私が2019年4月4日付で「HSBC香港のモバイル・セキュリティ(Mobile Security)へ切り替える方法」というコラムを掲載してから早1年、HSBC香港のカード式のセキュリティ・デバイス(PIN-Protected Security Device)のページを開くと、「We no longer issue a physical Security Device to Personal Internet Banking customers.(当行はインターネットバンキングをご利用中の個人のお客様に対して、カード式のセキュリティ・デバイスを発行致しません。)」の文字が目に入ってくる。
そう、もはや、セキュリティ・デバイス(Security Device)の再発行を求めても、モバイル・セキュリティ・キー(Mobile Security Key)へ切り替えて下さいと言われるようになってしまったのだ。
カード式のセキュリティ・デバイスは原則発行停止
We no longer issue a physical Security Device to Personal Internet Banking customers (except for those with accessibility needs):
当行はインターネットバンキングをご利用中の個人のお客様に対して、高齢者や障害者などアクセシビリティの必要性のある方を除いて、カード式のセキュリティ・デバイスを発行致しません。
- Effective 1 March 2020 for Personal Internet Banking customers with password setup.(2020年3月1日からは、パスワードの設定を伴う方への停止)
- Effective 1 April 2020 for all other Personal Internet Banking customers.(2020年4月1日からは、その他の方を含めたすべての個人の方への停止)
Customers may download HSBC HK Mobile Banking app and switch to Mobile Security Key for more convenient banking services. Learn more.
お客様におかれては、HSBC香港のアプリをダウンロードした上で、もっと簡単なモバイル・セキュリティ・キーへ切り替えてください。詳しくはこちら。
私もこのときは入院中だったので、こういったアナウンスがあったとは知らなかったが、この時期から上述のブログ記事へのアクセスが急に増えたので、今思えば、やっぱりなということなのだろう。
高齢者や障害者については配慮してくれるようだが、如何せん電話ができないと(言葉が通じないと)ダメなので、英語が不得手な日本人、スマホアプリの操作も苦手なら撤退(口座の解約)しかないと思うがいかがだろうか。
カード式のセキュリティ・デバイスが使えなかったら切り替えはどうするのか
現時点、あるいは将来的に、カード式のセキュリティ・デバイス(PIN-Protected Security Device)が使えなくなってから、モバイル・セキュリティ・キー(Mobile Security Key)に切り替えるといった事態になったときはどうなるのか、カスタマーサービスに聞いてみた。
もっとも、賢明なる皆さんのように、そうなる前に切り替えないといけない。
そのために、1年前に自分で「HSBC香港のモバイル・セキュリティ(Mobile Security)へ切り替える方法」というコラムを書いたのだから・・・
You no longer issue a physical Security Device to Personal Internet Banking customers, right?
So if my device is broken, stolen or expire the battery, how should I switch Mobile Security key?もうカード式のセキュリティ・デバイス(physical Security Device)は発行しないのですよね。
もし、私の持っているデバイスが壊れたり、盗まれたり、電池切れになったときは、どうやってモバイル・セキュリティ・キー(Mobile Security key)に切り替えたらいいのでしょうか。
2020年6月29日に、この質問をカスタマーサービスに投げたところ、7月2日に回答が返ってきた。
これからもHSBC香港の口座を維持し続けるのか、私も自問自答しているところだが、とりあえず質問の回答を掲載しよう。
カード式のセキュリティ・デバイスが使える場合
Re: Comment/Enquiry on Internet Banking(Re:インターネット・バンキングの意見と質問)
Thank you for your e-mail of 29 June about switching physical Security Device to Mobile Security Key (MSK).
カード式のセキュリティ・デバイス(Physical Security Device)をモバイル・セキュリティ・キー(MSK)に切り替えることについて、6月29日付の電子メールをありがとうございます。
I would like to confirm that we no longer issue a physical Security Device to Personal Internet Banking customers. You can use MSK as a replacement for your physical Security Device. For more details about the MSK, please follow the steps below.
