去る10月28日は、「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」の川合さんが実施した4か月ぶりの公開実況中継の日だった。
要するに、誰でも参加できる状態にあったもので、私もこの日は通院透析がなかったので、フル参加をさせていただいた。
なお、公開実況中継の日は、川合さんは「居合抜き1分トレード」については触れないので、いつものように、私独自の視点でトレードをすることになった。
居合抜き1分トレード
10月28日は、27日の日経平均先物夜間取引の終値が、27,050円と前日比250円安と、大幅なマイナスで終わったのに対し、米国市場は、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、32,033.28ドルと26日の終値に比べて194.17ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、10,792.67ポイントと26日の終値に比べて178.32ポイント安となり、日本市場は方向感に乏しい展開が予想された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
大阪チタニウムテクノロジーズ~危なげなく1%利確
大阪チタニウムテクノロジーズ(コード:5726)は、東邦チタニウム(コード:5727)と並んで、2022年3月以降の東証プライム市場の華とも言える銘柄だ。
未だに活況銘柄の一つで「居合抜きツール」にも頻出する。
私は、日経平均株価は下げて始まるだろうと予想したが、この銘柄は日経225の構成銘柄でないため、「居合抜きツール」が示唆するように上昇するだろうと思った。
結果は、寄り付き(3,415円)から上昇し、危なげなく利確することができた。
マツダ~0.5%なら利確していたが
一方のマツダ(コード:7261)は、日経225構成銘柄ということもあり、下げて始まるだろうと予想した。
「居合抜きツール」も売りを示唆していたし、これはいけると思ったのだが、目標とした1%には届かず、反転してしまった。
結果的にも、1%利確はなかったので、同値撤退で良しとしたい。
新興市場株のトレード
28日の東証マザーズ指数の値動きは、前日比マイナスから一貫して上昇トレンドを描いたので、どちらかというと「急騰傍受ツール(買い推奨)」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
ティーケーピー~マイナス1.5%損切
公開実況中継で川合さんが言及した銘柄にティーケーピー(コード:3479)がある。
ところが、この銘柄は10月14日に往復ビンタを食らって(10月18日 拝啓ウエストホールディングス様)撃沈したことを忘れていた。
要は、相性があまり良くない銘柄で、この日も損切の憂き目に遭った。(泣)
つまり、9時台後半の唯一とも思える下落に巻き込まれたのだから、相性が悪いなんてものではないだろう。
FRONTEO~後場で利確
FRONTEO(コード:2158)は、典型的な「川合式デイトレード~急騰銘柄の勝負の肝はサインの頻発にありか」の銘柄だった。
私は前日出来高比が二桁だったので、もっと利が乗ることを期待したのだが、後場に突入していたため、手堅く1%利確することで撤収とした。
アースインフィニティ~実況中継中のチャットにヒントを得て大勝利
アースインフィニティ(コード:7692)は、実況中継中のチャットで話題が出た銘柄で、私は、おお~と尻馬に乗ったわけだ。
結果は、一時ストップ高になるほどの急騰、私はその手前で指値をしておいたので、首尾よく利確に成功した。
それにしても、建値が1,899円で逆指値付通常注文(ダブル指値)を2,000円と1,861円(マイナス2%)にしていて、あっという間に約定したから、あ~あ、損切かよと思って開いたら利確だったという驚きだった。
とりあえず、ヒントをくれた投資仲間に感謝します。(30,000円ゲットだからね)
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