ファーストレード証券(Firstrade)からの国際送金、2度目はオンラインで完結

ちょうど1年前、私は米国にあるファーストレード証券(Firstrade)から将来的な撤退の意味を含めて、日本へ資金を還流させた。

そのときの手続きのことは、2017年1月7日付の「ファーストレード証券(Firstrade)から米国外口座へ出金」で書いたとおり、Customer Service – Form CenterからOutgoing Wire Transfer Form – International (International Wire Request Form)をダウンロードし、サインした書類をスキャナーで読み込んで、メールに添付し、cashier@firstrade.comへ送信しなければならない。(スキャナーがなければ郵便かFAXで送信する。)

これだけでも面倒なのに、安全上の理由により、先方から申請者へ英語で本人確認の電話連絡が入ることになっているのだ。

これは前回のときから1年近く経過した今でも変わっていないようで(Firstrade Account Related FAQs – How do I withdraw funds from my account?)、来年の旅行に向けて、今年のトレードの利益と、貯まった配当金を引き出そうとしたときに、精神的に大きな障害となる可能性があった。

ところが、今回、オンライントレードの画面にログインし、My Accounts(口座)→Deposit/Transfer(入金/移動)の画面でWithdraw from Firstrade(出金)からWire Transfer(電信送金)を選ぶと、Wire Transactions(送金取引履歴)として、1週間以内、1か月以内、3か月以内、1年以内とあって、最後の1年以内を選択すると、前回送金した銀行名(SMBC信託銀行/SMBC Trust Bank LTD)が表示され、Actions(行為)の欄に、オンライン送金できそうなメニューが現れた。

さらに進んでいくと、Sendボタンをクリックすると、Verification Code(確認コード)を登録メールアドレスに送るので、それが届いたら10分以内に入力せよという指示が現れた。(For your account security, please complete the verification process before proceeding. After clicking on “Send”, please check your email for the verification code. The code is specific for this transaction only and will expire in 10 minutes.)

Verification Code(確認コード)を入力すると、送金先銀行の情報を入力する欄が現れ、それを再度利用したい場合は保存することもできるとあった。(Before you can transfer money by wire, you must first enter the account information for the receiving bank for use with your Firstrade account. Enter the information below, and choose whether if you want to save the bank information for future use.)

私の場合、送金先は前回と同じにしたので、SMBC信託銀行のウェブサイトにある「海外送金の読替え対応の終了について」というニュースリリースの記載例を見ながら間違いのないように入れた。

また、海外送金の際に中継銀行(コルレスバンク/correspondent bank)がある場合は、そこにも正確に入れないと、お金がどこかへ行ってしまう事故に繋がりかねないので、慎重に入力する。

最も重要なのは、受取銀行コード(SWIFT code)で、これを間違えるとまずいので、入力した後も再確認する方がいい。

すべてが終わると、Your request has been submitted succssfully. Reference ******. The status of your request will be updated within 1 business day. Thank you.(貴方の注文は受理されました。参照番号******。貴方の注文処理状況は、翌営業日に更新されます。)と表示される。

その後、登録メールアドレスに送金処理が完了したことが通知され、無事に送金先銀行への着金も確認できた。
実際には、日米の時差の関係で、わずか半日で着金していたのだ。

ちなみに、この証券会社で運用した資金の送金先としては、ACH (Electronic Funds Transfer)が使える米国内の銀行の方が送金手数料が安価(無料)なのだが(Firstrade Pricing → Special Services → Banking)、日本居住者が唯一開設できる米国内の銀行口座を持つ手段として、三菱東京UFJ銀行の「海外口座ご紹介サービス《カリフォルニアアカウント・プログラム》」を利用してみるといいかもしれない。(資本主義社会で生き残るために-2種類の送金方法の特徴-Wire TransferとACH Transfer-

ところで、私は日本の銀行でなく、HSBC香港へダイレクトに送りたかったのだが、Wire to Another Bank(未登録銀行への送金)を選ぶと、今回と同じようなプロセスで手続きができそうなので、次回はそれを試そうかと思っている。

もともと、この証券会社の利点は、配当金の自動再投資機能(My Accounts → Positions → DRIP/Dividend Reinvestment Plan)があることと、現金買付余力(Cash Balance)の範囲内であれば、空売り(sell short)しても金利は発生しないことだった。

また、売買手数料も安いし(2017年9月20日から1回あたりUS$2.95/約330円に値下げ)、様々なETFに縦横無尽に投資できるし、海外投資を楽しむ会から出版されている「海外投資実践マニュアル アメリカ1 ファーストレード証券」を読めば、口座開設から取引に至るまでのところは理解できると思う。

どうしても書籍を買いたくなければ、「資本主義社会で生き残るために-海外投資と長期投資」を参考にしてみるのもいいだろう。

とりあえず、結論としては、海外出金の面倒な手続きが1回で済むのであれば、この証券会社を解約する必要などどこにもないということだ
むしろ、再度積極利用に転じてもいいかと思っているくらいだ。

投稿者: カルロス・ハッサン

旅人系投資家ということで、趣味は海外旅行です。おかげさまで、平成時代の30年間は国内外の旅行を楽しむことができました、 また、2018年12月28日に轟源次郎のペンネームで作家デビューしました。 こちらの書籍もブログ同様にご愛読いただけると幸いです。

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