私は、パーソナルインターネットバンキングのお客様に、カード式のセキュリティ・デバイス(Physical Security Device)を発行しなくなったことを確認しております。
カード式のセキュリティ・デバイスの代わりとして、モバイル・セキュリティ・キー(MSK)を使用できます。
モバイル・セキュリティ・キー(MSK)の詳細については、以下の手順に従ってください。
- Visit our website at ‘www.hsbc.com.hk‘
- Click ‘Banking’ in the top menu bar and then ‘HSBC HK Mobile Banking‘ under ‘HSBC Mobile Apps’
- Click ‘Mobile Security Key‘ on the page
- 当行のウェブサイト「www.hsbc.com.hk」にアクセスします。
- 上部のメニューバーで「Banking」をクリックし、「HSBC HK Mobile Apps」の下の「HSBC HK Mobile Banking」をクリックします。
- ページ内にある「Mobile Security Key(モバイル・セキュリティ・キー)」をクリックします。
If you have not used the HSBC HK Mobile Banking app, please download the app from the Apple Store or Google Play. You can find it by searching for ‘HSBC HK’.
もし、貴方が、HSBC香港のモバイル・バンキング・アプリを利用していない場合は、Apple StoreまたはGoogle Playからアプリをダウンロードしてください。「HSBC HK」を検索すると見つかります。
Moreover, please make sure that your registered mobile phone number and e-mail address are up-to-date. After that, please follow the steps below to activate your MSK.
また、(HSBC香港に)ご登録の携帯電話番号とメールアドレスが最新のものであることをご確認ください。その後、以下の手順に従って、モバイル・セキュリティ・キー(MSK)をアクティベートしてください。
- Open the app and log on using your Personal Internet Banking credentials
- Read the introduction and select ‘Activate Mobile Security Key’ when prompted (If this option is not shown, please open the menu and go to ‘Settings’.)
- Select ‘Activate now’ and then review and accept the terms and conditions when prompted
- Follow the instructions as shown on the page and set a password for your MSK
- アプリを開き、パーソナルインターネットバンキングの認証情報を使用してログオンします。
- 序文を読み、指示が表示されたら「Activate Mobile Security Key(モバイルセキュリティキーを有効にする)」を選択します。(このオプションが表示されない場合は、メニューを開いて「Settings(設定)」に移動してください。)
- 「Activate now(今すぐアクティベート)」を選択して、指示が表示されたら契約条件を確認して同意します。
- ページに表示される指示に従って、モバイル・セキュリティ・キー(MSK)のパスワードを設定します。
Once your MSK has been activated, we will send you e-mail and SMS confirmation.
モバイル・セキュリティ・キー(MSK)のアクティベートに成功すると、電子メールとSMSに確認通知が送信されます。
You can then log on to the app and generate security codes using your MSK. After that, you can destroy your existing Security Device by yourself.
その後、アプリにログオンし、モバイル・セキュリティ・キー(MSK)を使用して、セキュリティ・コードを生成できます。
その後、既存のカード式のセキュリティ・デバイスを自分で破棄してください。
とりあえず、ここまでは上述のコラムでも紹介しているので、日本語の解説は、そちらをご覧になればいいだろう。
なお、1年前のやり方と今とで違っていた場合はご容赦願いたい。
カード式のセキュリティ・デバイスが使えない人はどうするのか
さて、問題は、カード式のセキュリティ・デバイス(Physical Security Device)が使えない人は、どうやってモバイル・セキュリティ・キー(MSK)に切り替えたらいいのかということだが、予想通り、まずは香港に電話しないといけない。
If, however, your Security Device does not work, please call us on +852-2233-3033 (for HSBC Jade customers), +852-2233-3322 (for HSBC Premier Customers), +852-2748-8333 (for HSBC Advance customers) or +852-2233-3000 (for Other Personal Banking customers) and then press 5-A/C No-#-PIN -1-0 after the language selection for 24-hour Personal Internet Banking Enquiries.
もし、貴方のセキュリティ・デバイスが使えない場合は、口座のステータスに応じたホットラインに電話いただき、24時間のパーソナルインターネットバンキングのお問い合わせの言語(英語は2)を選択した後、5-(口座番号)-#ー(電話取引用暗証番号)-1ー0を押してください。
ちなみに、それぞれのホットラインは、上記のとおりで、ユーザーガイドは各リンク先をクリックすればダウンロードサイトに繋がるので、そこから入手して欲しい。
Our colleagues there will help you deactivate your existing Security Device upon verification of your Phonebanking Personal Identification Number (PIN).
