2024年の初詣は、茨城県にある大洗磯前神社に行くことにした。
夏場に行くなら「大洗磯前神社でみそぎをやってきた」などということもできるのだが、初詣の時期は本殿への参拝ついでに洋上にある神磯の鳥居を拝みに行くのがいい。
ランチを取るなら季節柄あんこう鍋が美味しそうだが、果たして正月3が日で開いている店はあるだろうか。
今年は、年初から能登半島地震やら日航機と海保機の衝突事故など、不幸な事故に見舞われた方も多い中、幸いにして、私は無事に水戸へ向かって旅立つことができた。
1月3日は、年末年始休暇の最終日に当たっている人も多いので、往路の電車内はガラガラで快適な移動をすることができた。
大洗磯前神社へ行くには、水戸から神社へ直行できる茨城交通のバス(50系統)で行くのが便利なのだが、この日は鹿島臨海鉄道の大洗駅から無料のシャトルバスがあったので、それを使って行くことにした。
路線バスと無料シャトルバスの違いは、神社の下のバス停に着くか、上の駐車場まで運んでくれるかの違いなのだが、本殿の前は長蛇の列で、階段を一旦下に下りて、また上ってくるという酔狂な真似はとてもできなかったので、空いてくるまで祈祷をしてもらうことにした。
階段の上では若者たちが「神磯の鳥居はどこで見られるのか」と言っていたので、「鳥居を潜った道路の向こう側に海岸があるので、そこから見られますよ」と言ってあげたら、えええ~みたいな顔をしていた。
そりゃそうだろう。
上の駐車場に車を止めていたら、階段を一旦下りて、また上って来ないといけないのだから・・・
私も今回は、洋上の鳥居は見ずに、そのまま帰ることにした。
いつもなら祈祷は「病気平癒」でお願いするのだが、今年は還暦を迎えることもあって「還暦祝」ということでやってもらうことにした。
おそらく、今年は誕生日を迎えるまではこうなるだろうな。(笑)
そして、ランチを取ろうと大洗駅への無料シャトルバスに乗り込んだのだが、これが失敗だった。
駅の観光案内所で「あんこう鍋がどこで食べられるか」と聞くと、正月3が日は、神社の近くにある店はやっているのだが、駅に近い方のお店は休業しているとのこと、わざわざ戻って来ることはなかったのだ。
仕方がないので、水戸駅の構内にあったレストランで食事をし、東京方面行きの特急に乗り込んだ。
往路とは違って、復路はモロに帰省ラッシュの中に巻き込まれるので、思った列車の指定席は空いていなかった。
それでも辛うじて一席だけ空いていたという指定席をゲットできた私は、夕食前には横浜まで帰ってくることができた。
ランチがありきたりなものだったので、夕食はリッチに上寿司を・・・
正月だから贅沢もいいかなと思いつつ、今年は「2024年配当生活事始め」にしなくては、という思いを強くしたのだった。
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