4年目に突入した川合式デイトレード

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伊那小沢駅

2019年11月から始まった川合式デイトレードの歩みが、今月で満3年を迎えることになった。

2019年11月29日付の「台北で川合式日本株のデイトレードをやってみた」から始まったコラムも、2022年内には100回目を数えることになるだろう。

我ながらよく続いていると思うが、これからも訪問してくれている読者のために随時更新していこうと思っている。

居合抜き1分トレード

2022年11月10日 日経平均株価のチャート

11月10日は、9日の日経平均先物夜間取引の終値が、27,520円と前日比130円安と、マイナスで終わったのに加え、米国市場も、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、32,513.94ドルと8日の終値に比べて646.89ドル安、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、10,353.17ポイントと8日の終値に比べて263.03ポイント安となり、日本市場は厳しい展開が見込まれた。

2022年11月10日 デイトレードの結果

「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。

クラレ~首尾よく1%利確

2022年11月10日 クラレ(3405)のチャート

11月10日は地合いが悪く、日経225構成銘柄は、寄り付きから下げそうな気配があったので、「居合抜き1分トレード」も売り目線でトライすることにした。

クラレ(コード:3405)は、9日の後場に「クラレ、今期最終を7%上方修正」と報じられて急騰したとあったが、10日の寄り付き前気配は利確売り優勢といった感じだった。

そこで、売り仕掛けをしたところ、寄り付き(1,055円)から素直に下げて1%利確、その後は反騰しただけに「居合抜き1分トレード」の利点を大いに生かせたと言えよう。

オリンパス~手堅く0.5%利確

2022年11月10日 オリンパス(7733)のチャート

オリンパス(コード:7733)の空売りは、この日のトレードの本命の銘柄だった。

地合いが悪かったので、すんなりと下げるかと思ったのだが、9時台は、なかなか1%利確ライン(2,960円)に届きそうな感じがなかったので、利確ラインを0.5%にして決済した。

結果的には1%でも届いたようだが、この日の値動きからしたら、これで良しとしたい。

ちなみに、11日に発表された決算は「オリンパスの2023年3月期、原材料高響き営業益予想を下方修正」と報じられたので、14日の値動きは厳しいものが予想される。

ただ、14日の「居合抜きツール」の候補銘柄にはないが、地合いが悪そうなので、あえてトレード(空売り)する手もありかなと思う。

居合抜き候補銘柄を途中参戦~ジェイリース

2022年11月10日 ジェイリース(7187)のチャート

ジェイリース(コード:7187)は、川合さんが9日の実況中継でも言及していた活況銘柄の一つだ。

9日は「居合抜きツール」が作動しなかったので、当初、私は新興市場銘柄なのかと思っていたら、東証プライム市場に上場している企業だったので、10日も注目していたのだ。

8日に発表された決算が「ジェイリース、上期経常は39%増益で上振れ着地」とあったので、10日も「居合抜きツール」は買いでいけそうな感じを示唆していたが、私は地合いの悪さから少し様子を見ていた。

すると、寄り付きから下げて反騰を始めたので、そのときを狙って買いを入れたところ、首尾よく利確することができた。
ただ、その後に空売りを仕掛けたのは失敗に終わったので、あまり欲張らなければ良かったと反省。

新興市場銘柄のトレード~アドバンスト・メディア

2022年11月10日 東証マザーズ指数のチャート

私が10日の新興市場銘柄に注目したのは、前場も終わりに近い時間帯だった。
従って、東証マザーズ指数の値動きは、すでに下落トレンドに入っており、「トルネード1%ツール(空売り推奨)」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。

2022年11月10日 トルネード1%ツール(空売り推奨)

この中で私がトレードしようと思ったのは、アドバンスト・メディア(コード:3773)で、10時20分に出たシグナルは1と弱いものであったが、前日出来高比が1.36倍、前日5MA比が12.8%と空売りできそうな感じだったので、チャートの形状を見て売り仕掛けをしてみた。

新興市場銘柄トレード適格基準 前日出来高比 前日5MA差異 日足形状
急騰傍受ツール(買い推奨) 10倍以上 概ね6%以内 上昇基調であること
トルネード1%ツール(空売り推奨) 概ね7倍以内 10%以上 特に問わない

2022年11月10日 アドバンスト・メディア(3773)のチャート

結果は、後場に入ってジリジリと下げて、無事に利確することができた。

ただ、基本的に好決算銘柄(11月8日 AMI、上期経常が54%増益で着地・7-9月期も32%増益)だったので、売り仕掛けの利益は思ったより取れなかったが、自分の思った通りにトレードできたことは良しとしたい。

最後に

タブレットを持つビジネスマン

最後になるが、スクール生のブログを紹介して終わりにしようと思う。
また、川合式デイトレード(トリプルメソッド)に興味を持たれた方は、是非とも無料メールマガジンに登録して情報収集されるといいと思う。

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