テレフォン・バンキングの取引用暗証番号(PIN)が確認されたら、貴方が持っているカード式のセキュリティ・デバイス(Physical Security Device)を無効にするお手伝いをいたします。
If you forgot the PIN, we will help you set up a new one instantly with your Automated Teller (ATM) card PIN and the one-time passcode sent to your registered mobile phone number.
電話取引用暗証番号(PIN)を忘れた場合は、キャッシュカードの暗証番号と、登録済みの携帯電話番号に送信されたワンタイム・パスワードを使用すれば、新しい暗証番号(PIN)を直ちに設定できます。
After the deactivation, you can follow the above steps to activate MSK.
カード式のセキュリティ・デバイスを無効にした後、上記の手順に従って、モバイル・セキュリティ・キー(MSK)をアクティベートできます。
We are pleased to be of service.
Yours sincerely
Customer Support Officer
Wealth and Personal Banking
電話取引用暗証番号(Phone Banking PIN)がわからない人はどうするのか
電話取引(Phone Banking)の自動音声ガイダンス
HSBC香港の電話取引(Phone Banking)は、スタッフに繋がるまでは自動音声サービスなので、HSBC Personal Banking Hotline User Guideでコードを確認しながら、それぞれの口座のステータスに合わせて、HSBC Premier Hotline +852-2233-3322、HSBC Advance Hotline +852-2748-8333、その他のステータス +852-2233-3000に電話すればいい。
例えば、セキュリティ・デバイスとモバイル・セキュリティ・キーの用件ならば、最初に英語の2、次いで5を入力、口座番号(Account No)の後に#(hash key=ハッシュキー)と電話取引用暗証番号(phone banking PIN)、最後に1、1とやれば、繋がるのだが、暗証番号がわからないと、先に進めない。
私もHSBC香港へ電話することなど滅多にないし、まして、電話取引用暗証番号(phone banking PIN)と言われても即座に思い出せない。
これが、キャッシュカードと同じであればいいのだが・・・
電話取引用暗証番号(phone banking PIN)のリセット方法
電話取引用暗証番号(phone banking PIN)は、通常、キャッシュカードの暗証番号と同一になっていることが多いのだが、そうでなかったり、忘れたときは、リセットしないといけない。
HSBC香港のウェブサイトにあるWays to Bank Forms and Documents DownloadのPhone Bankingの項目から、
- Personal phone banking Service Special Instructions / Cancellation Request Form (PDF)に必要事項を記入して郵送する。
パスポート番号は、HSBC香港で登録しているものを記入すること。
なお、日本居住者の場合は、「C. Special Instructions/Cancellation(特別な指示又はキャンセル)」のところで、「New Phonebanking PIN Advice to be collected at(新しい電話取引用暗証番号の通知を〇〇で受け取る)」にチェックを入れ、「By mail to my overseas correspondence address registered in the Bank(HSBC香港で登録している海外の郵送用住所に送付)」を選択すればいいだろう。 - Phone banking Fact sheet (PDF)の中に書かれている、Instant phone banking PIN reset(電話取引用暗証番号の即時リセット)を実行する。
If you forget your phone banking PIN, you can reset it through the above hotline with your ATM PIN*. You can also reset your phone banking PIN via any HSBC ATM in Hong Kong.
もし、貴方が電話取引用暗証番号を忘れたなら、上記のホットラインにかけて、キャッシュカードの暗証番号を使って、リセットをすることができます。
あるいは、香港にあるHSBCのATMを使って、リセットすることも可能です。*= For security reason and for instant access to your phone banking service, transfer limit for phone banking non-registered third party account will be reset to zero when you use your ATM card or credit card number and the respective ATM PIN to reset your phone banking PIN through the above hotline. Please visit any HSBC branch to set the transfer limit for non-registered third party accounts.
