ココログ(cocolog)からWordPressへブログの引っ越し大作戦

この記事は約5分で読めます。

喜ぶ女性

弊サイトの再構築の一環として、ブログもココログ(cocolog)で管理している「カルロス・ハッサンの『今日の一言』」からWordPressで作成する本ブログへ移管することを決断した。

私がさくらインターネットでウェブサイト「カルロス・ハッサンの平成旅日記」を管理していることもあって、そこでWordPressをインストールすれば、無料でブログが作成できるので、サーバも一緒にすることにした。

ところが、ココログでの運営年数が14年近くに及び、記事数も1,100を超えると、移管してからの作業が大変なのだ。
いろいろな先例記事を参考にさせていただいたが、ココログ側の画像をサムネイルにしていることが祟って、結局は膨大な手作業をするハメになりそうだ。
まずは、2019年になってからの記事だけ整備したので、正式に公開し、あとの残りは暇を見て徐々に整備していこうかと考えている。

そうなると、メインサイトは旅行記が主体となるのだが、旅行記についてもブログで執筆しようかと考えていて、ウェブサイトを完全にアーカイブ化するか、私の友人のとんびさんのように、旅行記はブログとウェブサイトの二本立てでいくかは思案のしどころと言えよう。(2018年12月31日-平成時代最後の年末にウェブサイトのタイトルを変えてみた

とりあえず、今回の移管作業の次第を以下に書いたので、ココログのブログ管理者は参考にしていただければ幸いに思う。

さくらインターネット側の作業

  1. 初期ドメイン名(〇〇〇.sakura.ne.jp)でサーバコントロールパネルにログインする。
  2. データベースの設定へアクセスし、データベースの新規作成を行う。データベース名は自分が覚えやすい任意の英数字にする。
  3. データベースができたら、クイックインストールを開き、カテゴリメニューから「ブログ」→「WordPress」を選択し、インストールする。
    このときに指定するインストール先のフォルダは、サーバ上のアドレス「/home/〇〇〇(アカウント)/www」の直下に、任意の英数字で指定する。
  4. WordPressでブログを作成しようという人は、たいてい独自ドメインでの運用も考えていると思うので、そういった方は、ドメイン/SSL設定を開き、「新しいドメインの追加」から、取得したドメインと、WordPressのインストール先のURLとの接続を行う。
  5. 4の作業が終わると、サーバコントロールパネルに、新しいドメインが追加され、SSL証明書のところに「登録」ボタンができるので、そこから無料のSSL証明書を申請する。

私は、このときに、.htaccess(ドットHTアクセス)ファイルを使って、初期アカウント(https://carlos.sakura.ne.jp/)にアクセスしていた訪問者を、すべて独自ドメイン(https://carlos-travelweb.com/)へ自動的に流すような設定にしていたので、そのファイルを外して、初期アカウントのトップページだけリフレッシュタグを入れたページを設置した。(.htaccessファイルの除外設定は何度やってもうまくいかなかった・・・泣)

そのため、ココログの文中に貼ってある初期アカウント(https://carlos.sakura.ne.jp/△△△~)へのリンクURLを、すべて独自ドメイン(https://carlos-travelweb.com/△△△~)に置換しなければならなかった。

ココログ側の作業

  1. @niftyココログ管理ページにログインする。
  2. 「ブログ」タブをクリック、該当のブログを選択し、「読み込み/書き出し」を選択する。
  3. 「書き出し」から「書き出し(IPv4のみ)」を選択し、右クリックメニューから「名前を付けてリンク先を保存」を選択する。
    このときのファイル名は「mt-export.txt」とした方がいい。

WordPress側の作業

  1.  WordPressのダッシュボードにログインする。
    さくらインターネットのサーバコントロールパネルからの場合は、クイックインストール画面の「インストール済み一覧」に管理画面URLがある。
  2. ダッシュボードの左サイドバーの「ツール」→「インポート」→「Movable Type と TypePad」からインポーターの実行を選択する。
  3. ココログからダウンロードしたファイル容量が5MB以下であれば、自分のパソコンに保存した「mt-export.txt」ファイルをそのままアップロードできる。
    私のように5MB以上あった場合や、予期せぬエラーメッセージが出たときは、ファイルマネージャーかFTPソフトを使って、先ほど保存した「mt-export.txt」ファイルを、WordPressをインストールしたフォルダの直下にある「wp-content」フォルダにアップロードしてからインポートを実行する
  4. ブログを独自ドメインで運用する人は、ダッシュボードの「設定」→「一般」から「WordPress アドレス (URL)」と、「サイトアドレス (URL)」を初期ドメインから独自ドメインのURLに変更する。
    さらに、Sakura RS SSLプラグインを有効化し、設定を完了させる。

これで一連の作業は終わりになるのだが、実はこれだけではココログを閉鎖したときに画像がすべて消えてしまう(画像URLのリンク先がココログのフォルダのため)ので、それも移管しないとならない。
私の場合は、メインサイトでも同じコラムを掲載していたのが幸いして、そこで使っていた画像をそのままコピーすれば済むのだが、それでも付随する手作業は膨大な量になることが予想されている。
もっと、楽な方法があればいいのだが・・・

ちなみに、ココログで執筆していたブログの移管に伴って、メインサイトで掲載していたコラムも休止することになるので、併せてお知らせしたい。
メインサイトのコラムをココログと併用していたのは、無料ウェブスペースは運営企業側の都合でなくなる可能性があるのと(参考:2016年1月13日-@homepage サービス終了のお知らせ)、突然ブログが閉鎖された”なでしこりんさん”のことを知ったからだ。(2015年7月20日-保守系政治ブロガー”なでしこりん”さんの復活に思うこと

コメント

タイトルとURLをコピーしました