去る6月8日は、「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」の門下生を対象に行われるの実況中継の日だった。
ここ数か月は週3回の通院透析や、それがないときは外出の予定と重なって、フルに実況中継に参加できることがホントに少なくなった。
記録を見ると、最後にフル参加したのは、「川合式デイトレ、久々の新興市場株トレード」と書いた2月9日(水曜日)の実況中継だったから、ほぼ4か月ぶりということになる。
また、2022年6月14日から22日の期間限定で、普段は門下生にしか公開していないリアルタイム実況中継(8時55分から9時45分)が一般公開で実施されている。
なんと2021年4月以来、1年2か月ぶりに実施するそうだ。
今までの例で言えば、この後で有料会員の募集があると思うので、興味がある人は注視してみるといいだろう。
居合抜き1分トレード
6月8日は、7日の日経平均先物夜間取引の終値が、28,160円と前日比150円高と、大幅なプラスで終わったのに加え、米国市場も、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、33,180.14ドルと6日の終値に比べて264.36ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、12,175.23ポイントと6日の終値に比べて113.86ポイント高となり、日本市場も上昇が見込まれる展開となった。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
神戸物産~古の常設銘柄で1%利確
2年前は「居合抜き1分トレード」の常連だった神戸物産(コード:3038)、この企業はコロナ禍の勝ち組でもあり、当時は、迷ったら神戸物産(コード:3038)か、MonotaRO(銘柄コード:3064)と言っていた時期もあるほどだった。
この日は、時間の経過とともに、成行買いが増え、気配値も右肩上がりと、買いには理想的な状況となり、結果も数分で1%利確と、全く危なげない状況だった。
6日は、この銘柄で10,000円を稼いだことで、もう手仕舞いでも十分なくらいの成果だった。
アシックス~日足上昇トレンドで確実に1%利確
オリンピックなどの大きなスポーツイベントの前になると活況を呈するアシックス(コード:7936)、8日は、「居合抜きツール」の形状が良かったことと、日足が上昇トレンドを形成していたことで、GOサインを出した。
こちらも寄り付きから数分で1%利確、久々に「居合抜き1分トレード」は完勝を飾れたと言えよう。
新興市場株のトレ-ド
8日は「居合抜き1分トレード」だけで十分過ぎるほどの成果だったのだが、せっかく川合さんの実況をフルに聞けるからと、新興市場株のトレードにも手を出してみた。
この日の東証マザーズ指数のチャートから言えば、買い目線で行けば勝ちやすいと言えたし、トレードの結果もそうだった
ちなみに、私は以下の基準で新興市場株のトレード判断をすることが多い。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
マザーズ1%スキャル(トルネード1%急降下砲)
9時21分に「マザーズ1%ツール(新名称:トルネード1%急降下砲)」に、細谷火工(コード:4274)のシグナル4が出現した。
株価は1,376円、前日出来高比が3.06倍、前日5MA比が14.4%と、空売りに絶好の条件を兼ねそろえていた。
そこで、私も空売りを仕掛けたが、あえなく玉砕した。
つまり、空売り推奨のシグナルをあざ笑うように踏み上げられてしまったのだが、その理由は、2月24日に付けた年初来高値(1,679円)に迫ろうかという勢いのあった日足にあるだろう。
それでもチャートを見ると、前場の引け間際に急落しているが、シグナルの出現のタイミングでの売り仕掛けは失敗する可能性大だったと言えよう。
急騰傍受ツール
一方の急騰傍受ツールに出た銘柄はどうだったか。
私が最初に手掛けたフェローテックホールディングス(コード:6890)は、思ったよりも上がらなかった。
この銘柄は、日足を見ると調整局面に入っており、9時13分に「急騰傍受ツール」で、株価が2,961円でシグナルが出たときも、前日5MA差異が1.2%と、買いに行けそうな感じであったものの、前日出来高比が5.4倍と、今一つ勢いに欠けそうな雰囲気があったことも一因だったかもしれない。
実際のところ、建値2,956円に対して、指値を1%に落としても、届かなかったところを見ると、実況中継中に人気銘柄だと示唆されただけで飛びついた代償は大きかったと言えよう。
2回目の急騰シグナル銘柄は、ENECHANGE(コード:4169)だ。
この銘柄は、新興市場株のトレードが少ない私にも結構縁のある銘柄で、8日の実況中継中にも川合さんが何度も言及していた。
シグナルが出たのが9時56分、株価が684円、前日出来高比が5.74倍、前日5MA差異が12.5%と、どちらかというと、マザーズ1%スキャル(新名称:トルネード1%急降下砲)適格銘柄だったのだが、6月7日、8日と上昇エネルギーが強かったため、素直に急騰シグナルに反応してくれたようだ。
結果は、建値688円に対し、指値は2%水準の701円、首尾よく利確に成功した。
ちなみに、この銘柄は明日(9日)と、13日にもお世話になったので、私にとっては良縁の銘柄と言えよう。
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