2007年8月12日に「幻となったニューヨ-ク行き」というコラムを書いてから丸3年、今度はアメリカ経済の中心地、ニューヨークへの旅が実現する運びとなった。
時期は来年1月、何で厳冬期にわざわざと言うだろうが、これには理由がある。
もちろん、私が行くのはニューヨークだけではない。
今から約2ヶ月前、私は来月の欧州旅行の帰国便、要するに香港から日本へ行くフライトをどれにするか散々悩んでいた。
初の海外発券、通であるとんびさんによれば、日本人の3大海外旅行シーズン(ゴールデンウイーク、お盆、年末年始)にこそ威力を発揮する、とのことだったので、年末年始の渡航を絡めて、日本航空の「香港発成田経由(ストップオーバー)ロサンゼルス行き(10,200香港ドル+TAX)」、大韓航空の「香港発ソウル経由(ストップオーバー)ロサンゼルス行き(5,050香港ドル+TAX)」と「ソウル発成田行き(58万ウォン+TAX):2往復」の組み合わせにするか、単純にチャイナエアラインの「香港発台北経由成田行き(6,210香港ドル+TAX)」にするか、香港発券で1年有効のチケットが取れるものということで選ぶと、選択肢は3つに1つであった。
これら3つの選択肢を何度もシミュレートして検討したが、トータルすると驚くほど安くなるという感じでもなかった。
私の行き先がロサンゼルスやサンフランシスコではなく、メキシコにしたからということもあった。
結局、ロサンゼルスからメキシコまではチケットを別に取らないといけないし、年末年始はアメリカ人観光客が避寒のために中年米へ行くということもあって、それほど安いチケットがあるわけでもなかったからだ。
それに、9月に欧州に行くというのに年末年始にメキシコに行こうという私は単なるバカでしかなかったかもしれない。
しかし、私はデルタ航空のメダリオンラインに直接電話して、成田からメキシコシティまでの往復がいくらか聞いてみた。
せっかくスカイマイルのゴールドメダリオンのステータスがあるのに、大韓航空で1年有効の予約クラス(QとS)ではマイルが加算されないのが不満だったからだ。
年末年始の成田発のチケットで、それほど安いものがあるとは思えなかったが、ものは試しであった。
聞くと意外な答えが返ってきた。
「お帰りはニューヨーク経由の便がございますが、どうされますか?」
日本からメキシコへ往復するのにロサンゼルスやアトランタ経由でなく、帰りだけはニューヨークへ寄れというのだ。
もちろんストップオーバー可能とのこと。
これは行けと言っているのだろうな、と私は思った。
ちなみに、チケット代金は燃油サーチャージ込みで18万弱、発券期限が12月4日という条件だったので、予約をすることにした。
かくして私は意外なところからニューヨーク行きが実現することになった。
問題はホテルだ。
確か3年前、世界経済が最高潮だったとき、マンハッタンで泊まろうとすると、1泊300ドルもするとあって、それも理由の一つでやめたのだ。
しかし、今回も3泊することになる。
とりあえず「海外ホテル予約のホテルクラブ」で安いところを探してみるか。
それとアメリカ渡航(乗り継ぎ含む)に必要なESTA(電子渡航認証システム)は9月8日申請分から14ドルかかるとのことだ。(在日米国大使館ビザサービス)
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