2015年も感謝を込めて寄付(donations)を

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米田吉盛教育奨学金募金趣意書と国連UNHCR協会ニュースレター「ウィズ・ユー」

2012年の年末(2012年12月25日-今年1年の感謝をこめて(donating money to Fukushima and UNHCR))以来、ここ3年ばかり続けている恒例の寄付(慈善活動)を今年も行うことにした。

今年の寄付先は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR=Office of the United Nations High Commissioner for Refugees)、母校である神奈川大学の米田吉盛教育奨学金募金、そして、友人の木村くん(2015年8月31日-宮城県女川町「株式会社まるき木村商店」再起のお祝い)の居住地である宮城県牡鹿郡女川町だ。

さらに、今年3回目のふるさと納税は、兵庫県淡路市にしたので、そのお礼品として送られてきたのが名手農園の「淡路島特産季節の農園セット(玉葱5kg、みかん3kg、お米3kg、いちじくジャム1本)」というわけだ。(参考:2015年4月14日-2015年のふるさと納税第一弾は宇和島市のブラッドオレンジ 2015年5月15日-2015年のふるさと納税第二弾は三重県多気町の松阪牛

ちなみに、総務省のウェブサイトでは全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安が出ているので、これから年末にかけて、ふるさと納税しようと考えている人は参考にするといいだろう。

なお、今年から「ふるさと納税枠の拡充」と「確定申告不要のふるさと納税ワンストップ特例制度」が始まっているので、合わせてチェックしよう。(2015年4月1日-ふるさと納税の制度改正について

さて、私が4年連続で寄付先に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を選んだのは、彼らの活動地域に世界で一番悲惨な国の一つであるシリア(Syria)が含まれているからだ。

最近のニュースで言えば、シリアは周辺諸国を始め、西欧各国にも押し寄せる多数の難民と、数日前に起きたパリ同時多発テロ事件で、再び国際的な脚光を浴びている。(2015年8月30日 CNN Japan-シリア内戦の国外難民、300万人超に 住民8人に1人 2015年9月10日 CNN Japan-仏首相、シリア空爆の方針を表明 2015年11月14日 CNN Japan-パリで銃撃や爆発、153人死亡 劇場やサッカー場など 2015年11月17日 CNN Japan-フランス、シリアで連日の報復空爆 ISISの死者は少数

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のプレスリリース「シリア難民、400万人を突破(2015年7月9日)」によれば、「周辺国に逃れるシリア難民に加え、シリア国内には少なくとも760万人の国内避難民がいる。その多くが支援を届けにくい地域に避難している。」とのことだが、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS=Islamic State of Iraq and Syria)」の暴力が猛威を振るっている限り、UNHCRの支援も「焼け石に水」と言えるかもしれない。

それと、今回の寄付のテーマの一つは教育だ。
神奈川大学の米田吉盛教育奨学金募金は母校ということもあって多くを語る必要はないが、兵庫県淡路市は、日本の自治体として、初めてiTune Uコースを開設したところだからだ。

私はこれを見つけたのは、iPhone 6を買ったとき(2015年6月23日-ソフトバンクのiPhone5からMNPでauのiPhone6に乗換)に、アイコンとしてあったiTune Uとは何だろうかと思ってクリックしたときに、画面に表示された学習教材のカテゴリーにあったのが、東京大学関西大学桜丘中学・高等学校立教小学校、そして淡路市教育委員会だったというわけだ。

日本の公立学校と言えば、古臭いというイメージがあるが、教師の方が自分の教材を電子データで公開するというのは日本では画期的なことだろう。
こういった教材の電子化(デジタル教科書)が進めば、不登校児の問題の解決にも役立つかもしれないし、こうした動きは日本中に広がって欲しいのだが、今のところ兵庫県の他の自治体にさえ及んでいないようだ。

とりあえず、デジタル教科書教材協議会(DiTT)という組織があり、文部科学省では「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議が開催されているようだが、教材の電子化が全国的に展開されるのはいつになることだろうか。

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