昨年の11月3日、私が「シティバンク個人業務撤退後を見据えて新生銀行に口座開設」という記事を掲載したとき、保有している2枚のステータスカード(JALダイナースとシティバンクゴールド)にも言及したのだが、このときはシティバンクゴールドの年間利用額による年会費無料特典が、身売りによって失われる可能性が高いことから、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードに切り換えるか、いっそのこと解約だけして、ステータスカードを1枚にするかが悩みの種であると書いた。
もちろん、シティグループジャパンのクレジットカード事業について、2014年12月25日のプレスリリースでは「三井住友銀行とのリテールバンク事業の売却に関する合意に含まれない」とあるので何とも言えないが、現在の年会費の特典の継続に関しては、あまり過大な期待はできないだろう。
このときは、リタイアによってステータスカードが新規に作れなくなるデメリットも見据え、今年中には答えを出さないといけない、と思っていたが、思わぬところからモラトリアムの幸運がもたらされた。
それが「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの初年度年会費無料プロモーション」だ。
おそらく、シティグループジャパンのクレジットカード事業売却に伴って、国際的なステータスカードを求めるカード難民を狙ったものだと思われるが、こういったゴールドカードの年会費無料プロモーションというのは珍しいのではなかろうか。
とりあえず、入会月から翌年の同月までの1年間の年会費(29,000円/税別)が無料となるというので申し込み、無事に入会審査が完了した旨の通知が郵便で送られてきた。
もし、ゴールドカードでなく、一般カードを希望されるならば、こちらの「初年度年会費無料プロモーションページ」(2015年4月30日まで)から手続きするといいだろう。
ところで、昨年、熟慮の末に、クレジットカードの保有スタンスが固まったと思ったら、またもや流動的になってきた。
当然のことながらステータスカードを3枚も持つ必要はないから、年内にどれかを解約することになるだろう。
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードの保有者は、プライオリティパスの無料入会資格もあるので、いっそのことダイナースは解約するか。
ちなみに、空港ラウンジは年間2回まで無料で利用可能なのだが、それを超えた分は1回当たり27米ドル(約3,300円)かかる。
しかしながら、日本での利用をなくし、海外利用も乗り継ぎ時間が長いときなどの利用に限れば、それほど追加費用はかからないだろう。
いずれにせよ、今後数カ月はカードの使い勝手の検証期間になるだろうが、こんなことばかりやっていていいのだろうか。(笑)
コメント
ゴールドカードを何枚も持つより、
プラチナカード1枚を持つ方がメリット多い気がします。
限度無しのプライオリティパス。
(JCBは、今年の中旬から2名まで無料になります)
限度額の高い自動付帯の旅行保険。
カード会社の保険を色々と使いましたが、
補償額が同程度でも手続きに大きな違いがあります。
緊急時ですので、ここ一番大事だと思います。
JCBのザ・クラスカードの手続きが一番簡単です。
Citiプラチナは、何かと手続きが面倒で、
二度と使わないでしょう。
コメントありがとうございます。
とりあえず、今年のうちには結論を出したいと思います。
何れにしても、3枚持ちはしませんが(笑)
特典も継続のようですが。
http://www.citibank.co.jp/faq/december_2014.html
重ねてありがとうございます。