去る3月12日、私は山中温泉への旅路の帰り、宿泊先の名古屋から帰途についていた。
そこで乗った列車が、名古屋発8時6分の「のぞみ208号」だったこともあって、落ち着いて川合式デイトレードに勤しむことができた。
居合抜き1分トレード
3月12日は、11日の日経平均先物夜間取引の終値が、38,180円と前日比350円安と、大幅にマイナスになったことに対し、3月11日の米国市場は、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、38,769.66ドルと8日の終値に比べて46.97ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、16,019.27ポイントと8日の終値に比べて65.84ポイント安となり、日本市場は方向感のない展開が予想された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
なお、2024年3月18日からは新興市場銘柄も「居合抜き1分トレード」の候補として抽出されるように改定された。
三井E&S~居合抜き、そして途中参戦で複数回空売り
「居合抜きツール」の常設銘柄の一つである三井E&S(コード:7003)、株価が千円~2千円台ということで値動きが軽いので、私はこの銘柄を時折トレードしている。
12日は日本市場がどう動くかわからない状態だったのだが、この銘柄の気配値は売りを示唆していたので、まずは寄り付きで200株の空売りを仕掛けてみた。
これが首尾よく成功すると、気を良くした私は続けて売りを続行してみた。
結果は2勝1敗、この日の日本市場が上がる中、売りで勝てたというのは読みが当たっていたと言うべきか。
新興市場株のトレード
3月12日の東証グロース250指数の値動きは、寄り付きから概ね上昇トレンドを描いていたので、こういったときは「急騰傍受ツール(買い推奨)」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
名村造船所~Viva! トルネード1%ツール
「急騰傍受ツール(買い推奨)」に目線を移して・・・とか書いているクセに、私が注目したのは「トルネード1%ツール(空売り推奨}」だった。
おそらくは、「居合抜き1分トレード」で空売りが功を奏したことで、この日は売りの方が良さげという勘が働いたのかもしれない。
結果論から言えば、名村造船所(コード:7014)に関して、「トルネード1%ツール(空売り推奨}」でシグナル4が出た9時40分は、売りを仕掛けるには絶好のタイミングだった。
これほどうまく嵌るのは珍しい。(笑)
おかげで私はクリニックへの移動の最中に利確をすることができ、この日のポジションを閉じることができた。
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