40代でのメジャーリーガーを目指していた野茂投手がその直前で現役引退を決意したとスポーツ各紙で報じられた。(2008年7月17日 スポニチ-野茂引退決意“プロ選手として限界…”)
日米通算200勝を達成したのが2005年6月15日のこと、それから3年間で1勝しかできなかったのでは引退もやむなしといったところか。
200勝を達成したとき、野茂投手は「まだ15年しかやってませんし、(オリックス)吉井さんや(巨人)工藤さん、米国でやっている人ももっと長く野球をやっているので、僕はそれを目指している。」と、40代まで現役続行を示唆していたが、それも叶わぬ夢となってしまったようだ。
ところで、メジャーリーグへのパイオニアとして13年間の軌跡を残した野茂だが、彼がメジャーへ挑戦したときは茨の道であった。
今でこそ彼を賞賛する日本のメディアも当時は不祥事を起こした選手のような扱いをしたものだ。
その逆境を乗り越え、メジャーで1年目からオールスターゲーム出場という栄誉に浴し、2度のノーヒットノーラン(no hitter)を達成し、現在の日本人メジャーリーガーの活躍に道を拓いた彼に私は惜しみない拍手を送りたい。
ごくろうさま野茂投手。今までありがとう。
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コメント
本当にご苦労様ですね。
これからどうするのかな?
指導者になるんだろうか?
いずれにしても彼の素晴らしい精神力は見習いたいものです。
こんにちは、私はプロの指導者よりアマのボランティアの方が彼には似合うような気がします。元阪神の吉田監督みたいに