私は2004年7月4日の「アンナ・クルニコワのライバル登場」でマリア・シャラポワ(Maria Sharapova)のことを取り上げた。
それから約半年後、彼女の人気と実力は予想を上回るスピードで世界中の男を虜にしているようだ。
昨日のTBSの番組、「ブロードキャスター」でも特集のトップが「年収15億!?美しき妖精シャラポワ17歳伝説」というものだった。
それによると、東レ・パンパシフィック・オープンは平日の開催にもかかわらず、彼女の試合があるだけで客席が埋まり、隣の韓国ではもっと露骨に彼女の試合が終ると同時に客席はガラガラになるという。
同じロシアの妖精、アンナ・クルニコワ(Anna Kournikova)はテニスの実力は今一つ(といっても一時は世界で20位以内にランクインしていたのだから大したもの)だったが、ダウンロードされる写真の枚数、ファンサイトの数は世界でダントツ、モデルや雑誌の収入は軽く億単位に達する人気ぶりだった。(「私を超えられる?セクシー・リッチ・そして世界15位」)
おそらくシャラポワはそんな彼女をも上回る可能性を十分に秘めている。
「天は二物を与えない」とはよく言われているが、彼女たちを見ると世の中はつくづく不公平にできていることを実感させられるような気がする。
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シャラポワ、東レ・テニス初優勝 (2005.2.6 スポニチ)
女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン最終日は6日、東京体育館で行われ、シングルス決勝で第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova/ロシア)が、3連覇を狙った第1シードのリンゼイ・ダベンポート(Lindsay Davenport/米国)に6-1、3-6、7-6で競り勝ち初優勝、賞金189,000ドル(約2000万円)を獲得した。
大会人気を集めたシャラポワは今季初優勝で、ツアー通算8勝目。
7日に発表される世界ランキングでは、4位から自己最高の3位に上がる。
シャラポワは世界ランク1位のダベンポートのサーブに苦しんだが、最終セットのタイブレークを7-5で制した。*************************
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