も何の話題が飛び交っていたのか忘却の彼方へ、店長のホスピタリティが素晴らしかったのと、店員の女子が可愛かったのが唯一の思い出だ。(笑)
ところで、今日のコラムの本題はジンギスカンではない。
厳密には、二次会で行ったDon Cona Coneryで出た投資ネタについてフォローしてみたいと思う。
ただ、ここで出た投資ネタというのは、一般的な投資ネタと、MLM(Multi-Level Marketing=連鎖販売取引)の話と両方あったのだが、ここでは前者のことについて触れることにしたい。
後者の方は、某旅系コミュニティのメンバーで、染まってしまった方が何人かいて、いやはやということなのだが、ここで触れると長くなりそうなので別の機会にしようと思う。
さて、現役世代の資産形成ツールの一つとして、2017年1月から公務員や専業主婦も加入できるようになったiDeCo(個人型確定拠出年金)というのがある。
掛け金が全額所得控除される節税効果があり、運用益は非課税、さらに年金受取時にも優遇措置があるなどメリットが多く、なおかつ、掛金拠出の休止・再開はいつでも可能というフレキシブルな制度なのだが、60歳まで引き出せないため、必然的に長期運用にならざるを得ない。
それでは、どこの金融機関に口座を開いたらいいか、どんな金融商品を選んだらいいのか、何も決断ができないうちに、結局、何もしないで銀行の定期預金にブタ積みを続けるといった人も多い。
企業型確定拠出年金の加入者の場合は、元本確保型商品を選んで、そのまま放置してしまうのだ。
ただ、私が知る限り、どんな投資セミナーや説明会に参加しても、講師が触れないことがある。
サラリーマンの多くは投資戦略を練るための時間がないというのが現実で、それを克服しなければならない、つまり、通勤時間も労働時間も長いために、可処分時間が少ないことである。(2017年11月11日-ちゃんとリタイアして豊かな生活を実現する人生の選び方)
つまり、可処分時間が少ない中で、新たな勉強を必要とする投資に時間を割かなくなるのは、当然の成り行きかもしれないのだ。(2017年11月27日 News Picks-先進国一、勉強しない日本の会社員に明日はあるのか?)
そこで、私ならこうすると、ほとんど断定的な示唆をする方がいいのではないかと思うようになった。
もちろん、私の書いた通りにするか、違う方法を選ぶかは、最終的には読者の選択になるのは当然だが、その選択肢を選ぶにおいて、確固たる理由を自分なりに説明できることが、自分のしたことを後悔しない最大の秘訣である。
それでは何を基準にすればいいのか。
企業型の場合は、自分で運用先となる金融機関を選べないので仕方ないが、iDeCo(個人型)の場合は、金融機関選びから始めることになる。
これは、商品のラインナップが多いこと、特に海外株式型があることが絶対条件である。
つまり、ほとんどの人は、自分の勤務先の存続が日本経済の行方と密接に関係すると思うが、投資はそのリスクヘッジとして行うべきであり、それには海外の株式で長期運用するのが理に叶ったやり方だと思うからだ。
しかも、日本株は長期で見た場合、個別株はともかく、インデックス型ファンドの場合は、そのリターンに期待が持てない。
従って、海外株式型やバランス型などを選ぶことになるのだが、最初に選ぶファンドは、米国株型一択でいいと思う。
あれこれ考えても迷うだけなら、最初はまずやってみる。
米国株型ファンドに投資を勧める理由は、米国が世界の金融の中心であり、世界経済を左右する力を持ち、一般の日本人でも知っているような株式が組み入れられているからだ。
しかも、これが重要なことだが、過去の例で言えば、世界金融危機があって一時的に米国の株式市場が暴落しても、数年後には回復し、それ以上のパフォーマンスを上げてきたからだ。
具体的には、SBI証券の大和-iFree NYダウ・インデックスや、楽天証券のiTrust世界株式(現時点での上位組入株式は米国株)などいかがだろうか。
コメント
そういうことでしたら楽天証券のイデコで楽天全米株式がベストだと思いますよ。バンガードのVTIに連動しています。
情報ありがとうございます。
そうですね。