去る11月24日付で「川合式デイトレ、久々に満足いく勝利」というコラムを書いてからトレードの調子がいい。
24日は「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」の門下生を対象に行われる実況中継の日、この日の私は週3回の通院透析だったので、「居合抜き1分トレード」だけしかしなかったのだが、これについては完勝(2銘柄をトレードしていずれも利確)だった。
そして、迎えた25日、本日付のコラムになるのだが、久々に盤石の勝利だったというわけだ。
居合抜き1分トレード
11月25日は、24日の日経平均先物夜間取引の終値が、28,380円と前日比10円高と、ほぼ横ばいで終わったのに対し、23日の米国市場(24日は祝日で休場)は、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、34,194.06ドルと22日の終値に比べて95.96ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、11,285.32ポイントと22日の終値に比べて110.91ポイント高となり、日本市場は上昇が期待できる展開が予想された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
円谷フィールズHD~危なげなく1%利確
25日の円谷フィールズHD(コード:2767)は、「居合抜きツール」の形状も買いトレード向きになっており、これは行けるという気配値のまま、寄り付きから棒上げした。
11月はなかなかこういう展開にならずに、逆行したり、停滞したりと今一つの展開が多かったので、久々に快勝できたと思った。
東邦チタニウム~危なげなく1%利確
東邦チタニウム(コード:5727)は、大阪チタニウムテクノロジーズ(コード:5726)と並んで、2022年3月以降の東証プライム市場の華とも言える銘柄だ。
未だに活況銘柄の一つで「居合抜きツール」にも頻出する。
この銘柄は日経225の構成銘柄でないため、「居合抜きツール」が示唆するように上昇するだろうと思った。
結果は、寄り付き(2,855円)から上昇し、危なげなく利確することができたが、9時5分過ぎから一気呵成に下落したので「居合抜き1分トレード」の本領発揮といったところになっただろうか。
ルネサスエレクトロニクス~売建で辛うじて利確
「居合抜きツール」の常設銘柄の一つであるルネサスエレクトロニクス(コード:6723)、25日は「居合抜きツール」の形状が売りで行けそうな感じだったので、100株だけだったが、売り仕掛けをしてみた。
結果は、寄り付き(1,403円)から逆行気味、同値撤退も視野に入れていたが、10時過ぎから下落に転じたところを成行決済で利確し、プラスで撤収することができた。
新興市場株のトレード~Kudanを売建で利確
11月25日の東証マザーズ指数の値動きは、寄り付きから上昇と下落を繰り返して、10時半過ぎからなだらかな下降曲線を描いたので、どちらかというと「トルネード1%ツール(空売り推奨)」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
Kudan(コード:4425)に関して、「トルネード1%ツール(空売り推奨)」にシグナルが点灯したのは、9時55分のことだった。
このとき、株価は3,270円、前日出来高比が7.56倍、前日5MA比が13.0%だった。
シグナルは2だったので、即座に空売りすべきという感じではなかったのだが、10時を過ぎると、チャートが下落を示唆していたので、思い切って200株を売建した。
結果は、3,230円の建値に対して、2%利確ライン(3,165円)で決済、ちょうど下落の波に乗ってトレードできたようだ。
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