今年の6月に行ったメキシコ・キューバ旅行で、「I ♥ ずっぽし」とプリントされた扇子やタオルなどのグッズを使って、現地にいた外国人と写真を撮ると、思いのほか好評(!?)だった。
最初にやりだしたのは同行した友人なのだが、これがあるだけで相手の警戒心が解けるというか、魔法のランプのような効果があったことは確かだった。
それ以来、私はずっぽしグッズの伝道師として世界各地を旅しているのだが、日本語がわからない彼らにとって、おそらく、これらのグッズはどこかの土産物屋で買った小物と同じなのだろうと思っているに違いない。
しかしながら、このずっぽしグッズは親切にもローマ字で「ZUPPOSHI」と書かれているので、ときおり、英語で「どういう意味?」と聞かれることがあり、答えに窮することが多い。
それはそうだろう。
普通に考えれば、かなり卑猥な意味だし、これをどのように英訳するかは、相手によって瞬時に使い分けないといけないからだ。
たいていの場合、そのままストレートに英訳しても「ああ~」とか「おお~」としか返って来ないんだけどね。(笑)
ところで、日本人が相手の場合は、ずっぽしの意味のほかに、グッズがどこで売っているのか聞かれることもあるのだが、これについては、トレトレストアで売っていると答えられる。
私たちの場合は、香港マイタン日記の笹子さんとお会いした時に(2017年5月 福岡・沖縄・香港旅行)プレゼントしてもらっているのだが、これが日本では商標登録されているのをご存知だろうか。
私がこれを知ったのは、2016年3月7日付の香港マイタン日記「『ずっぽし』商標登録完了しました!」なのだが、特許情報プラットフォームの「商標を探す」に「ずっぽし」と入れると情報がヒットする。
従って、ずっぽしの公式説明は、表題にあるとおり、「株式会社トレードトレードの登録商標(trademark)です!」となるわけだ。
でも、そんなことを誰も言ってないし、笹子さんにずっぽしの意味を英語で何と説明するのか質問しても「ずっぽし」(これこそ意味不明)としか返ってこない。(笑)
適当に答えておけという極めて東南アジアチックなグッズなわけだ。
ちなみに、彼のブログにあった香港でも商標登録するという願いは未だに叶っていないようで(香港知的財産局/Hong Kong Intellectual Property Department)、そういった意味では日本の役所の方がジョークがわかるのだろうか。
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