Sharp Zaurus SL-C3000

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投資のイメージ

昨日、柄にもない「偽善者」ぶりを発揮したおかげで、今日はお天道様がお怒りになったようだ。
関東地方は昼前から雪が降り始め、この分でいくと明日の元旦は一面の銀世界となっていることだろう。


予定通り、朝酒を飲んで過ごす自堕落な寝正月となるに違いない。

幸いにして師走の風物詩である「大掃除」はクリスマスにはあらかた終っていたので、年の瀬にバタバタすることはなかったが、せっかく年末年始休暇に入ったのに天気は今一つのようだ。

今日と明日は「家に閉じこもる」ことを決めた私は、昨日買ってきたシャープのZaurus SL-C3000をいじって遊ぶことにした。

このPDA(Personal Digital Assistant=携帯情報端末)を買うことにしたのは、4GBのハードディスクが内臓されていること、デジタルカメラ(Nikon Coolpix 3100)のメモリカードであるコンパクトフラッシュカード(SDメモリカードも可)から画像が読み込めること、そしてパソコンと同じようにブラウザが内臓されているのでインターネットに接続できるからだ。

つまり、海外旅行先でデジカメを盗まれたりした場合に、撮った写真のバックアップが簡単にできることが一番大きな利点だ。
デジカメは確かに便利だが、それをなくした場合は、以前のフィルムを装填するカメラと違って「記録」もすべて失う可能性が高いからだ。

双方を一瞬にして失う可能性がないとは言えないが、観光に出るときにPDAまで持ち出すことはしないし、もはやセーフティボックスすらないような安ホテルに泊まるような旅行はしないと思ったからだ。

それに今は英単語がわからなかったときのために電子辞書(Seiko IC Dictionary SR8000)を持って行っているが、これは気休めにもならず、単なる荷物と化している。

いつもバカなものを持って行っていると思いながらついつい持って行ってしまうのだ。
これについてもPDA端末には辞書が収録されているので、もともと「気休め」に過ぎないものだけに何の問題もなさそうだ。

あとは通信費が安く抑えられればいいだけだ。
それと海外のホテルでネットにアクセスすることはできるのだろうか?
これだけクリアできれば何の問題もなくなる。
でも、こんなことをやってるとますます時間がなくなってくるな。(笑)

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昨日が大納会だった日本市場だったが、年内最後の取引はいかがであっただろうか?
とりあえず、12月末株式分割銘柄をすべて見てみたいと思う。
「損益」は「分割権利落ち」した12月27日の「寄り付き」で、最低投資単位の株を買った場合の12月30日終了時点の評価で、売買手数料は考慮しない。

また、楽天(4755)とソフトブレーン(4779)は12月27日の売買はほとんど成立していない(ストップ高買い気配)ため、翌日の値を掲載している。
なお、最後の船井総合研究所(9757)については、今後は大阪証券取引所でなく、東京証券取引所(2004.12.14上場)が取引の中心となると思われるため、東証2部のデータを掲載した。

会社名 コード 分割比率 12/24の私見 12/27の始値 12/30の終値 損益(円)
雪国まいたけ 1378 1:1.3 様子見 568 562 -600
システムプロ 2317 1:3 108,000 105,000 -3,000
アルテ 2406 1:2 様子見 163,000 165,000 +2,000
YKT 2693 1:1.1 中期投資継続 374 360 -1,400
九九プラス 3338 1:4 対抗 699,000 767,000 +68,000
チップワンストップ 3343 1:2 様子見 469,000 515,000 +46,000
マクロミル 3730 1:2 344,000 406,000 +62,000
デュオシステムズ 3742 1:2 様子見 372,000 348,000 -24,000
レッグス 4286 1:2 投機 299,000 210,000 -89,000
ケネディクス 4321 1:3 対抗 194,000 190,000 -4,000
ラ・パルレ 4357 1:2 様子見 101,000 99,000 -2,000
楽天 4755 1:10 本命 107,000
(12/28)
117,000 +10,000
ソフトブレーン 4779 1:5 対抗 195,000
(12/28)
178,000 -17,000
スミダコーポレーション 6817 1:1.1 中期投資継続 2,705 2,645 -6,000
ミヤチテクノス 6885 1:1.2 中期投資継続 1,737 1,750 +1,300
ヤマノホールディング 7571 1:2 610 749 +13,900
シークス 7613 1:2 985 990 +500
フォー・ユー 7641 1:3 対抗 171,000 163,000 -8,000
スターツ出版 7849 1:2 対抗 325,000 340,000 +15,000
穴吹興産 8928 1:2 様子見 530 520 -10,000
船井財産コンサルタンツ 8929 1:3 様子見 1,130,000 1,100,000 -30,000
イチネン 9619 1:2 様子見 460 450 -5,000
船井総合研究所 9757 1:2 様子見 1,001 1,055 +5,400

