11月30日は、仙台から角館(秋田県仙北市)へ遠征することにした。
秋田県は2022年2月28日付「ニッポン全県制覇への道」で、
秋田と宮崎は食事のために下車したということで、接地(降り立った)とした。
と書いたので、今回の旅路で正式に立ち寄ることにした。
ただ、おそらくは秋田県、記録のない1990年代の国内旅行(スキー)で行ったかもしれないのだが、とりあえず、行ったことがあまりないという事実は変わらないと思う。
秋田新幹線「こまち5号」(仙台 9:05-10:39 角館)
私が仙台から乗った「こまち5号」は東京発7時32分なので、早起きすれば自宅から出発して、その日のうちに新幹線に乗ることができる。
しかしながら、29日も大人の休日倶楽部パスは有効だったし、全国旅行支援でホテルが安く泊まれるならば、それを利用しない手はないと思ったのだ。
私は今回の大人の休日倶楽部パスの旅で、指定席を4回取ってしまったので、残り2回の枠をどこで使うかとなったのだが、1回は往路の「こまち5号」にした。
秋田内陸縦貫鉄道 急行「もりよし2号」(角館 11:05-11:50 阿仁マタギ)
当初の予定では、私が行く日帰り湯は花葉館のはずだった。
ところが、当日、施設へ送迎バスのことで電話すると、11月30日は休館日ということで、行くことができず、それではということで、秋田内陸縦貫鉄道に乗って、どこかへ行こうと駅舎まで行ったのだ。
駅舎で沿線に日帰り湯がないかと尋ねると、打当温泉マタギの湯というのがあり、あらかじめ電話をしておけば、阿仁マタギ駅から送迎してくれるとのこと、また、施設で領収印をもらえば、帰りの運賃は不要になると説明された。「湯けむりクーポン(沿線温泉入館割引券付往復割引乗車券)」
おお、何と素晴らしいと思った私は、案内されるがままに、急行「もりよし2号」に乗り込んだ。
急行といってもわずか一両、現地でご一緒した男性曰く、急行には通常はアテンダントが乗り込むとのことだが、この列車にはそういう人はいなかった。
阿仁マタギ駅に到着したのは11時50分、施設の送迎バスはすでに来ていて、先客も何人かバスに乗っていた。
打当温泉マタギの湯
打当温泉マタギの湯に着いたのはちょうど12時頃、帰りの送迎のことを聞かれたので、14時15分発の角館行き普通列車に乗る予定であることを伝えた。
その次が、15時53分発の急行「もりよし3号」で、とてもではないが、休憩室(広間)が利用できなければ、ここで3時間半滞在することはできそうもなかったからだ。
この日は平日ということもあって、施設はガラガラで、レストラン(営業時間:11時から14時)も早めに閉まるかもしれないということで、先に食事をいただくことにした。
レストランにはマタギの衣装もあったのだが、コスプレまではさせてもらえなかった。(笑)
ランチは、またたびラーメン、ホントは熊鍋定食なるものが食べたかったのだが、残念ながらランチメニューにはなかったようだ。
ランチの後は温泉、レストラン同様、こちらも私一人しかいなかった。(笑)
露天風呂もあって快適だった・・・
風呂から出てくると、ロビーに男性が一人、彼も私と同じ列車で角館へ帰るという。
平日とはいえ、わずか数人のお客さんしかいないのでは、経営もなかなか厳しいものがあるだろう。
秋田内陸縦貫鉄道 普通列車(阿仁マタギ 14:15-15:10 角館)
秋田内陸縦貫鉄道は1時間に1本程度の頻度なので、自分が乗りたい列車を逃すと、接続するJR線の予定も大幅に狂うことになる。
私が乗った列車は角館に15時10分着、そこからの選択肢は3つあった。
- 角館 15:25-16:56 盛岡 17:50-「はやぶさ・こまち38号」-20:04 東京(盛岡夕食プラン)
- 角館 15:51-「こまち34号」-19:04 東京(直行帰京プラン)
- 角館 16:21-「こまち25号」-16:31 大曲 16:42-18:25 新庄 18:43-「つばさ158号」-22:24 東京(山形新幹線利用プラン、こまち25号有料指定席)
どれで行くか、角館に着くまでに考えるとしよう。
田沢湖線普通列車(角館 15:25-16:56 盛岡)
結局、私は角館から普通列車に乗って盛岡へ行くことにした。
後続の「こまち34号」に乗っても盛岡到着はそれほど変わらないのと、夕食を盛岡で取ることができるからだ。
ここで計算違いだったのは、クロスシートが大方埋まっていて、ロングシートしか空いてなかったことだろうか。
まあ、始発駅が大曲で、角館に到着したのは15時14分、私が駅で買い物をしている時間にクロスシートは埋まってしまったというわけだ。
夕食@キリンシティ盛岡店
盛岡でわんこそばでも食べようかと思ったのだが、横浜まで帰ることを考えると意外に時間がないことに気づいた。
そこで、夕食は駅中で済ませることにして、最後の晩餐(笑)ということで、ビールをいただくことにした。
秋田新幹線「こまち38号」(盛岡 17:50-19:39 大宮)
盛岡からは「はやぶさ・こまち38号」で大宮まで帰ることにした。
28日同様、東京まで行くと東海道線に乗るときに帰宅ラッシュに巻き込まれるからだ。
盛岡では「はやぶさ」と「こまち」が連結作業をするので、その場面の動画を撮っている人もチラホラいる。
私は静止画しか撮らなかったが、秋田県内の温泉にはいずれ行く機会もあるだろう。
動画はそのときの楽しみに取っておこうかと思う。
2022年11月 大人の休日倶楽部パスの旅のトピックス
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