上記の手続きを電話で行った場合は、電話取引による未登録の第三者への送金の限度額がゼロに設定され、それを解除するためには、最寄りの支店へお越しいただく必要があります。
最後に
BBC Japanでも詳しく報じられているように、7月1日に香港国家安全維持法が施行されて、香港もこれからは上海のような金融都市になっていくのであろう。
一方、2020年はHSBC香港に口座を持つ日本人にとっても分水嶺となるかもしれない。
カード式のセキュリティ・デバイス(Physical Security Device)の新規発行がなくなり、モバイル・セキュリティ・キーに移行するということは、外国語ができず、それに加えて、スマートフォンアプリの操作に難があれば、間違いなく撤退を余儀なくされるだろう。
現時点で、カード式のセキュリティ・デバイスが動かない(物理的にない)という人で、さらに、キャッシュカードの暗証番号がわからない、ロックされているなどの状態であれば、口座の解約をお勧めする。
そう、10月になったら香港へ渡航できることを期待して、パスポートの準備をされた方がいいと・・・私は言うだろう。(2020年6月4日 TRAICY-香港への入境規制を大幅延長 外国人の入境は9月18日まで不可能に News.gov.hk on 2 June 2020 – Quarantine measures to extend)
本ブログ掲載後の追加情報
口座はアクティブな状態だが、セキュリティ・デバイスが使えない人は「2018年版HSBC香港のセキュリティ・デバイスが動かなくなったらどうするのか」の中で、「現地へ行けない人はどうするのか」で書いた方法が、2021年1月現在でも使えそうなので、試してみる価値があると思う。
いかがだろうか。
- HSBC香港のForms and Documents Download – Way to Bankにアクセスする。
- HSBC Internet Banking Maintenance/Cancellation Request Form(記載例)に必要事項を記載して、インターネットバンキングの解約の手続きをする。
- 先方が解約処理を終えた頃を見計らって、インターネットバンキングを再申請して、モバイル・セキュリティ・キーを登録する。
コメント
カルロスハッサン様
デバイスの記事、大変、参考になります。ありがとうございました。
私は、セキュリティデバイスの電池が完全に切れてしまい、
スマホアプリの設定ができないため、上記でご説明いただいた手順で実施したところ、
どうしても、口座番号をいれるところで間違っているとでてしまいます。
ここでいう口座番号は
×××(支店)-●●●●●●(口座番号)-△△△(口座種別)とあるうちの
●の6桁でよいでしょうか?
ちなみに
全12桁、真ん中の6桁、後半の9桁などいろんなパターンでいれても
全部、間違いといわれお手上げ状態です。
数値自体は、ネットバンキングから確認しているため間違ありません。
どこに間違いがあるでしょうか。
御教示いただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。
TAKE様、こんにちは
小見出しがわかりづらかったので訂正しました。
カード式のセキュリティ・デバイスが「ない」ではなく、電池切れも含めた「使えない」ですね。
>セキュリティデバイスの電池が完全に切れてしまい、
これだと、まずは現在のセキュリティデバイスを無効にしてもらわないとダメですね。
香港に電話しろというのが先方の指示なので、とりあえず電話してみてください。
Phone Banking PINがわかっていればいいですが、それすらわからないときは、それを再発行してもらってからになります。
たいてい、キャッシュカードの暗証番号と同じではないかと思いますが。
現在のセキュリティデバイスは、フィジカル・セキュリティ・デバイス、無効にするはdeactivateでいいかと思います。
カルロスハッサン様
早速、回答いただきありがとうございます。
ただ、私の質問の仕方がよくなかったのですが、
>これだと、まずは現在のセキュリティデバイスを無効にしてもらわないとダメですね。
香港に電話しろというのが先方の指示なので、とりあえず電話してみてください。
はい。実際に私はアドバンス口座のため
852-2748-8333へ電話をしてハッサンさんの説明のように
>5-(口座番号)-#ー(電話取引用暗証番号)-1ー0を押してください。
とありますので
5を押した後、次に口座番号をいれろとアナウンスされるので
