2011年世界の汚いホテルワースト10

この記事は約3分で読めます。

外国人ビジネスマン

旅の口コミ&ランキングサイトのトリップアドバイザー(Trip Advisor)というサイトで、旅行者の投稿による様々なランキングが紹介されている。


この中で私の興味を惹いたのは世界の人気ヌーディストビーチセレクションと、英語版のTripAdvisor Travelers’ Choice Beaches Awards、そして、もう一つは世界の汚いホテル2011(2011 Top 10 Dirtiest Hotels)というものだ。

私も海外旅行歴はかれこれ20年超にもなるが、ここだけは二度と泊まりたくない、というホテルは幸いにしてほとんどない。
運がいいと言うよりは、ここまでケチるかという安宿に、あまり泊まったことがないということが大きな要因と言えようか。

それでも印象に残っているのは、1991年のトルコ・ギリシャ旅行で泊まったイスタンブールのホテル、ホテル名すら記録にないほどのところだったが、とにかく共同バス・トイレの床にはゴミが散乱し、部屋のドアを開けると饐えたトイレの匂いが入ってくるという最悪のホテルだった。

その反動でその後の2泊は分不相応な高級ホテルを連泊したことは今でも記憶にある。

ところで、トリップアドバイザーのランキングで、シンガポールのホテルが2つもアジアのワースト3の中にあるというのは印象的だ。
私にしてみれば、シンガポールには、そこほど酷評されるようなホテルがあるようなイメージがなかったからだ。

しかも最悪とされているのはビーチリゾートと銘打たれているところ、まあ、シンガポールのビーチへ行くなら江ノ島で泳いでいても同じというのが私の印象だから、それで泊まっているホテルも汚くいと、ダブルでショックを受けることになる。

そのゴールドキスト・ビーチ・リゾート(Goldkist Beach Resort)、地元のシンガポール人を始めとして酷評のオンパレードである。
しかし、これらの口コミを知らずして泊まる人は、シンガポールの風光明媚なイーストコーストエリアにあるプチホテルをイメージして泊まるのだろう。

しかもウェブサイトに表示されているルームチャージはS$200(13,000円)と、私がシンガポールに行ったときに泊まっているところよりもはるかに高い。
騙される理由はこれだろう。

何しろ市街地にあるプール付きのホテルよりも高いのだから、いいホテルを想像して当たり前だ。
そして、第3位のアスピナルズ・ホテル(Aspinals Hotel)、こちらはリトル・インディアにある格安ホテル、とはいえ、赤線地帯(red-light district)で有名なゲイラン(Geylang)界隈のホテルよりは高い。

それでも口コミサイトに登録した9割が「おススメしません」とあるホテルが存続しているということは、投稿していない人の中では、そう思っていない人もいるということだろう。

アジア各国から来る人の中には母国の宿よりマシと考えている人が多いから、こうして酷評されたホテルでも存続できているのだと思う。
最後にヨーロッパ編を見て思った。

トルコは別として、ワースト10に入っているホテルのほとんどがイギリスとオランダ、食事も不味ければホテルも汚い、では旅行先として選ぶ価値があるのかと思う。

しかも今は円高だから痛痒に感じないかもしれないが、イギリスは物価も高いのだ。
サンドイッチすら満足に旨いものがない両国、私が再訪することはないのでは、と思わせるに十分すぎるほどの記事だった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました