香港・マカオ旅行に便利な「3香港」のデータ定額プリペイドSIMカード

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3 Shop, Departure Hall, Terminal 1, Hong Kong International Airport
2013年2月の台湾旅行以降、iPhone 3GSを海外旅行に持参するようになって、すっかりと使う機会の減ったデュアルSIMのNokia C1-00、ここに挿していた3香港の2G International Roaming Rechargeable SIM Cardの有効期限(180日)が今年の4月で切れた。

もちろん、オンラインでリチャージをしていれば、さらに有効期間を延長することができたのだが、あえて切れるがままに任せた。
そして、6月の台湾・香港・マカオ旅行のときは、香港の滞在時間が短いこともあったし、このときは年内に香港へ再訪するかどうかわからなかったので、あえて現地のSIMカードを買わなかった。

ところが、7月にバンコクでiPhone 4に買い換えた(2013年7月16日-水没のiPhone 3GSに代えてiPhone 4をバンコクで購入)後に見つけたのが、BIRD氏の「香港”3″のプリペイドSIMを使いつくす更にお得な日本人的利用法」と、山根康宏氏の「香港小旅行に便利、香港も中国もデータ定額できるプリペイドSIMはコレ」というブログ記事だった。

iOSをアップデートできなかった中古のiPhone 3GSと違って、新品のiPhone 4には当然ながら様々なアプリもインストールできたため、8月の台湾旅行では、今までの旅行のときよりもホテル外でのiPhoneの使用頻度が上がっていた。

その中で急遽行くことにした9月の香港・マカオ旅行、彼らのブログ記事と同じようなことを実践するには格好の舞台が整った。

3G Int'l Roaming Rechargeable SIM Card

そして、旅行当日、香港国際空港(Hong Kong International Airport)に着いた私は、午後11時までやっている第一ターミナルの出発ロビー階の3ショップ(3 Shop, Departure Hall, Terminal 1, HKIA)に行き、持参したiPhone 4を差し出してSIMカード(3G International Roaming Rechargeable SIM Card)を購入した。

値段は98香港ドル(約1,300円)と198香港ドル(約2,600円)のものがあり、香港にしか滞在しないなら、データ通信料金は、毎日23時59分を境(Cut-off time)にして、日額28香港ドル(約370円)しかかからないので、前者のSIMカードで3日間は大丈夫であろう。

実のところ、私はこのショップが空港の出発ロビーにあることをBIRD氏の記事を見るまで知らなかった。
一般的に、空港の携帯ショップは到着ロビーにもあると思うのだが、ここは香港人が外国に行くときの便宜を図るようになっているのかもしれない。

SMS Message from 3 Hong Kong

ここで、香港以外にマカオや深圳(Shenzhen)、珠海(Zhuhai)へ行く予定がある場合は、後者のSIMを買うと同時に、香港域外ローミング定額(Data Roaming Daily Pass)を申し込んでおく必要がある。

これを申し込んでアクティベートが済むと、写真のようなSMSメッセージ(クリックすると画像が拡大する)が来るので必ず確認しよう。
もちろん香港域外ローミングをしておけば、マカオなどに行っても、香港にいるとき同様に通話もできるので、香港からの日帰り旅行のときなどは現地で新たなSIMを買う必要はない。

モバイル機器の操作に詳しくない人は、オフィシャルショップでSIMを買った方が、こうしたアクティベートもやってくれるのでいいと思う。
気になる料金は日額98香港ドル(約1,300円)、こちらも香港時間の23時59分を過ぎると、さらに1日分カウントされるので、場合によっては、日付が変わる前にiPhoneの設定メニューからモバイルデータ通信をオフにする必要がある。

ちなみに、マカオ(3 Macau)と中国(China Unicom)以外のエリアは日額168香港ドル(約2,200円)となり、日本の携帯会社の国際ローミング料金(ソフトバンク/海外パケットし放題 AU/海外ダブル定額 NTT Docomo/海外パケ・ホーダイのいずれもデータ通信量に応じて、日額1,980円もしくは2,980円)よりも高額になることもある。

とりあえず、3香港のSIMに関しては、オンラインでもリチャージ(Online Payment:Check DigitはSIMをアクティベートした時点、あるいは残高照会をしたときにSMSで送られてくる)ができ、その時点から180日有効期間が延長できるので、香港へ頻繁に行く人は定期的にリチャージしておくと同一番号が維持できていいだろう。

こうなると、私にとってますますHello SIM(グローバルSIMカード)は海外旅行時に役に立つのか、ということになるが、いかがだろうか。

なお、最近になって香港で売り出されたDiscover Hong Kong Tourist SIM Cardについては、山根康宏氏の「Wi-Fiと通話無料の香港観光客向けプリペイドSIMがPCCWから」をご覧になるといいだろう。

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