去る1月31日付で掲載した「零細個人事業主でも入会できた楽天プレミアムカード」、これを使ったポイ活のためには、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率を上げることが必要らしい。
最も簡単に、SPUの倍率を上げられるのは、楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にすることだが、これ以外にもいろいろ方法があって、一つのやり方として、楽天証券でポイントを使って投資信託を購入すると、SPUの倍率が上がると書かれている。
楽天証券のポイント投資は、1ポイント(通常ポイント)+499円からOK
「楽天証券でポイントを使って投資信託を購入」と聞くと、投資に無縁な方にとっては、すごくハードルが高く感じられるだろう。
しかしながら、月1回500円以上のポイント投資であれば、条件的にはそれほどハードルは高くない。
ポイント投資の原資として、期間限定ポイントは利用できないとあるが、一方で、通常ポイントのみでも、現金と通常ポイントの組み合わせでも可能なので、通常ポイントは最低でも1ポイントあればOKということになる。
楽天ポイントクラブの規定によれば、例えば、楽天市場で買い物をした場合の獲得ポイントは、原則として、100円につき1ポイント(通常ポイント)なので、定期的に何かを買うようにしておけば問題ないだろう。
どんな投資信託を買えばいいのか
正直言って、月額500円ずつの投資で、30年後にいくらになるのだろうかと考えた場合、それほどまじめに考える気は起きないかもしれない。
それでも、今まで投資に興味のなかった人が、それをやるきっかけにしたいという気持ちが少しでもあるならば、2018年7月28日付のコラム「ジンギスカン食べながら投資ネタ、iDeCo(個人型確定拠出年金)やるなら米国株型一択か」で書いたように、最初に選ぶファンドは、米国株型一択でいいと思うのだが・・・
今更と言いたい人も多いだろうから、リスクが低いところからeMAXIS Slim先進国債券インデックスなどいかがだろうか。
もし、今からでもドルコスト平均法による投資だから構わないと言うならば、楽天・全米株式インデックス・ファンドがいいだろう。
ちなみに、私が設定したのは「『つみたてNISA』×『楽天カードクレジット決済』×『SPU』」だ。
2019年秋に、私が川合式デイトレードのために楽天証券に口座を開いたとき、まさか、こんなことをやるとは夢にも思わなかった。
蛇足ながら、お世話になっているリーマンインテリジェンスの勉強会、2月3日に「今年も米国株式投資勉強会を開催します」と告知したら、わずか1週間ほどで三桁に迫るようなオンライン視聴希望者が出たようだ。
いやはや、1999年に私が海外投資を知った頃の、ドットコムバブルを彷彿とさせる勢いだと思うな。
楽天SPU倍率アップのための投資信託の積立設定方法
- 楽天証券口座にログイン後、「投資信託」メニューから「積立設定」を選択する。(よくある質問-【投信積立】ポイント利用設定の変更はどこからできますか?)
- 「ポイント利用設定状況」の「変更」ボタンをクリック、「ポイント設定・SPU」画面で、「現在のコース」を「楽天ポイントコース」に設定する。
- 「ポイント利用設定」から「投資信託 積立注文」を選択、「ポイント利用」の毎月の上限を、1ポイント以上で設定する。(上限を500ポイント以上に設定しない場合は、残額をクレジット決済にしておくと良い。)
- 「積立注文はこちらから」をクリックすると、楽天証券で扱っている投資信託の選択メニューが出るので、私のように「つみたてNISA」を併用したい場合は、「つみたてNISAから探す」を、そうでない人は「投信スーパーサーチ」から検索するといいだろう。
付与される期間限定楽天ポイントの使い道
ここで、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率を上げても、ボーナスとして付与される期間限定ポイントが使いづらいということが言われているが、これについて、2020年12月23日付の楽天お金の総合案内のコラムでは「期間限定楽天ポイントをお得に使い切る使い道とは?加盟店やギフトカードなど選択肢たくさん」と書かれているので、参考にするといいだろう。
仮に、ヤフオクやメルカリ、アマゾンなどのアカウントを持っているなら、ポイントで仕入れをして、それを転売して現金化するという技を使うのも悪くないと思う。
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