2020年5月25日に、新型コロナウイルス感染症緊急事態解除宣言が出されてから、いろいろなものが私の手元に届いている。
5月27日に4月分の傷病手当金(継続給付)、6月2日にアベノマスク(全戸配布の布製マスク)、そして、4日に特別定額給付金が振り込まれた。
お金はほとんどがリハビリの費用に消えるとはいえ、一息ついたのも確かだ。
それにしても、届いたアベノマスクは私には小さ過ぎるし、家にもたくさん在庫があるんだよな。(笑)
4月分の傷病手当金(継続給付)が振り込まれた
これは、2020年5月17日付で掲載した「傷病手当金は休職サラリーマンの命綱」で触れた「条件次第で退職後にも受給できる傷病手当金」というのが、私が今回受け取った資格喪失後の継続給付(健康保険法第104条)のことだ。
傷病手当金は、最長で1年6か月受給できるので(健康保険法第99条第4項)、昨年の12月10日から起算すると、だいたい2021年5月までは受給できることになる。
もっとも、私が通院している国際親善総合病院の医師が、労務不能だと認めている間に限られるけどね。
5月14日に書類を郵送して、27日に振り込まれたということは、私の傷病手当金も4回目の申請ということで、全国健康保険協会の審査も、ほぼルーチンワークになったと言えるので、今後も2週間程度で振り込まれることが期待できるだろう。
健康保険給付のトピックス
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- 限度額適用認定証-医療費が高額になりそうなとき
- 移送費
- 4月からサラリーマンでなくなった!どうする健康保険、年金
- 高額療養費-高額な医療費を支払ったとき
- 保険があって良かった~2020年の医療費自己負担100万円なり
- 負傷事故から1年~身体障害者手帳を取得しました
アベノマスク(全戸配布の布製マスク)が届いた
今ごろマスクが届いても
全国的に経済活動が再開された6月、私のところに来た最初のプレゼントが、俗に言うアベノマスク(全戸配布の布製マスク)だった。
おそらく、横浜市は全国的にも相当に配布が遅く、もはや家庭には十分に備蓄があって、不要という人も多いのではないだろうか。
私も退院前に買ったマスクが大量に余っていて、医療関係者にでも寄付したいぐらいにあるのだ。
まあ、菅義偉官房長官は、「アベノマスク、寄付の動きに『自宅で保有を』(2020年6月1日 朝日新聞)」と述べたらしいが・・・
アベノマスクは市販品と比べても小さ過ぎるし、夏は暑くてしていられない
アベノマスク(全戸配布の布製マスク)は、ちょうど6月2日は訪問リハビリの日だったので、私は、最寄り駅まで歩くときに使わせてもらった。
しかしながら、この日と、翌日の3日は真夏のように暑く、布製マスクなどしていたら蒸れて仕方がなかった。
おまけに、私にとっては明らかに小さ過ぎる代物で、ただ単にマスクを顔にかけているだけの状態なので、本格外出には不向きなものだった。
実際にサイズを比べてみると、トレトレストアからオンライン注文で取り寄せたマスクの方が、はるかにマシだと思う。
正直言って、こういう税金の使い方をするなら、政府が2月以降の医療関連物資の流通を統制し、中国への支援物資供給を抑制すれば良かったのではないかと思うのは私だけなのだろうか。(参考:経済産業省-医療物資関連物資の流通状況について 2020年5月21日-コロナ禍の元での入院生活、リハビリはいよいよ杖歩行へ)
子どもがいない家庭は寄付がお勧め
アベノマスクは、子どもや小柄な女性にはサイズが合うかもしれないが、私たちのような一般の成人、特に男性には小さ過ぎて合わない人が多いだろう。
そういった場合は、児童施設や福祉施設などに寄付するといいかもしれない。
以下の朝日新聞の記事のほか、神奈川県内の方は、NPO法人藤沢市民活動推進機構に寄付するといいかもしれない。
それと、横浜日吉新聞が「不要な“未使用”マスクで必要な場所に支援を、日吉商店街が回収ボックスを設置」というキャンペーンを報じている。
こちらは、6月19日(金)までの限定のようなので、それを過ぎた場合は、寄付を受け付けているかを確認した方がいいだろう。
ただ、私が思うに、夏に布マスク(アベノマスク)をするのはお勧めできないが・・・
アベノマスク、寄贈は人気 回収団体「想定外の多さ」(2020年5月29日 朝日新聞)
