川合式デイトレードは、トリプルメソッドと呼ばれる三つの手法で稼ぐような構成になっている。
主軸になるのは、新興市場株のトレードで、急騰銘柄傍受ツールから発せられるシグナルを元にした買いトレード、マザーズ1%ツールから発せられるシグナルを元にした空売りである。
そして、もう一つが私が毎朝やっている「居合抜き1分トレード」なのだが、訳あって、これからしばらくは、新興市場銘柄のトレードにも取り組む必要が出てきたので、10月12日に引き続き、13日も試しにやってみた。
居合抜き1分トレード~見立ては正しかったが
「居合抜き1分トレード」というのは、2021年5月29日付で掲載した「川合式居合抜き1分トレード、ツールなしの新しい手法の勝算は」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証1部銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
私が13日に選んだ銘柄は、買建がいすゞ自動車(コード:7202)、売建が比較的相性の良い太陽誘電(コード:6976)だった。
太陽誘電(コード:6976)は、始値の5,850円から見立てとおりに下落し、数分後には1%利確ラインまでいっている。
それにもかかわらず、1,000円しか取れなかったのは、下落途中で設定した逆指値付通常注文(ダブル指値)のチョンボが原因だ。
一方のいすゞ自動車(コード:7202)は、始値の1,652円から見立てとおりに上昇しているのだが、こちらは、途中で設定した逆指値付通常注文(ダブル指値)の逆指値を同値撤退水準にしたところ、引っかかってしまったのだ。
まあ、この日はどちらも1%利確で完勝できたのだが、チョンボして利益を取り損ねたわけだ。
良品計画の空売り~二匹目のドジョウは現れず
「川合式デイトレード、久々に新興市場株にトライ」と表題を付けた12日の「居合抜き1分トレード」の完勝銘柄、良品計画(コード:7453)、この日は「居合抜きツール」の形状が今一つだったので、当然の如く、トレードは見送った。
ところが、9時半過ぎから下落を始めたので、2,243円で売り参戦したものの、1%利確水準(2,220円)には一歩及ばず、反転上昇したところで、撤退を余儀なくなれてしまった。
残念ながら「二匹目のドジョウ」は現れなかったようだ。
マザーズ1%ツール~ENECHANGEを瞬殺で利確
ENECHANGE(コード:4169)がマザーズ1%ツールでシグナルを発していたのを知ったのは、実のところ帰宅してからだった。
川合スクールの門下生の稼ぎ手の一人、空売りを得意とするパッキーさん流に言えば、今回のトレード銘柄は「目視マザーズ」である。
彼は、最近では東証1部銘柄も空売りしているようで、まさにショートの鬼とでも言おうか。(笑)
余談になるが、短期トレードで稼ぐ人はショートが得意な人が多いようだ。
FXのカリスマ、鳥居万友美さんのスクール女子も台北でお会いしたときは「ショートが得意」と言っていた。
参考までに・・・
ちなみに、私がかつて新興市場株のトレードをしていたときは、以下のような基準を設けて、それに合致したものをトレードするようにしていた。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
マザーズ1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
ただ、今回のENECHANGE(コード:4169)に関して言えば、前日(12日)は急騰傍受ツールに出ていた銘柄で、私もトレードしたのだが、この日(13日)はどうなったのか見ると、9時15分過ぎから、おおお~という感じで高値から下落していた。(マザーズ1%ツールでもシグナル2が出た)
私が空売りを仕掛けたのは、4,921円なので、高値からはかなり下落していたが、前日の終値から窓開けで寄り付き、一気に上昇した銘柄は、一旦止まると、そこから一気に下落する傾向があり、ENECHANGE(コード:4169)もその気配があったため、そのまま成行売りをした。
結果は、わずか数分で2%下落、この日の稼ぎはこれがすべてと言って過言でなかった。
コメント