去る6月4日、私は5月に行った「長瀞ラインくだりをやってみた」に引き続いて、秩父鉄道の旅をすることになった。
ただ、今回は三峯神社への参拝と、週末にしか走っていないSLパレオエクスプレス(SL PALEO EXPRESS)に乗ることが目的だった。
西武鉄道の特急「ちちぶ7号(ラビュー)」で秩父へ
今回は、秩父鉄道のSLのチケットを三峰口から熊谷までの区間で取ったので、往路は池袋発8時30分の特急「ちちぶ7号」(ラビュー)に乗って行くことにした。
横浜からだと週末は、東急東横線から直行するS-TRAIN(横浜 7:54-10:05 西武秩父)があるのだが、三峯神社へ行くバスに乗り換えができないので、池袋で乗り換えることにしたのだ。
西武秩父からは三峰口へ直行する列車(西武秩父 9:57-10:17 三峰口)に乗り換え、三峰口でさらに西武バス(三峰口 10:25-11:20)に乗り換えて三峯神社を目指すのだ。
ただ、このバスは西武秩父から直行するもので、日曜日とあって、かなり混んでいたので、始発駅から乗った方が良かったかもしれない。
三峯神社参拝
さて、三峯神社へ向かった私だが、この日は三峰口からSLに乗るために、参拝時間は1時間ほどしかなかった。
要は、三峯神社を12時30分に出るバスに乗らないといけなかったのだ。
普通の神社であれば、初詣の時期でもなければ、参拝時間が1時間もあれば大丈夫なのだが、この日は日曜日とあって、三峯神社へ行く道は終点バス停付近で駐車場渋滞に見舞われた。
ドライバーが終点のバス停に着く前に、乗客に歩くように勧めたため、私もバスを降りたのだが、駐車場までの距離が結構あったのだ。
三峯神社に到着した私は、残りの時間で参拝が可能か測りかねたのだが、歩き始めてさっそくゲゲゲと思うほどのアップダウンに見舞われた。
しかも本殿の前は行列、おおお~12時30分のバスに乗れるのか~と不安で仕方がなかった。
何といっても私は走ることができないからだ。
参拝を終えて、御朱印をもらいに行く。
ここで、待ち時間が生じるようなら列からの離脱もあり得たのだが、ラッキーなことに、書き置きタイプのものだったので、お金を払って受け取るだけだった。
復路は下りだったので、往路ほど時間がかからなかったのだが、それでもバス停に到着したのは出発予定時刻の10分前だった。
もっとも、昼の時間でも駐車場渋滞でバスの到着は遅れたのだが、それはそれで、今度はSLの出発時刻に間に合うか不安だった。
私は思った。
前回の時に三峯神社に来て、今回は長瀞ラインくだりにすれば良かったと・・・
SLパレオエクスプレス(SL PALEO EXPRESS)に乗車
三峰口でバスを下車した私は、さっそくインターネットで予約済みの指定券を窓口で引き換える。
秩父鉄道の障害者割引は、身体障害者手帳などの提示で、距離に関係なく半額になるので、そこは子供用の運賃で切符を買うように指示された。(前回のときは知らなくてそのまま乗った)
そして、窓口で昼食の車内販売がないと聞いた私は、駅前の立ち食い蕎麦屋で昼食を取る。
今回の旅は分秒を争う場面が多くて、かなり大変だった。
駅のホームに入れるのが出発の15分前なので、それまでは改札口で待たされるのだが、多くの人はSLの写真を撮りたいのか、指定券を持っていても行列をなしている。
ようやくホームに入れるようになって、SLの写真を撮っている人がたくさんいるのだが、JRのイベント列車と違って、特別な横断幕があったりすることはない。
私も一通り写真を撮り終わったら指定券で指示された座席に着く。
おお、ボックス席を一人で占領かと思ったら、西武鉄道との乗換駅である御花畑で、親子連れが乗ってきて、一人で座っていたのは、わずか30分ほどだった。
SLの車内では軽食や飲み物が売られるので、それを買うことができるのだが、昼食の足しになるようなものはなかった。
三峰口を出ると長瀞までは停車時間が数分ほどしかないので、ホームへ出て写真を撮る時間はない。
長瀞では6分停車なので、私を含めて数人の鉄ちゃんが写真を撮っていたが、イベント列車でないために特別なことはされないようだ。
長瀞を出発すると、終点の熊谷まで寄居とふかや花園にだけしか停まらない。
寄居では東武東上線に乗り換えられるので、そこから池袋に出ることもできる。
もっとも私は、JRの障害者割引を使った方が得なので、そうするのだけどね。
JRで熊谷から横浜へ
熊谷に着くまでは、このまま湘南新宿ラインで横浜に帰るつもりだったのだが、翌日(6月5日)の天気予報もお出かけ日和になりそうな感じだった。
そこで、私はみどりの窓口で、横浜を経由して翌日も出かけられるチケットに変更することにした。
ちょうど自宅に三嶋大社の夏越大祓(なごしのおおはらえ)の案内が来ていたのだ。
翌日も神社めぐりになるが、三島でうなぎでも食べて帰ってくるか。
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