6桁?と思われる口座番号と#をいれても、間違っているとアナウンスされてしまいます。
このほか、支店番号や口座種別までいれた12桁や支店番号と口座番号の9桁、
口座番号と口座種別の9桁などいろいろなパターンでいれても
全部、口座番号は間違っているとアナウンスされ、先に進めず
デバイスを無効にする手続きまで行けないのです。
何が良くないのでしょうか。
すみませんが、お分かりでしたら教えてもらえますでしょうか。
上記で説明いただいた「口座番号」とは何桁のことでしょうか。
それだけでも教えていただけますと幸いです。
TAKE様
まずは、アドバンスのホットラインのガイドブックが
https://cdn.hsbc.com.hk/content/dam/hsbc/hk/docs/advance/hotline.pdf
のようですので、訂正してお詫びします。
私も試しにかけてみましたが、口座番号は12桁のようです。私の場合は電話用暗証番号が設定されていないのか、ID(パスポート)番号を云々のところで電話を切りました。
あくまで可能性ですが、まずはキャッシュカードをセブン銀行かゆうちょ銀行で入れて、お金を引き出せるか試してください。
インターネットバンキングはデュアルパスワードの設定をしていれば、それでアクセスできるか試してください。
2年間、口座に動きがないと凍結されている可能性があります。
私にはそれ以上のことはわかりません。
カルロスハッサン様
アドバイスありがとうございます。
紹介してもらいました電話一覧表をもとに、直接、窓口で電話して
口頭で解錠してもらいました。
なんとか、アプリでの設定が完了して、昨日はHSBCが何やらネット混線して
ログインできず、焦りましたが、本日、無事にログインもできて
送金等手続きもできるのが確認できました。
大変、ありがとうございました。
引き続き、購読させていただきます。
よろしくお願いします。
Take様、うまくできて良かったですね。
引き続き、よろしくお願いします。
カルロスハッサン様
はじめまして、ブログ記事拝読しております。HSBCセキュリティデバイスについて、参考になる記事を有難う御座います。私の手もとにあるセキュリティデバイスも、バッテリー切れの状態となりつかない状態。アタマを抱え困っています。
ハッサンさんとTAKEさんのコメントやり取りのように、自分で香港へ電話し、現在手もとにあるセキュリティデバイスを無効にしてもらう作業から始めないといけないのですね。英語もつたなくて怖いですが、折を見て香港のコールセンターへ電話します。記事を有難う御座いました。
コメントありがとうございます。
セキュリティデバイスの件はなかなか難渋されている方、多いですね。
今は現地渡航もできないので、頑張ってみてください。
カルロス・ハッサン様
大変貴重な情報をありがとうございます。
こちらを先に読んでおけばよかったと思います。すべて終わった後に気が付きました。
私の場合は2020年12月にデバイスのbatt lowに気づき、問い合わせをしたところ、本来ならMSKをダウンロードしてもらうのだが、ご希望なら無料でセキュリティデバイスを送ることもできますと言われました。もしかして私が70歳近いからだったかもしれません。
しかし、待てど暮らせど届きませんでした。しょうがないのでモバイルアプリをダウンロードしてそこに包含されているMSKを使ってうまくいったのですが、何と申し込みから80日も経過した本日(2021-3-13)、郵便でセキュリティデバイスが届きました。先方はCovid-19の影響で郵便に影響が出ているので辛抱強く待って欲しいと30日経過時点では返信して来ていましたが、まさか80日も掛かるとは驚きです。
とにかく高齢者には一定の配慮はあるようです。
問題はせっかく発送してくれたセキュリティデバイスを有効に使う、つまりMSKから物理デバイスに戻すことができるのかをこれから聞いて見ようと思います。今更戻さなくても良いのですが、モッタイナイ精神からはせっかく送ってくれたものを捨てるのは気が咎めるので試してみようかと思っています。
コメントありがとうございます。
カード式のセキュリティデバイスが届いたのですね。確かに高齢者や障害者にはそういった配慮があると書かれてましたね。
実は、私のところに届いたHSBC香港からの郵便も、2020.12.14付になっていて、2021.3.13(本日)届きました。
郵便もメタメタになっているかもしれませんね。
ちなみに、モバイルセキュリティキーを使い始めたら、基本的にカード式のは使えないはずです。戻すというのは聞いたことがないですね。まあ、試すのはいいとは思いますが、記念にとっておかれればよろしいかと思います。
