去る7月29日、私は数十年ぶりに西伊豆へ行ってきた。
もう過去の記憶にないほどなので、20代のとき以来かもと思うのだが、少なくとも、私が平成旅日記を書いていた頃には、伊豆へ旅行するというのはあまり選択肢になかったような気がする。
横浜から修善寺を経て土肥温泉へ
西伊豆に行くにあたって私が選択したのは、特急「踊り子3号」プラス東海バスのプランだったのだが、それでも片道3時間かかるので、日帰りでなく、1泊すれば良かったかなとも思う。
西伊豆へ行こうと思う人は車で行くのが一般的なので、平日ということもあって、バスは空いているのかと思いきや、結構満席に近かったので驚いた。
修善寺を出発して約1時間、土肥温泉のバス停で下りたのは何と私だけだった。(笑)
ここは意外に便利で、バス停付近に観光案内所と公衆トイレがあり、足湯もあるので、海水浴が終わったら来ようと思ったのだが、結局、帰りは駿河湾フェリーにしたので、足湯の体験はしないまま終わった。
海鮮ランチ@しま長
私がランチを取った「地魚料理しま長」というところは、観光案内所で紹介してもらったところだ。
食べログのレビューにも「新鮮な魚料理がたっぷり堪能できると評判のお店」とあるように、私が頼んだ刺身定食(2,200円)も、食べきれないほどの海鮮料理がてんこ盛り、評判通りの内容で十分に堪能できた。
土肥海水浴場
土肥海水浴場は土肥温泉バス停のすぐそばにあり、有料の駐車場も隣接していて、非常に便利なところにある。
それゆえ、平日とはいえ、この日はかなりの人が海水浴場に来ていて、近隣の店も賑わっていた。
西伊豆の海は一般的に綺麗だと言われるが、決して南国のようにエメラルドグリーンの海が広がっているわけではない。
それでも湘南に比べればはるかに綺麗なので、それだけでもここへ来た甲斐があるというものだろう。
海水浴場に来て30分ほどたったとき、私は東海バスで修善寺に帰るか、駿河湾フェリーで清水経由で帰るか迷っていた。
修善寺行きのバスが土肥温泉のバス停を出るのは、14時51分と、15時44分、1時間余計にビーチにいるかということだが、一方ではフェリーも14時50分発なので、数十分後にビーチを出るならフェリーという選択肢もあるからだ。
ただ、私自身は少し物足りなさも感じていた。
次回来るときは1泊旅行で温泉も堪能しようかと思っている。
駿河湾フェリー
土肥海水浴場から土肥港フェリーターミナルまでは徒歩15分くらいの距離であるが、私の足では相当にキツイ距離だった。
それでもギリギリで出航時間に間に合った私は船室に入ると安堵の息を吐く。
14時50分のフェリーに間に合わなければ、また海水浴場に戻らないといけなかったからだ。
さすがに平日だけあって、船室はガラガラ、のんびりと船旅を楽しむことができる。
ただ、海水浴場からシャワーを浴びて足を洗っただけでフェリーに乗ったので、着替えをしていないことに気づき、トイレに入ってズボンを穿き替える。
これで、船室の外に出て風に吹かれていれば、汗をかいた身体は乾くので、あまり不快さは感じなくて済むのが幸いだ。
船内のアナウンスで三保松原に近づいたことが放送され、富士山が見えると聞いたので慌てて写真を撮りに出たが、あいにくと雲が被っていた。
2019年8月20日の「鬼門の三保松原、またもや富士山は見れず」でも書いたが、夏は雲が被ることが多いので、富士山はうまく撮れないのだろうな。
駿河湾フェリーが清水港に到着したのは午後4時過ぎ、ここからはJR清水駅まで無料のシャトルバスで送ってくれるので楽だ。
できれば土肥港からも温泉街まで送迎してくれるとありがたいのだがね。
清水から三島を経て帰京
私がJR清水駅に着いたのは午後4時半、ここから帰京するには、静岡経由で新幹線に乗るのが最も早いのだが、乗り換え時間が短くてヤバそうだったので、三島経由で帰ることにした。
でも、以下のプラン、どれが良かったのだろうか。
- 清水 16:41-17:43 熱海 17:51-19:10 横浜
- 清水 16:41-17:43 熱海 18:00-「サフィール踊り子4号」-18:56 横浜
- 清水 16:41-17:29 三島 17:58-「ひかり514号」-18:24 新横浜 18:33-18:46 横浜
- 清水 16:41-17:29 三島 17:54-「こだま736号」-18:29 新横浜 18:47-18:55 東神奈川 18:59-19:02 横浜
わざわざ新幹線に乗らなくても良かったような・・・(笑)
まあ、西伊豆には再訪しようかと思っているので、またいずれ・・・
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