去る6月7日は、「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」の門下生を対象に行われる実況中継の日だった。
それが終わった後で、2か月に1回の恒例行事、高円寺での散髪、そして、荒木夫妻がやっている「築地ワインスタンド88」に寄って、軽く昼飲みをして帰宅することにした。
居合抜き1分トレード
6月7日は、6日の日経平均先物夜間取引の終値が、32,630円と前日比210円高と、大幅なプラスで終わったのに加え、6月6日の米国市場も、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、33,573.28ドルと5日の終値に比べて10.42ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、13,276.42ポイントと5日の終値に比べて46.99ポイント高となり、日本市場も上昇することが予想された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
住友不動産~手堅く0.5%利確
川合さんは、7日の日経平均株価に関して、寄り天のリスクがあることを示唆していた。
私はそれでも上昇する期待を持っていたのだが、川合さんの言葉も気にかかったので、買建をしたものでも手堅く0.5%の利確ラインで決済しようと思っていた。
そして、買建した銘柄は住友不動産(コード:8830)、「居合抜きツール」の形状が良かったので、寄り付きから上昇して、首尾よく0.5%利確ラインには達することができたようだ。
もし、いつものように1%狙いでやっていたら、反落して損切の憂き目にあっていただけに判断は的確だったと言えようか。
新興市場株のトレード
6月7日の東証マザーズ指数は、寄り付きから10時頃までは下落トレンドだったので、「トルネード1%ツール(空売り推奨)」の方を見た方が良いと思えた。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
キャンバス~危なげなく2%利確
9時14分に「急騰傍受ツール(買い推奨)」でキャンバス(コード:4575)のシグナルが出たとき、株価が1,408円、前日出来高比29.44倍、前日5MA比5.2%と、買いでいくには理想的だった。
チャートを見る限り、私が買いを入れたタイミングも良かったのだろう。
ほぼ、シグナルが出たときと同じに買建をして、利確ラインを2%(1,436円)に設定、首尾よく利確することができた。
アドバンスト・メディア~急騰あざ笑い銘柄ではなかった
10時4分に「急騰傍受ツール(買い推奨)」でアドバンスト・メディア(コード:3773)のシグナルが出たとき、株価が1,860円、前日出来高比4.63倍、前日5MA比6.7%となっており、チャートの形状を見る限り、私はあざ笑い銘柄(シグナルが出た方向と逆にいくもの)ではないかと疑った。
しかしながら、7日に関して言えば、結果的に、底値お知らせシグナルだったわけで、この日の底値(1,831円)から反転上昇し始めたところで、成り行き決済したのが正解だったと言えよう。
底値お知らせツールを活用したトレード
いよいよここからが「底値お知らせツール」(短期安値圏からの反転の兆し)を使ったトレードになる。
イーディーピー(EDP)~居合抜き1分トレードの要領でやってみたら
「底値お知らせツール」で、イーディーピー(EDP)(コード:7794)のシグナルが出たのは6月5日のことだ。
昨日(6月6日)の「川合式デイトレ、底値お知らせツール銘柄で奇跡の逆転」の主役を張ったのが、この銘柄なのだが、私は、二匹目のドジョウを狙って、「居合抜き1分トレード」の要領で寄り付きで成行買いを入れてみた。
結果は、ものの見事に1%利確、チャートの形を見たら、トレーリング注文(逆指値注文を設定しつつ、株価が自分にとって有利な方向に動いた場合は逆指値価格を自動で修正する注文)を入れた方が良かった感じだね。
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