カルロス・ハッサン様
はじめまして。口座のステイタスがHSBC ONEへ変わったことも、セキュリティデバイスの電池切れも気にせずにいた元香港在住者です。
ブログを拝見させていただきました。多くのHSBC関係のウェブ情報の中でもとても丁寧な内容で分かりやすかったです。
セキュリティデバイスの再発行はすでに終了しているとの情報でしたので諦めながらHSBCへ連絡をしてみました。最終的にデバイスの再交付を受けることになりましたので、HSBCユーザー様への参考情報として以下コメントします。
セイキュリティデバイスは完全に電池切れの状態です。
まずはカスタマーサービスへ電話(HSBC ONEホットライン)、テレフォンバンキングのPINコード、ATMコードが不一致なことが判明し先に進めず。仕方なくカスタマーサービスオフィサーへ電話。なかなか繋がらずに7回目で通話。
オペレーターの発音から香港人ではないと感じながら、口座の本人確認(SMSワンタイムパスコード認証)を終えて、こちらの事情を説明してセキュリティデバイスの再交付希望を伝えました。
これがなかなか手強い相手でして、、、、話をはぐらかせるようにPINコードまたはATMコードを用意してオンラインテレフォンバンキングガイダンスに従うよう勧められる。
こちらの語力が足りないのか?話した相手が外れだったのか?不安と国際電話料金を気にしながら、最後は埒が明かないと思い電話を終了しました。
そこで、ダメもとでもオンラインチャットで交渉しようと思いアカウントにログインしてからチャットを開始しました。
ほんの数十秒で担当につながり会話をスタートしました。本人確認も無く、すぐに相談内容をチャットでやり取りしたところ、基本的にセキュリティデバイスのリプレイスメントは終了しているが、’’中には例外もある’’とのこと。
そこで、海外在住(日本在住条件)で環境的にHSBCモバイルセキュリティのアプリを使えないユーザーのケースはどうなのか相談に乗ってもらいました。すると担当者はチャットを数分保留(上司に相談?)してから返信があり、幸運にもセキュリティデバイスの再交付をいただけることになりました。ラッキーです。
送り先住所の再確認を行い、3業務日内にmailで送るとのこと。air便メールか、ありえないことだがsea便なのかを念のため調べてもらうと、air便の郵送扱いで約2週間ほどかかりそうとの内容でした。
確実に受け取りたいので、Fedx,DHL, EMSの着払い送付の手伝いも頼んでみましたが、こちらはCHAT担当の業務範囲外らしくホットラインに電話してくれとのことなので諦めました。
今回は大変運よくセキュリティデバイスのリプレイスメントを受けことになりました。
例外扱いがあることを知らなければ深く相談もしなかったので情報をくれたCHAT担当には感謝です(Chat バンザイ!)
HSBCユーザー様への情報としてCHAT相談のメリットをお伝えします。
・ストレスフリー 直ぐに担当者とチャット会話ができるので安心
・国際電話代節約(当方、今回失敗に終わった一回の通話だけでもおそらく数千円は費やしました)
・CHAT担当者の英語文は丁寧かつフレンドリー。こちらの要件も正確に伝わるはずです。
・チャットらしい短文会話は相談し易い。担当からのレスポンスがとても速く十分に困りごとを相談できます。
・相談が終わるまでお付き合いいただけます(今回は35分のチャット会話でした)
(アカウントにオンラインせずに一般のウエブサイトからもチャット相談は可能ですが、こちらは10分すぎると半強制的に終了します。二回チャット会話しましたが相手は時間がくると半自動的に終了します。)
・チャット内容を記録します。会話終了したら自身でコピペ保存をお勧めします。
(ログインアカウントページ右上タブにある電子メール機能ではメールデータは保存されていますが、チャットについては保存作業しないとこちらの記録は残せないようでした。)
今後トラブル無いことが何よりですが、次回は、電話が出来ない環境下の海外住人のケースを前提に、アカウントにログインしたオンラインChat相談もありなのかと感じました。
昨今の香港情勢を鑑みますと日本から香港入境が簡単になる時期には、一度銀行窓口へ出向いて口座を解約するつもりではおりますが、それまでは口座管理に努めたく思います。
またブログを拝見するかとおもいますのでよろしくお願いします。
チャットで解決されたのですね。
窓口へ行けない、電話はなかなか通じない、最後の手段になりそうですね。
今まで解決できなかった人のためにも役立ちそうなケースですね。
情報提供ありがとうございました。