リタイア後のことを考えるとワクワクするかい?

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リタイア世代の夫婦

昨年の10月初旬、私が職場の福利厚生部門主催の経済セミナーに参加したとき、老後の人生設計や資産運用の講座に先立ってやらされたことがある。

それが、エクセル(Excel)シートに展開した「50代のサラリーマンのためのライフマネジメント簡易診断チェックシート」、単純に50問の設問に対して○×で答えるだけだが、講師であったライフマネジメント研究所の坂田貴和氏曰く、人生の第三年代(third age:概ね50歳から75歳)がどれだけ充実したものになるかのチェックシートというわけだ。

彼曰く、日本の中高年サラリーマンは、設問の5割から6割程度に○が付く人が多く、苦手な分野は「ビジョン」と「家庭経済」の項目とのことだった。

やはり、リタイア後のことを明確にイメージすることや、それを実現させるためのお金のことに関心がない人が多いようで、それゆえに「お金のセミナー」へと続いたのがこの日の流れだった。

ちなみに、私は設問の7割以上に○が付いたので、この点に関しては優秀な受講生というわけだ。
苦手な分野は「地域社会」と『健康」、まあ、見たままということだろうか。(笑)

ところで、リアイア後の「ビジョン」をいかに持つかということだが、まず、「将来のイメージは明るいですか?」ということに対して、○が付くようにするためには、現役時代から本業以外に打ち込めるものを持つことが重要であると私は確信している。

それは、趣味に打ち込むことでもいいし、お金の面を充実させたいなら資産運用を始めるとか、小資本でできる副業を始めるなど、とりあえず行動してみることだ。

ここで「何とかなる」とか「その時期が来たら考える」とか言っていると、リタイア後に家族から「濡れ落ち葉」の汚名を着させられることになるので注意した方がいいだろう。

次の「リタイアメント後の具体的なイメージを描いていますか?」「そのイメージを紙などに表記していますか?」「イメージを具体的に目標化できていますか?」の3つについては、私の場合はブログ記事として書いていることだ。

実際、そうすることによって、行動を起こす動機付けになるから不思議なものである。

最後の「リタイアメント後のことを考えるとワクワクしますか?」については、前の4つの設問に○が付けば、自ずと○が付くだろう。

このような感じなのだが、前出のエクセル診断が終わった後で、2013年4月7日付のコラム「自由時間の達人(自遊人)になれば熟年離婚は防げるか」も合わせてお読みいただければ幸いである。

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