4月19日の川合式デイトレードは、2022年10月18日付の「拝啓ウエストホールディングス様」の再現となるような、さしずめ「拝啓関通様」といった感じで幕を閉じた。
何しろ、これ以外の銘柄のトレードの成果は微益と微損の繰り返しで、損はしていないものの、パッとしない日だな~と思っていた矢先の爆上げだったので、嬉しさもひとしおだった。
居合抜き1分トレード
4月19日は、18日の日経平均先物夜間取引の終値が、28,650円と前日比プラスマイゼロとなったのに対し、米国市場は、18日のNYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、33,976.63ドルと17日の終値に比べて10.55ドル安、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、12,153.41ポイントと17日の終値に比べて4.31ポイント安となり、日本市場も不安定な動きが予想される感じであった。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
Appier Group~危なげなく1%利確
この日にトレードしたAppier Group(コード:4180)は、川合さんの「居合抜きツール」ではお馴染みの銘柄である。
私に言わせれば、常設銘柄にしてもいいのではないかというほど頻出なのだが、この日も危なげなく1%利確となり、無事に撤収することができた。
この銘柄は、私とは比較的相性が良いので、できれば毎日トレードしてもいいかなと思っている。
日本瓦斯~微益で撤収
この日は、日経平均株価が寄り付きから上がるか下がるかどちらにいくか不透明だったので、「居合抜き1分トレード」も買いと売りを組み合わせてやってみた。
そして、Appier Group(コード:4180)は買建したのに対し、日本瓦斯(コード:8174)は売建をすることにした。
結果は、寄り付きから上下動を繰り返して、どちらにいくか不透明な時間が長かったので、利益があるときに成り行き売りを敢行した。
そのまま持っていれば1%利確ラインに達していたのだが、こればかりは何とも・・・
新興市場株のトレード
4月19日の東証マザーズ指数は、寄り付きから上昇する局面はあったものに、前場は総じて下降トレンドだったので、「トルネード1%ツール(空売り推奨)」の方を見た方が良いと思えた。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
Tripla~ほぼ同値撤退
Tripla(コード:5136)は、今をときめくインバウンド関連銘柄のため、川合ツールでも頻出銘柄で、門下生対象の実況中継があるときは、川合さんがかなりの頻度で言及する銘柄の一つだ。
それゆえに、9時16分に「急騰傍受ツール(買い推奨)」でシグナルが出たときは、キタ~という感じで買いを入れることを決断した。
このときの株価が2,820円、前日出来高比が8.89倍、前日5MA比が2.6%と、前日出来高比は二桁なかったものの、買いでいっても大丈夫そうな感じに見えた。
ところが、前場はご覧のとおりで、私もほぼ同値撤退という形で撤収した。
後場にトレードすることができていれば、棒上げでウハウハだったみたいだけどね。
神様、仏様、関通様
9時10分に「急騰傍受ツール(買い推奨)」で、関通(コード:9326)に関してシグナルが出たとき、株価が626円、前日出来高比が9.08倍、前日5MA比が23.0%となっていた。
前日5MA比が20%を超え、下手すれば買ったところが天井となる可能性もあったのだが、あまりの上昇の早さに一か八か飛び乗ることにした。
理由は、低位株で上昇スピードが早い銘柄は、ストップ高近辺まで一気に行くことが多いからだ。
仮に、下がるとしても一旦は650円にはタッチするだろう。
そう思って、623円で500株を買建、指値を660円(5%強)で設定、首尾よく利確した。
「拝啓関通様」のとおり、この日はこの銘柄だけで18,000円を叩き出した。
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