令和2年分(2020年分)の確定申告は早々に終了

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令和2年分(2020年分)の確定申告は、2016年に個人事業主となって以降、最速で完了した。

今年も、国税庁からは、「申告所得税、贈与税及び個人事業者の消費税の申告・納付期限を令和3年4月15日(木)まで延長します」との告知がされているが、昨年の私は「4月からサラリーマンでなくなった!どうする健康保険、年金」を目前に、入院中で全く身動きが取れなかった状態だったことを考えれば、今年ほど申告が楽な年もなかったかと思う。

何しろ、2020年は、主たる収入が非課税所得の傷病手当金で、申告すべき課税所得が持続化給付金(事業所得の雑収入)と、海外の金融機関で得た配当所得(参考: 確定申告用-株式投資損益計算書(Excel))、医療費の計算が最も難儀だったというレベルだったからだ。(2021年1月10日-保険があって良かった~2020年の医療費自己負担100万円なり

令和2年分(2020年分)確定申告画面

今年に限って言えば、多少面倒だったのは事前準備、「国税庁 確定申告書等作成コーナー」へ進むと、「作成開始」と「保存データを利用して作成」とある。

私の場合は、毎年e-Taxで申告しているので、「過去の申告書データを利用して作成」に該当するため、右側の「保存データを利用して作成」を選択すると、「途中で保存したデータを利用して作成再開」と「過去の年分のデータを利用して新規作成」とある。

ここで、右側の「過去の年分のデータを利用して新規作成」を選択すると、上のような「税務署への提出方法を選択してください。」という画面が現れる。

令和2年分(2020年分)確定申告画面

ここで、e-Taxを選択するにせよ、郵送方式を選択するにせよ、事前準備画面が出てきて、毎年のようにアプリを更新させられるので、そこは指示に従ってやればいい。

令和2年分(2020年分)確定申告画面

次のマイナンバーカードの読み取りのところで注意しないといけないのは、ICカードリーダライタのドライバが最新であるかを確認することで、それが原因でエラーになることがある。(公的個人認証サービス-ICカードリーダライタのご用意

令和2年分(2020年分)確定申告画面

すべての事前準備を整えてやっても、最初は、「利用できないバージョンのため、更新ボタンをクリックし、ダウンロードサイトからバージョンアップを行ってください。」というエラーメッセージが出る。

つまり、今年からはe-Taxを利用するのに、ブラウザーとして、グーグルクローム(Google Chrome)や、マイクロソフトエッジ(Microsoft Edge)なども使うことができるのだが、そのためには、マイナポータル・バージョンアップの画面から「拡張機能」と「マイナポータルAP」をインストールしないといけないので、それが終わるまでは前に進めないのだ。

令和2年分(2020年分)確定申告画面

これらが無事に終われば、例年通りの申告手順、私の場合は、個人事業の会計は、クラウド会計ソフトFreeeを使っているので、それで青色申告の電子ファイルを打ち出し、e-Taxのソフトを使って送信している。

ここが多少面倒なのだが、個人所得税の確定申告はFreeeの導入以前(2004年)から国税庁のe-Taxのソフトでやってきたので、別々のファイルになっているものを今後どうしようかというのが一つのテーマではある。

ところで、昨年来のコロナ禍に、副業サラリーマンの増加で、電子申告アプリを作っているマネーフォワード(コード:3994)と、Freee(コード:4478)の株価は活況を呈している。
川合式デイトレードのツールにも頻発していて、これらの上昇基調がいつまで続くかわからないが、完全に時流に乗ったと言えるだろう。

それにしても思う。
国税庁の「令和2年分確定申告 感染リスク軽減のための対応」を見ているが、今や税務署の確定申告相談にも入場整理券が必要な時代になってしまったようだ。
去る2月21日と来たる28日は、日曜相談に応じる税務署なども多いようだが、ここへ行く人もこれでは大変だろう。

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