去る8月29日、私が青春18きっぷの旅の第四弾として湯河原を選んだのは、フェイスブックのグルメコミュニティ「ラーメンを食べる会」のイベントで、湯河原にある「らぁ麺屋 飯田商店」へ行くという企画があったのを思い出したからだ。
ここで昼食を取って、温泉でのんびりするという素晴らしいプランができそうだった。
玉砕した湯河原グルメプラン
8月29日の木曜日、私が自宅を10時過ぎに出て、JR湯河原駅に到着したのは、12時25分だった。
さっそく私は、目指す飯田商店に電話(0465-62-4147)してみた。
ところが、店は営業時間内であるものの、ラーメンは午前中ですべて売り切れだと言う。
真夏の平日なので楽観視していたのだが、人気ラーメン店は侮れなかった。
思い出してみれば、ラーメン会のイベントも2018年7月16日の実施で、10時に待ち合わせと言われていたっけ・・・自分が参加できなかったから記憶がなかっただけだな。
そういうわけで、グルメランチのプランはあえなく玉砕となった。
湯河原(吉浜)海水浴場
グルメランチのプランが潰えたので、予定を変更して湯河原海水浴場へ行ってみることにした。
元より、この日は温泉へ行く予定だったので、タオルと着替えは持ってきていた。
私の場合、水着は、真夏にビーチ沿いの町や、川や滝など水辺があるところに行くときは持参するようにしている。
こういったところは、海外旅行先で欧米人がそうしていることが多いので、私もマネするようになってかなりの年数が経つ。
湯河原海水浴場は、JR湯河原駅から真鶴駅行き(5番乗り場)の箱根登山バスに乗って、海の家バス停で降りればいいとある。
ちなみに、先ほど紹介した「らぁ麺屋 飯田商店」は、真鶴行きのバスに乗って、吉浜温泉場バス停から徒歩2分とあるので、どちらにしても、このバスに乗ることになったのだろう。
ただ、バスの便は概ね1時間に1本、場合によっては歩いた方が早いだろう。
それにも増して、ここは神奈川県内でもかなり水質が良いとの評判で、おまけに、比較的空いているとあったので、行ってみることにした。(2019年8月15日 ダイヤモンドオンライン-穴場海水浴場ランキング2019【完全版】、大都市圏から近くて水がきれいなのは?)
ちなみに、環境省が毎年出している水浴場の水質調査結果でも、今年の湯河原海水浴場は、水質AAとなっているので、参考にするといいだろう。
ところで、トイレ臭いと酷評された2020年オリンピックの本会場になっているお台場海浜公園の水質調査結果は、前出の環境省のウェブページには掲載されていない。
この調査の実施団体は、都道府県と市町村になっているが、なぜ環境省のページには掲載しないのだろうか。
おそらく普段は海水浴場として利用させていないからだと思うが、東京湾というカテゴリーで見れば、横浜市金沢区の海の公園が比較的近い。
そこの水質はBランクなので、そこと大して変わらないところで、世界のアスリートを泳がせるのはどうかと思う。(2019年9月4日 毎日新聞-五輪テスト大会で選手「臭い」 大腸菌で競技中止も 評判悪い「お台場の海」 都が水質改善案)
とりあえず、ここにいたのは1時間ほど、平日ということもあってビーチは閑散としていた。
さすがに関東地方では海水浴シーズンは終わりということだろうか。
まあ、喧騒を離れて、ビーチでのんびり過ごすにはいいかもしれないね。
万葉公園
湯河原海水浴場を2時過ぎに出た私は、JR湯河原駅でバスを乗り継いで、万葉公園にやってきた。
ここへ来るには、駅から不動滝・奥湯河原行き箱根登山バス(2番乗り場)に乗って、落合橋バス停で下車すればいいのだが、こちらは運行頻度はかなり高く、時刻表をチェックしなくていいくらいだ。
万葉公園は、湯河原温泉街の中心部にある千歳川沿いの公園なのだが、ここにある「文学の小径」という渓流沿いの道が、川のせせらぎを聞きながら森林浴ができるご機嫌な散策路となっている。
今日のような暑い日は、ところどころにある川沿いにそれる小道を行くと、渓流に足を浸して涼を取ることもできる。
私は、生渇きの水着の上に短パンを穿いてきたこともあって、水着だけになって、川に体を浸して涼む。
ここは真夏に来るところではないのか、独歩の湯という足湯が月1回の休業日だからなのか、誰にも会うことはない。
おそらく、普段でもこんなところで水遊びをしている人はあまりいないだろう。
こごめの湯
ようやく最終目的地である「こごめの湯」へやってきた。
入場料は千円だが、公式ウェブサイトを割引券を印刷するか、観光案内所でもらえる割引券を出すと、100円だけ割引になる。
万葉公園と隣接しているので、観光のついでに行くといいだろう。
ここにいたのは食事の時間も含めて1時間ほど、「湯河原名物 坦々やきそば」と書かれたTシャツがレストランにあったが、本当にそうなのだろうか。(笑)
とりあえず、ここのレストランでも出しているようなので、興味のある方は是非に!
最後に
今日は、元々、湯河原で評判のラーメンを食べて、日帰り温泉で寛ぐ予定が、海水浴と日帰り温泉になってしまったが、やはり、ラーメン部長のようにきちんとリサーチしないといけないことを悟った。
たかが、ラーメンと思っていると、そこには情熱を持って、著名なラーメン店に通う猛者がいるので、太刀打ちできないのだと感じた。
でも、私にとっては、単なるラーメンなんだけどね。(笑)
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