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、安倍晋三首相の肝いりで政府が全世帯に配布する布マスク。
一時のマスク不足が解消しつつあるなかで届き始めた「アベノマスク」には、「税金の無駄遣い」などと批判も強いが、「不要」な人から回収して「必要」な人に届ける活動に取り組む名古屋市の団体には、全国から寄贈が殺到している。
医療や介護の事業者らでつくる「なごや高齢者見守りネットワーク(みま~も名古屋)」が主催し、5月15日から回収活動を行っているキョーワ薬局御器所店(名古屋市昭和区)。
29日、マスクを必要とする介護施設や障害者施設などへの発送に向け、仕分けや検品、箱への詰め込みを行った。
この日、密閉・密集・密接の「3密」を避けるために外で作業している間も、アベノマスクを持参する人が相次いだ。
近くから来たという女性(48)は「家族用には手作りしたので不要です」と持ち込んだ。キョーワ薬局は愛知、三重、岐阜、静岡の4県の計86店舗に回収箱を設置。未開封や未使用のものを対象に、一般のマスクも含めて6月30日まで回収している。
寄せられたうち9割がアベノマスクで、約3千組(2枚1組)にのぼる。国は1世帯1組、約6千万組を全世帯に配布中だ。
関東や関西、九州などからも寄せられ、「みま~も名古屋」副代表の池田裕樹さんは「回収箱の前で記念写真を撮る人もいた。想定外の多さだ」と驚く。
回収したものは、今のところ10カ所程度に届ける予定。
地域で高齢者の健康相談などを行う「いなべ暮らしの保健室」(三重県いなべ市)もその一つで、担当者は「暑くなると替えのマスクが必要。
なかなか買いに行けない人もいる。必要な人に渡したい」と話す。マスクの寄付を呼びかける団体は、ほかにもある。
NPO法人「津市NPOサポートセンター」(津市大門)は今月31日までに300枚を目標にしていたが、すでに約1万6千枚が寄せられたという。
アベノマスクのほか、大量の使い捨てマスクが届き、津市などの医療機関などに贈る。NPO法人「こまき市民活動ネットワーク」(愛知県小牧市)も、「こまき『ゆずりマスク』プロジェクト」として、今月19日から寄付の呼びかけを始めた。
アベノマスクや手作りマスクなど、集まったものは福祉施設などに贈る。
予想より多く寄せられており、5月末までの予定を6月20日まで延長したという。郵送費も含めて約466億円が予算計上されたアベノマスク。
厚生労働省は当初5月中の配布を目指したが、現時点で配布済みは3割に満たず、「6月中旬まで」に目標を修正した。
6月3日までに愛知、岐阜両県では6~7割、三重県は4~5割の配布を見込む。(岩尾真宏、高原敦)
意外に早く振り込まれた特別定額給付金
2020年6月4日、5月14日付で「特別定額給付金のオンライン申請完了、ペット名でも受付可?(笑)」と書いた、10万円の特別定額給付金が無事に振り込まれた。
3週間ちょうどだったので、当初の混乱を考えれば、早かった方ではないだろうか。
私が前出のコラムを書いたあと、5月16日付の東洋経済では「給付金で大混乱『市役所窓口』のヤバすぎる内情」という記事が掲載された。
さらに、香川県高松市では5月19日付で「特別定額給付金のオンライン申請の受付中止について」という告知がされ、5月27日付の日経クロステックでは「10万円給付オンライン申請の中止や休止相次ぐ、28自治体で対象700万人以上」と報じられるほどになった。
横浜市は大丈夫かと思って見ていたら、5月31日付(何と日曜日だ)で、
【ぴったりサービス】 電子申請データ受領のご連絡(mposs@mail.oss.myna.go.jp)
「ぴったりサービス」をご利用いただき、ありがとうございます。
以下の電子申請データを申請先の自治体にて受領しましたのでお知らせ致します。
本申請に関するお問い合わせは、申請先までお問い合わせください。特別定額給付金 特別定額給付金(受付番号 **********79990)
この4営業日後に指定口座にお金が振り込まれていた。
横浜市のような人口の多い自治体でも大丈夫だったので、ほかのところも大丈夫ではないかと思う。
それと、これから郵送で特別定額給付金を申請する人は、概ね1か月程度の時間を見ておけば、いいのではないだろうか。
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