去る1月18日に開催された日銀の金融政策決定会合で、現状維持が確認されたことで、後場に日経平均株価は爆上げし、川合式「居合抜き1分トレード」の2銘柄に関して、微損で撤退しようと思っていた私は、思わぬ幸運に驚いた。(2023年1月18日 NHK News WEB-日銀 黒田総裁会見 大規模な金融緩和策の維持を決定)
居合抜き1分トレード
1月18日は、17日の日経平均先物夜間取引の終値が、26,250円で前日比110円高と、プラスで終わったのに対し、17日の米国市場は、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、33,910.85ドルと13日の終値に比べて391.76ドル安、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、11,095.11ポイントと13日の終値に比べて15.95ポイント高となり、日本市場は方向感の読めない展開になりそうだった。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
なお、今回に関しては前場の引け後に、逆指値付通常注文(ダブル指値)を外したことにより、後場で成行売りを行った。
クボタ~日経平均に連れ高でプラ転
この日は買いでいこうか売りでいこうか迷ったのだが、川合式の定石で「居合抜き1分トレード」の候補で「買いでいけそうな銘柄があるときは買い」を実行した。
その銘柄の一つがクボタ(コード:6326)なのだが、前場はご覧のとおり、ほとんど株価が動かず、後場に微損で撤退しようと思っていたところ、僥倖に恵まれプラ転したというわけだ。
日本航空~あわや損切からプラ転
日本航空(コード:9201)も「居合抜きツール」は買いでいけそうな雰囲気があったものの、寄り付き直後はあわや損切の危機、その後持ち直したものの、停滞ムードは払拭できず、損切やむなしの状態だった。
ところが、この銘柄も後場はご覧のとおり、この日は日銀金融政策決定会合のポジティブサプライズで救われた1日だった。
新興市場株のトレード~グッドパッチ
18日の東証マザーズ指数の値動きは、寄り付きから方向感の読めない展開になったので、どちらかというと「トルネード1%ツール(空売り推奨)」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。
ところが、私は何を勘違いしたのか、売りと買いを間違えて発注した結果、損切の憂き目にあってしまった。
グッドパッチ(コード:7351)に関して「トルネード1%ツール(空売り推奨)」でシグナルが出たのは9時31分だったが、実のところ、私はその前から注目していた。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
自分の決めた新興市場銘柄トレード適格基準は、上表のとおりなのだが、グッドパッチ(コード:7351)は、高寄り後に700円台まで上昇したので、どうなるのかと思っていたら、一気に下がり始めたので、空売りを仕掛けようと思っていた。
ところが、上述のように売りと買いを間違えて発注した結果が、損切だったというわけだ。
もちろん、「トルネード1%ツール(空売り推奨)」でシグナルが出ても、「デイトレであざ笑いトルネード銘柄を買建したら」ということもあるのだが、この銘柄は超絶下落銘柄だったわけだ。
コメント
ハッサンさん、ごぶさたしております、Susumuです。
心身のバランスをくずしトレードを休んでいましたが、このたび回復し、
復帰することにしました。
かわらずアクティブにトレードを継続され、結果も出ていて素晴らしいですね!
これからも勉強させていただきます、よろしくお願いします。
Susumuさん、こんばんは。
復活されたんですね。
これからもよろしくお願いします。