ムハンマドの風刺画

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ドバイ

何やら西欧諸国は、イスラム教の預言者ムハンマド(マホメット)をテロリスト扱いした風刺画(Mohammed cartoons)を新聞に載せたことで、アラブ諸国の反発を買い、てんやわんやらしい。

そういうことをやれば、イスラム教徒が暴動起こしたり、場合によってはテロを起こしたりすることがわかっているのだから、いい加減にくだらないことで喧嘩を売るのをやめればいいのに、どうも白人というのも頭が悪いやつが多いらしい。
それとも株式相場が下げるといいことでもあるのか?

さて、何でこんなものを載せたかというと、友達がメールを送ってきて、きみは「カルロス」なんだから欧州の新聞に載ったムハンマドの風刺画がどこで見られるか知らない?とか訳のわからんことを言ってきたので、全くこんなことに興味のなかった私も風刺画を見たくなって調べてみたのだ。

それで、この風刺画を最初に掲載したのはデンマークのユランズ・ポステン(Jyllands-Posten)紙で昨年9月に掲載、それを最近になって西欧各国の新聞が転載したようだ。

例えばドイツのウェルト(Die Welt)は2月1日に風刺画を1面に載せて、「西洋では風刺が許されており、神を冒とくする権利もある。民主主義とは言論の自由を具体化したものだ。(“Democracy is the institutionalised form of freedom of expression. There is no right to protection from satire in the west; there is a right to blasphemy.”)」と主張したらしい。

ところで、「神を冒とくする権利」って何だい?
いくら言論の自由だとはいえ、何か履き違えているのじゃないか。
こんなこと言っているとますます欧米対アラブの対立は激化するんじゃないのか。
それともドイツの保守派はそれを望んでいるのか。

ワールドカップの会場がミュンヘン五輪の会場のようにならないといいのだけれどね。
それにしても、この風刺画(Mohammed cartoons)、そんなに怒るようなものなのかね~
まあ、どっちもどっちという感じがしないでもないが・・・

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