コロナ禍で海外旅行へ行けなくなって早1年、今の情勢では、2021年も年内いっぱい難しいのではないかと言われているが、私の場合、コロナ禍前には頻繁(34回)に渡航していたタイ、現地銀行のキャッシュカードや、携帯電話のSIMカードは無論、バンコクの交通機関のプリペイドカードにも残高がある。
これらのものは、それぞれに有効(使用)期限があると思われるのだが、フト思って、どうなっているのか調べてみた。
カシコン銀行(Kasikorn Bank)のキャッシュ/デビットカード
2018年1月のタイ旅行の目的の一つは「カシコン銀行(Kasikorn Bank)の窓口でキャッシュカードを更新」だった。
従って、更新後のカシコン銀行(Kasikorn Bank)のキャッシュカード/デビットカードにも有効期限があり、それは、2022年8月と印字されている。
コロナ禍というより、私自身の負傷事故前であれば、何の問題もなく、タイへ更新手続きをしに行けたのだが、今となっては銀行口座を維持すべきか否かのレベルになってしまっている。
しかしながら、キャッシュカードの有効期限が切れる前に、残っているお金を日本で下ろしてしまおうと思って、残高確認のために、インターネットバンキングにアクセスすると、すでに忘却の彼方にある事実が現れた。
2020年10月23日付で掲載した「毎月20バーツかかるカシコン銀行のSMS Alert Serviceを電話で解約」、これで余計なお金はかからないものだと安心していたら、2021年1月3日に350バーツ(約1,200円)が引き落とされていた。
これは何だと思って調べると、Description of Service Channel(サービス経路の説明)に、コード「ATM99001」は、ATM/Debit Card Annual Fee(キャッシュカード/デビットカード年会費)とある。
おおお、すっかり忘れていたが、これを割り込む形でお金を下ろすとどうなるのだろうか。
インターネット上の情報だと、残高がマイナスになって、次回の更新の際に清算という形になるようだが、少なくとも2022年初頭の分は残して引き出すことにしよう。
DTACのプリペイドSIMカード
2019年2月のタイ・香港旅行の途上、私は、バンコクのターミナル21(Terminal 21)にある、DTACのショップでSIMカードの有効期限を延長した。
コロナ禍前は、1年に1~2回は訪タイしていたのと、上述したカシコン銀行(Kasikorn Bank)に登録している携帯電話番号を維持するために、多少お金がかかっても、このようにしていた。(2015年6月21日-カシコン銀行口座の個人情報変更とタイのプリペイドSIMのユーザー登録)
もちろん、このときは1年以内、遅くとも、2019年の年末までには訪タイするつもりでいたし、仮にそれができなくとも、インターネットバンキングでトップアップ(リチャージ)して、さらに有効期限を延長するつもりでいた。
しかしながら、すべては入院とコロナ禍によって、訪タイ計画は雲散霧消し、2020年2月10日に、携帯電話のSIMカードの有効期限も切れて、現在に至っている。
バンコク・スカイトレイン(BTS)のラビットカード(Rabbit Card)
今ではバンコクのBTS以外にも様々なところで使えるようになったラビットカード(Rabbit Card)、その有効期限がどうなっているのか調べると、ラビットカードの有効期間(Validity Period of Rabbit Card)と、BTSのFAQs-Ticketsの12番(What is the lifetime of a Rabbit card?)にそれぞれ解説がされている。
Rabbit cards have a 7 year lifetime validity period from date of issue. Cash value on a Rabbit card is valid for 2 years from date of last transaction. Within the card validity period (7 years), if value is topped up, then validity will automatically be extended.
ラビットカードは発行日から7年間有効です。
カードの現金価値は最終取引日から2年間有効です。7年間の間に、トップアップ(リチャージ)すれば、現金価値の有効期間は自動的に延長されます。
また、ラビットカードの有効期限の確認(Check expired date of Rabbit Card)というところで、カード番号を入れると、いつまで有効かが表示される。
私のカードは、将来のタイでのロングステイを見据えて、2012年8月のタイ・ベトナム旅行のときに作ったので、その7年後の2019年8月3日に失効したと表示された。
新しいカードが欲しいときは、BTSのチケット売り場へ来てくれということなので、次回、バンコクへ行ったときに、パスポート(KYC=本人確認のため)と、古いカードを持っていけば、新しいカードに交換してくれて、残高も移してくれるのだろう。
ちなみに、バンコク在住者のコラム「siam manao-life」にも、2019年5月16日付で「『ラビットカード(Rabbit Card)』の有効期限切れで、新しいのに交換した話」とあるので、私の推測通りで正しいと思う。
バンコクMRTのプリペイドカード(Stored Value Card)
バンコクのMRT (Mass Rapid Transit Authority of Thailand)もプリペイドカード(Stored Value Card)があるが、未だにラビットカード(Rabbit Card)とは統合していない。
私は、2018年1月のタイ旅行の際に、古いカードを交換させられたのだが、このカードの有効期限についてはFAQに記述がある。
Is there expiry date for MRT Smart Pass?
A period of stop using for 2 years which count from the last date of using or the last date of top up. If that Smart Card has not been used more than 2 years. It will be expired.
2年以内にMRTを利用するか、トップアップ(リチャージ)すればいいが、2年以上利用がないと失効すると書かれている。
こちらのカードは、タイ国外居住者の場合は、コロナ禍で入国できないうちに、失効する可能性が高いと言えるが、念のために次回渡航の際に、チケット売り場で聞いてみるといいだろう。
Terms and Conditionsには、手数料を払えば返金されるようにも読めるので、残高を移して新しいカードと交換になる可能性が高いからだ。
有効期限をむかえるJALマイル・e JALポイントの取り扱いについて
私がJALマイラーということもあるが、2020年5月30日付で掲載した「JALマイル、コロナ禍で1年自動延長& CLASS EXPLORERご招待」の続報をここでも書いておきたいと思う。
有効期限をむかえるマイル・e JALポイント・JALクーポンの取り扱いについて(2021年3月8日更新)
- 2021年1月1日~7月末までに有効期限をむかえるマイルとe JALポイント
一律有効期限2022年1月末のe JALポイントを積算いたします。- 2020年10月1日から2020年12月末までに有効期限をむかえるマイルとe JALポイント
有効期限1年間のe JALポイントを積算いたします。
私がタイに行ける頃にはマイルの価値もだいぶ減るような気がするが、今のうちにeJALポイントに交換してもらった方が有利なのかということを考える間もなく月日が経っていく。
コロナ禍が収まって、以前のように海外渡航できる日はいつなのだろうか。
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