海外旅行に持って行く荷物に占めるデジタル機器関連のものが増えるにつれて荷物の軽量化に悩む人は多い。
今や、海外旅行の必需品と言えば、パスポート(当たり前)、海外ATM対応のキャッシュカードにクレジットカードと、SIMフリーの携帯電話と言われるほどだ。
要は、それだけあれば、近隣諸国なら手ぶらでもいいと豪語する人さえいる。
もっとも、実際には、行き先や日程によって着替えが複数必要なので、最初から手ぶらで行く人はあまりいない。(笑)
さて、本題だが、私の場合、海外旅行に持参するデジタル機器と言えば、携帯電話2台(国内用のiPhone 6と海外用のSIMフリーiPhone 5s)に、デジタルカメラだが、当然ながら、これに充電器が付随するので、それだけでかなりの重量になる。
さらに、10日以上の旅行に行くときは、電子書籍用のタブレット端末が加わるので、かなりの重さとなる。(2018年4月26日-第4世代のiPadを第6世代(Wi-Fi + Cellularモデル)に買い替え)
ところが、かつて防水デジカメとして秀逸だったPanasonicのLumixシリーズが防水仕様でなくなったために購入した富士フィルムのFinePix XP120は、一般的な性能が今一つなのだ。
それを痛感したのが、2018年3月のアメリカ・メキシコ・ボリビア旅行のときと、ズームを多用した4月の香港セブンズ観戦ツアーだ。
そして、ボリビアのウユニ塩湖(Salar de Uyuni)でパオちゃんと呼ばれた女性が持っていたiPhone Xで撮った画像や動画を見たときに、スノーケリングや夜景撮影などの特別な用途がなければ、コンパクトデジカメはいらないと思ったものだ。
最近ではスマホ防水ケースなどのiPhoneアクセサリーが充実していることもこれに拍車をかけている。
まして、日本国内におけるモバイル通信も格安SIMが充実してきているので、今までのように三大キャリアと契約した国内用(SIMロックされている機器)と、SIMフリーの海外用と2台持ちする必要は全くない。
そして、最も重要な写真や動画のバックアップだ。
これはデジカメの写真でも同じだが、機器自体の紛失や盗難に遭うとデータも一緒に失うことになり、それで泣きを入れている投稿を何回も見たことがある。
私も昨年6月のメキシコ・キューバ旅行でデジカメを水没させ、メキシコで写した写真の大半を失うショックな出来事があったばかりだ。(2017年9月1日-メキシコのセノーテで水没させたデジカメの代替品は富士フィルムのFinePix XP120)
iPhoneの場合は、「設定」-「ユーザー名(自分の名前)」-「iCloud」-「写真」の順で選択し、「iCloud フォトライブラリ」がオンになっていることが確認できれば、撮った写真は自動的にバックアップがされることになっている。(アップルサポート-iCloud フォトライブラリ)
それ以外にも私は、Microsoft One Driveというものを使っていて、Wi-Fi環境のあるところでは、そちらにもバックアップがされることになっている。
これだけバックアップ体制があれば、iPhoneの紛失や重大な故障、盗難という事態にあっても、最終バックアップまでの写真は復活できるのだ。
次は、メンテナンスや海外でのSIM購入のときのケースだ。
アップルのiPhoneは国際展開しているモバイルブランドなので、修理やメンテナンスに関して、アップルストア(Apple Stores)や、正規サービスプロバイダ(Apple authorized Service Providers)は無論、非公認の業者に至るまで、アメリカ本国やアジア諸国など渡航先によっては容易に見つけることができる。
しかも、私が3月7日に訪れたマイアミビーチのアップルストア・リンカーン・ロード(Apple Lincoln Road)におけるiPhoneの点検などのメンテナンス代は無料(complimentary support)で、これはシンガポールでも同じだったと友人のpregoさんは言う。
当然ながらiPhoneアクセサリーに関しては、主要空港の免税店や都市部の携帯ショップで簡単に買えるので、USBケーブルや充電器が壊れたりしても正規品にこだわらなければ代替品を購入できる可能性が高い。
海外のSIMの購入に際しても、iPhoneの場合は、特段の会話をしなくても購入と、アクティベートが完了することが多い。
特にアジア諸国では、相手がiPhoneの操作に慣れているから、言語設定が日本語のままでもアクティベートの手続きなどをやってくれるので、これほど楽なことはないだろう。
ちなみに、これはiPhoneでなくとも大丈夫だが、海外旅行先で現地のSIMカードを挿せるということは、グーグルの翻訳アプリや地図アプリなどを自在に使えることを意味するので、それだけ行動範囲が広がるということだ。
場合によってはガイドブックや会話集を持参しなくともいいので、それだけ荷物も減らせるのだ。
最後にまとめておこう。
これらのことが、私が海外旅行用のデジタル機器はSIMフリーiPhoneだけでもいいと思っている理由のすべてだ。
もっとも、この優位性が今後10年以上続くと見込むのであれば、SBI証券など米国株を扱っている証券会社で株(株価:AAPL)を買うのもいいかと思う。
- 現時点で公式に新規販売されているiPhoneはデジタルカメラとしても秀逸、特別な用途がなければこれだけでも十分であり、防水用のアクセサリーの購入も容易である。
- iCloudバックアップ機能により、紛失や盗難、機器の重大な故障があっても、データがすべて失われる可能性はほとんどない。
- 旅先での機器のメンテナンスやiPhoneアクセサリーの購入が容易である。
- 海外の携帯ブースでも操作に慣れた人が多く、言語設定が日本語のままでも、SIMの購入やアクティベートがスムーズにできる。
コメント
香港HSBCの事など色々と知りたいです。
金ちゃんさん、
https://carlos-travelweb.com/essay-j/overseas_bank_jp.html
こちらに、ブログのリンク先がありますので、ご覧になってください。
パソコンやタブレットの場合は、右サイドバーのhSBC香港のカテゴリーからお進みください。
こんばんは。
海外旅行用のデジタル機器はSIMフリーiPhoneだけでもいいと思うというのは、同感です。
だからこそ、この前みたいにIphoneが壊れるとすごい焦るんですが…(^^;)
カメラも本当にIphoneで十分ですよね。すごくきれいに撮れるし。私は、カメラも持っては行ってますが、今はほとんどIphoneで撮っています。カメラの腕もないし。繰り返しになりますが、先日のことを思い返すと、本当にiphoneでよかったです。
pregoさん、おはようございます。
>だからこそ、この前みたいにiPhoneが壊れるとすごい焦るんですが
今は近隣諸国は、ほとんどガイドブックいらなくなりましたね。中国くらいですかね。グーグル先生遮断されると聞くので
そうなるとiPhoneに電子辞書もガイドブックだから、機器そのものが壊れるのも痛いですが、充電池の摩耗も結構怖いです。
観光半日でバッテリー容量20%切れは、ええええですからね。
私のものは幸いそうでなかったですが、2年たったら診断してもらった方がいいですね。