「知っているようで意外と知らないお金について大切なこと」セミナーに参加してみた

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Kona's Salonセミナー「知っているようで意外と知らないお金について大切なこと」

去る10月20日、自遊人のもっさんと、彼の相棒であるシェフのあらっきーが主催する「知っているようで意外と知らないお金について大切なこと 第23弾~お金の自分軸発見&目標設定編~」というセミナー+食事会+キャッシュフローゲーム(大人版・子供版)体験のイベントに参加した。

このイベントは、フェイスブックで主催者の友人を募るという形を取っていて、毎月1回か2回のペースでやっているという。
以前は平日の夜にやっていたのだが、最近は週末開催のときもあって、今回ようやく私も参加することができた。

参加者は主催者の2人を除いて総勢13名、私が知っている人は、ワールドインベスターズのメンバーである風太さん、こうさん、アンチャイさん、ジャンク債さんがいたのだが、主催者の意向で初対面の人同士が隣席になるように配慮されていた。

要は、仲間内だけで固まらず、一人で参加した人も早々に打ち解けられるようにとのことだ。
また、これは講演タイプのセミナーではないので、アルコールと軽食を摘まみながらリラックスして話を聞こうというコンセプトだ。

90分のセミナーの内容は、お金持ちになるにはどうしたら良いか、ということだが、年間の不労所得が年間支出を上回るような資産設計をしなさい、というシンプルなもので、年間100万円しか使わないで済めば、不労所得が年間110万円でも「お金持ち」という論理である。

この支出管理の要諦は、租税公課(国税・地方税・社会保険料)がどのくらい課せられているか関心を持つことと、日々の支出が自分にとって将来への投資となるような有意義なものか、単なる冗費に過ぎなかったかを振り返ることだと言う。

私も早期リタイア後は、今のようなお金の使い方をするわけにはいかないので、できることから取りかかろうかと思う。

また、もっさんは、お金を生み出した源泉の貴賎によって、差別をするのをやめるべきだと言う。
どういうことかというと、多くの日本人が持つ、勤労所得は尊く、不労所得は卑しいという考え方をやめない限り、お金持ちにはなれないということだ。

さらに、彼は、宝くじの高額当選者の大半がお金持ちになれないのは、それが一時的な蓄えで終わるからだと言う。
つまり、当選金を原資として、不労所得としてのキャッシュフローを生みだす資産にできないばかりか、逆に多額の維持費がかかるようなもの(負債)を所有してしまうからだと言う。

要は「お金の教育」を受けていない人が、高額の宝くじに当たったところで、お金持ちにはなれないということだ。

そう考えると、日本の政治家や公務員の多くが「お金の教育」を受けていないことは、国民にとっても大きな不幸ということになるだろうか。

つまり、高額の宝くじ当選が、バブル時代の税収増、あるいは増税によってもたらされた予算、と置き換えるとわかりやすいだろう。

宝くじの高額当選者がお金持ちになれない理由は、私も「年末ジャンボ宝くじを買うために並ぶ人たち」というコラムで触れているので、そちらをご覧いただくといいだろう。

セミナーが終わった後は、食事会、そしてアルコールを嗜みながら、皆でキャッシュフローゲーム(cash flow game)を楽しんだ。
これは、「金持ち父さん貧乏父さん」の著者、ロバート・キヨサキ(Robert Kiyosaki)が考案したボードゲームで、遊びながら投資や財務について深く学ぶ事が出来るという優れモノだ。

手慣れた人たちは大人版を、初心者は子供版をやったのだが、すんなりと不動産やビジネスなどの収益資産を得られないとゴールに近づかないのは彼の著書のコンセプト通りだ。

また、多くの人が資産だと思っている持家が、負債でしかないことを体験的に学べるのはサラリーマンにとって良いことだと思う。
そして、ゲームの途中で負債ばかりが増えていくメンバーを見て、私の頭は過去にフラッシュバックしていた。

そう、5年半ほど前に、ジョニーさんこと増成さんが考案したボードゲーム(キャッシュフローゲーム・ジョニー版)をやったとき、ソナタさんが世界恐慌とか金融危機などというアクシデントカードを引きまくっていたことを思い出したからだ。

そういえば、あのときは「第1回ジョニーゲームの会&赤坂オフ」と銘打ったが、第2回ジョニーゲームの会はいつやるのだろうか。(笑)

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