いかがだろうか?
私にとって意外だったのは、チップワンストップ(3343)の急騰だ。

チップワンストップは、2004年のIPO人気に便乗して急騰し、10月21日には一時198万円(分割修正後99万円)の最高値を付けたが、その後下落に転じ、12月10日(金)に平成16年分の業績予想を下方修正したことによって、株価がつるべ落としになっていたので、当然のことながら投資対象とできなかったからだ。
もはや「投機」に決算や業績は関係ないということか。

また、今回の値動きを詳細に見ると、上昇銘柄であっても12月27日の「寄り付き」で買った場合は、あまり成績がよくない。
詳細の分析は各自でしてもらうとして、今後、と言っても「分割銘柄のマジック」については投機的であると苦言を呈する向きもあるだけにいつまで続くかわからないが、「慌てる乞食は貰いが少ない」という傾向にあることだけは留意した方がいいだろう。

一方、楽天(4755)とソフトブレーン(4779)については、実質的に29日(水)にようやっと買えたと思ったら、いきなりの下落でがっかりしている向きも多いだろう。
実は私もそうだ。ただ、後者の銘柄は買ってないが・・・

しかしながら、11月分割銘柄の日本エンタープライズ(4829)と、プレステージ・インターナショナル(4290)に生き写しのような値動きに私は驚いている。
もし、今後も似たような状況になるなら1月4日から7日にかけて上昇する可能性が高い。
とりあえず、慌てず騒がず、でも所詮「カジノゲーム」と同じであることを忘れるな!ということであろうか。

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楽天がストップ(S)高、投機的な仕組みに疑問の声も (2004.12.27 ラジオNIKKEI)

27日のジャスダック市場では、楽天がストップ高に買われ、なお大量の買い注文を残して取引を終えた。
実質で上場来高値更新。
今月末割当てで1対10(1株を10株)の株式分割を実施するが、この日権利落ちとなったことが人気の背景となっている。

同社株式の前週末の時価総額はざっと1兆円。
1株を保有している株主が残りの9株を実際に受け取る日(効力発生日)は2月21日となっている。
この間、市場に流通しているのは1,000億円分で、残り9,000億円分は2ヶ月余りに渡って市場に出回らないという「テクニカル的な需給ひっ迫状態」になっている。

この特殊期間を狙って、値ざやを稼ごうとする動きが顕在化している格好だが、同社株に限らず、大幅分割銘柄では繰り返し同様の動きが出ている。
分割によって値ごろ感が出て買いやすい面もあるが、権利落ち急騰し、効力発生日接近に伴い大幅安となるのが通例で、投機的な動きが大半であることを裏付けている。

こうした動きについて、市場では「(大幅分割実施での)一時的な需給ギャップで株価が乱高下することが繰り返されているが、取引所や当局には権利落ち日から即座に新株を流通させる仕組み作りが求められている。
投資家を惑わせるような状況を放置すべきではない」(外資系証券)など苦言を呈する声も増加している。
時価総額でトップ銘柄の大幅分割だけに影響を懸念する向きも多いようだ。

株券が一時的に「なくなる」という空白期間の存在が問題で、この是正を求める声は以前からあった。
これを解決する手段として、期待されるのが株券不発行(電子化)制度。

日本では2009年6月8日を期限に上場企業などの株券が電子化され、株券の発行がなくなることが決まっている。
電子化されれば権利落ち当日から分割株式を流通させることが理論的には可能だ。

現行制度では分割株券は効力発生日まで信用取引の担保に入れられないが、電子化されればこの問題も解決させることが容易になる。
しかし、2009年では遅すぎるとの指摘もある。
「1対100などの株式分割を実施するような企業の中には、意図的に株価の上昇を狙っていると疑われるところもある」(準大手証券)ためだ。

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相変わらず、相手方の言い分をそのまま流しているだけという感じだね。
こういう取材現場にいるなら、「なぜ今後の分割後の新株はすべて電子化するようできないのか?」と質問する奴はいないものなのかね?

それで何の問題もなかろうが・・・それと2009年6月かい?
私の予想では、団塊世代の公務員の大量退職による財源確保と、小渕の呪い(1998年から1999年にかけて借金王と称して故小渕政権が乱発した10年債の借り換え時期)に当たって、国債市場は暴落し、日本株式市場は2001年から2002年のときと同じように奈落の底に落ちている時期だ。

そんなときに「株式分割」できるような優良企業があるなら投資してみたいものだ。

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