昨日に引き続いて日経トレンディ(2015年6月号)の特集「お金が減らない裏ワザ75-旅行」編からの記事を紹介しよう。
今回はキャンセルや日程変更に制約の多いLCC(Low Cost Carrier=格安航空)などのチケットを買ったものの、仕事などの都合で予定している日に渡航できなくなった場合の裏ワザだ。
LCC(Low Cost Carrier=格安航空)や、レガシーキャリア(Legacy Carrier=フルサービス航空会社)でも予約クラスの低いチケットは、キャンセルや日程変更に制約が多いのが一般的だ。
チケットの種類によっては全額払い損ということもあり得るのだが、その窮地から救ってくれるツールが今回紹介するChangeYourFlightだ。
ところで、ChangeYourFlightを通じてチケットのキャンセルを行った場合、その返金リクエスト(refund request)が航空会社に受理されると、6ヶ月間有効なクーポン(voucher)が送られてきて、それを利用して再度予約を入れることができるシステムになっている。
また、FAQによれば、自分がいくら返金を求めたいのかをオファー(リクエスト)して、航空会社がそれに応札することが返金の条件になっているようなので、端的に言えばオークションと同じ原理と言える。
返金リクエストが受理されると、間接的に予約の変更ができることになるのだが、クーポンの有効期間の延長や、現金での返金、他者への譲渡はできないことになっている。
また、返金リクエストメニューから選択できる航空会社は現時点で14社あるが、それ以外の航空会社も選択できるようだ。
今年の9月の5連休(シルバーウイーク)を挟む旅程や、年末年始の旅行など、仕事の予定が流動的なのだが、海外旅行は行きたいという人は、ChangeYourFlightの利用を視野に入れて予約を入れてみたらいかがだろうか。
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