5月20日は亡父の墓参のために、横浜市泉区にある西林寺を詣でた後で、久々に泉図書館へ行って本でも借りて読もうかと思っていた。
ところが、フト気が変わって鎌倉の大仏を見に、近くには長谷寺があるので、そこにも寄ってみると、例年は12月18日しかできない御足参り(みあしまいり)を、今年は毎日やっているとのことで、さっそく突撃してみることにした。
西林寺で亡父の墓参
最近はお彼岸のときにしか墓参もしなくなった私だが、亡父の命日が5月8日だったことを思い出し、今回はフト思い立って5月にも行くことにした。
まあ、今年の5月8日は日曜日にあたっていて、「『SLぐんまよこかわ号』に乗ってみた」ということで、遠出してしまったのと、その後も延び延びにしていたら20日になってしまったわけだ。
墓参は約30分ほどで終わり、はて午後は何をしようかと思案したところ、この日は久々に泉図書館へ行ってみることにした。
八幡神社
横浜市の泉図書館の最寄り駅は相鉄線のいずみの駅なのだが、図書館へ行くついでに神社めぐりもしてみようかと、いつものように日本の神社・寺院検索サイト「八百万の神」を見てみた。
すると、いずみ野駅の近くに八幡神社というのがあったので、さっそく行ってみることにしたのだが、行ってみて、う~んというレベルだったのは否定できない。
もう桜の季節でもないし、特筆すべきものがない中小の神社はこんなものだろうなと思うが、せめて由来やご利益を書いたものでもあればと思ったのだが、何も見つからなかった。
鎌倉大仏殿高徳院
この日は、趣味の神社めぐりが消化不良のまま終わりそうな感じがしたので、相鉄線で湘南台まで行ったところで、フト思い立って鎌倉へ行くことにした。
つい1か月前には「江ノ電乗って鎌倉散歩」というコラムを書いたのだが、江ノ電の沿線は見どころが多く、一度きりの訪問ですべてを見ることができないからだ。
そして、私は、小田急線に乗り継いで藤沢駅まで行き、江ノ電に乗ろうとしたところで、目の前には「大仏前」を経由して鎌倉へ向かうバスがいたので、さっそくそれに乗ることにした。
そう、最初に行ったのは、鎌倉大仏殿高徳院(拝観料300円、障害者は免除)だ。
皮肉なことに、自宅から近い観光地ほど行ったことがないところが多いのだが、ここも初めてかもしれないところだった。
さすが、全国的な観光地である鎌倉の大仏、観光客も平日とは思えないほど来ており、大仏の周辺は写真を撮ろうとする人で賑わっていた。
ただ、19日付で時事通信が「会話少ない屋外『マスク不要』 未就学児推奨も見直し―専門家ら提言・厚労省助言組織」と報じていたが、相変わらず大半の日本人はマスクを付けていた。
熱中症の季節に突入しているというのに、法的義務もないのに真面目というか何というか・・・
長谷寺
鎌倉大仏のすぐ近くにある長谷寺、ここのご本尊、十一面観世音菩薩が、今年で1300年を経過したということで、例年は12月18日の「観音会」のときだけ実施される「御足参り(みあしまいり)」が、毎日実施されているということで、私もさっそく突撃してみた。
長谷寺の拝観料は400円(障害者は免除)、御足参りは1,000円の志納金を収めるとやることができる。
僧侶の指示に基づいて、ご本尊の前で跪き、記念授与品の手拭いを通じて足に触れながら願い事を唱える。
時間内であればいくら唱えてもいいのだが、私は家族の健康と私の病気平癒のことを祈っておいた。
長谷寺も大仏同様、平日とは思えないほど観光客がいて、私は結構ビックリしていた。
もっとも「三密」になるほどではないので、ここにいる人たちは境内の中で思い思いに参拝していた。
また、境内の高台からは海を見渡すことができ、そこにある休憩所では多くの人が寛いでいた。
高台から順路を辿っていくと、様々な施設があるのだが、私が興味を惹かれたのは弁天窟だ。
ここは、
下の境内の放生池を過ぎた辺りに、弘法大師参籠の地と伝わる弁天窟があり、その名にちなみ窟内壁面には弁財天とその眷属である十六童子が彫られているほか、弁財天と同じ神様であるとされる民間信仰の宇賀神(人頭蛇身)もお祀りされています。
と解説がされていて、金運の神が宿っていそうな感じがしたからだ。
御朱印は、鎌倉大仏殿高徳院も長谷寺も、手書きをしてくれた。
長谷寺の方は書き置きのものが数種類あって、好きなものを選ぶようになっている。
とりあえず、今年3度目の鎌倉散歩も満足いくものだったので、また別の日に来ようと思う。
ただ、鎌倉からの横須賀線、平日の昼間でもかなり混んでいるからな~
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