今年1年の感謝をこめて(donating money to Fukushima and UNHCR)

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外貨と英字新聞

今日がクリスマスということもあるが、2012年という年に私の人生を変えるかもしれない幸運に巡り合えたことに感謝し、寄付という形でささやかながら社会に還元したいと思った。

寄付先の一つは、東日本大震災の傷跡が癒えない福島だと思ったので「福島県災害対策本部」へ送ることにした。
時期的には遅ればせながらという感じなのだが、福島県の浜通り地区にいた被災者の生活は、今の政治状況だと2年近くたった今でもほとんど好転しているような気がしなかったので寄付先として選ぶことにした。

私に言わせれば、東日本大震災の被災地あてに送られた義援金は、被災者への支援が数年単位で必要なのだから、一時金として被災者に渡すのでなく、基金でも設立して運用し、その運用益を役立てるべきだと思うのだが、超円高の恵まれた昨年来の状況でも、高金利通貨であるオセアニア通貨の債券に投資するでもなく、従来通りのやり方で、ただ漫然と一時金として配分したのだろう。

まして海外からの義援金を、超円高のときに円転するというのはどうかと思うのだが、そのあたりもどうしたのだろうか。
その義援金も、おそらく昨年は国内外から多額の寄付が寄せられたことと思うが、今年、そして来年はどうなることか。

私としては来年以降も資産運用で利益があったならば、寄付を続けていこうと思う。
そして、もう一つは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR=Office of the United Nations High Commissioner for Refugees)、ここの活動の舞台の一つは内戦が泥沼化しているシリアだ。

去る8月20日には日本人の女性ジャーナリスト、山本美香さんが銃撃されて死亡したと報じられた。(2012年8月21日-産経新聞「死亡の邦人女性記者は山本美香さんと確認 外務省など」
今、世界で一番悲惨な地域の一つと言っていいだろう。

もし、こんなところで生まれていたら投資どころでなく、命を失っていたかもしれない。
そんなことを考えながら今の自分の幸運に感謝した。
そして、それが来年以降も続くように願いながら郵便局を後にした。

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