2003年6月15日付のコラム「野球界に残るAncien Regime (アンシャン・レジーム)」で私は「旧体制側の老人の憩いの場としか機能してない高校野球連盟などもはや必要ない。」と言い放った。
それから1年、巨人のオーナーの渡辺某とともに逝ね!と私は言いたい。
下の記事を読んだ人全員に言うが、こういうものを読んでまともに受け止める人ははっきり言って旧体制側の信奉者(泥棒国家の受益者)か何も考えられない愚か者のどちらかだ。
泥棒国家の受益者でない一般の人が、こういう記事を自分なりの解釈を持って読めなければ、間違いなく貴方は泥棒の餌食になリ下がるとまで私は断言したい。
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神か悪魔か・・・高校球児に「ハッスルポーズ」禁止令 (2004.7.27 夕刊フジ)
「ハッスルポーズ」といえば、球界では今や清原の代名詞。巨人ファンの間でもすっかり定着し、予選真っ盛りの高校球児の間でも見られるようになった。が、高等学校野球連盟(高野連)関係者からは「待った」の声がかかった。
「ガッツポーズについての規制はないですが、本塁打を打ったときに、グラウンドを1周する間、ずっと拳を上げたままだとか、応援席に手を振り続けるなど、目に余る行為には、さすがに注意をするようにしています」(高野連広報)
教育の一環でプレーする高校球児たちにとって派手なパフォーマンスは不必要。本塁打を放って戻ってきたベンチ前で、「ハッスル、ハッスル」はもってのほかというわけだ。
「プロの影響?それは大きいですよ。皮手袋の使用。ヒジ当て、スネ当てといったプロテクターは昔はなかったもの。髪の毛にしたって、今は、ロン毛に茶髪なんて普通に見られるようになった。これまでは球児といえば、丸刈りが当たり前だったのに」(同)
今でも巨人は、高校球児が最もあこがれる球団。球界の番長として、Gナインのみならず、他球団の選手からも絶大な支持を受ける清原は、高校球児にとって神のような存在。影響を受けない方がおかしい。
「清原?茶髪やら、番長やら、今の子はすぐにマネをする。でもあれはあくまでプロの世界でのこと。球児たちはアマということをしっかり認識してスポーツマンシップに則ったプレーをしてもらいたい。(ハッスルポーズには)こちらとしては、注意をするぐらいで、規制はない。甲子園に出てくるようなチームにはそんな選手はいないと思いますけど・・・」。高野連の心配は尽きない。
どうしても、ハッスルポーズがしたければ、グラウンドではなく、宿舎でするしかない。
■「ハッスルポーズ」プロレスラーの小川直也氏と橋本真也氏が考案者。仁王立ちして、拳を握って肘を90度に曲げ、応援団のような体勢を取る。「ハッスル」と言いながら、その腕を勢いよく背後へ引くと同時に腰を突き出す。戻す。繰り返す。
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それでは私的解釈をもって上の記事を読んでみたい。
- 「ハッスルポーズ」というのを巨人の清原が盛んにやってるようだが、高野連としては「あんな奴」のマネをする奴は許さん。
- ガッツポーズをして1人だけ目立とうなんていう行為もあるまじき行為だ。「全員が等しくあれ」という教育理念に反する。
- 日本の教育は「感情を持たない没個性な産業界のロボットを育成する」のが目的だから喜怒哀楽の表現などもってのほかだ。
- プロ野球の影響が大きいのは嘆かわしいことだ。高野連としては坊主刈りの頭以外は気に入らない。たかが高校生の分際でオシャレとか考えるのは10年早い!
- 清原のマネをするのは断じて許さん。ハッスルポーズをする選手のいる学校は(審判に不正な圧力をかけても)甲子園には出場させない。
- どうしてもハッスルポーズがしたければ野球をやめろ!私たちは従順な羊でない(協調性がない)奴が嫌いだ。
ざっとこんなものだ。
簡単なことだと思う。
こういう訓練を繰り返せばもっと難しい政治・経済記事も裏読みをして、役所の広報紙(大マスコミの新聞)からでも本音を推測することができるようになれるだろう。
一人でも多くの人が「泥棒国家」の管理者どもに鉄槌を下せる人になろう。
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