今日、外出先で電車の待ち時間にフェイスブックをチェックしていたら、横浜の山下公園でやっているフィリピン・バリヨ・フィエスタ(Philippine Barrio Fiesta)の会場にいるというコメントを上げている友人がいた。
最近はこういった海外の駐日大使館などが後援しているフェスティバルが多くなってきて、私としては楽しみが増えていいのだが、実際のところは、代々木公園でやっているタイフェスティバルと、赤レンガ倉庫でやっているオクトーバーフェスト以外はあまり行ったことがない。
この2つのイベントにしても最近は会場がごった返して、ゆっくりと楽しめるような感じではないので敬遠していたのだ。
ところが、今日はたまたま会場の近くにいたので、現地に行ってみて、あまり混んでいないようだったら見物してみようと思った。
会場に到着して案内所でパンフレットをもらう。
表紙は英語と日本語が併記されていたが、中身は全部英語だ。
しかもイベントのパンフレットというよりは、内容は商業用の冊子のような感じだ。
「日本語のものはないのですか。」と聞いた私に、スタッフの人は「あいにくと英語のものしかないのです。」と言う。
もしかしたら、このイベントは在日フィリピン人向けなのか、と思った私の勘は、ざっと会場を回ってみると正しいように思えた。
まず、ほかのイベントに比べると、飲食のブースが少なく、海外送金や携帯電話、現地のコンドミニアムといったブースが多かった。
そういったところにはフィリピン人が溢れ、日本人は数少ない飲食などのブースにいた。
現地のコンドミニアムのブースも、高級そうなところは日本(外国)人向けに思えたが、それ以外のところは看板もスタッフとの会話もほとんど英語で、ブースの外でPhinma Properties(日本の連絡先:有限会社ヒューマネクス)の物件のチラシを配っていた日本人に聞くと、「一旗あげた在日フィリピン人に対する物件のセールスなんです。場所はマニラなのですが、日本人向けの物件もありますよ。ただ今のところは車がないと不便なのがネックですね。」と言う。
「従って、そういったところは価格帯が100万ペソ(約230万円)からと、日本人にとっては気軽に買える物件となっている。」と彼は説明した。
一方、日本人のロングステイヤーに人気のセブ島の物件は扱っていないのか、と聞くと、この会場の中に出店しているブースではあまり扱っていないように思う、と言う。
それにリゾート地なので、マニラに比べるとはるかに高額な物件となり、500万ペソ(約1,150万円)程度はすると言っていた。
事実、先ほどの日本人が高級物件を扱っていると言ったテザラ(Teszara)、ここのスタッフもブースでの紹介はマニラの物件と言った。
もう少し時間を取って相談すると、セブについても詳しい情報が入手できたような気もするが、今日のところは短時間の滞在だったので、一通り話を聞いただけで退散することにした。
もっとも、フィリピンはタイと違ってわずか2回しか行っていないので、仮にロングステイするとしても、私としてはコンドミニアムをいきなり買うことはない。
どちらかというと、今の時点では、観光のブースでもらった「フィリピン英語留学案内」の方が私にとって有用な情報だった。
数年後に控えた早期リタイアの後に、海外ロングステイする、あるいは世界一周旅行をするにしても、今の自己流の旅行英会話のままよりは、少し腰を落ち着けて英語を学んでみようかと思うからだ。
まあ、先のことはどうなるかわからないけどね。
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