私が海外旅行の企画を立てるときに最も重要視するのは、1日何もしないでのんびり過ごせる時間を取れるかということだ。
従って、何か特別なテーマがあって旅行するときを除いては、極力そういう時間を取るようにしている。
そうなると、向かう先は綺麗なビーチのあるところがメインになるので、例え、世界遺産などを訪れるためにそうでない国に行ったとしても、日本から直行するのでなく、経由地を厳選して渡航するようにしている。
そうした中で、私がギリシャのミコノス島(Mykonos Island)(1992年8-9月)や、スペインのイビサ島(Ibiza Island)(2010年9月)に次いで、素晴らしいと思ったのは、半年前(2017年3月)に訪れたカンボジアのロン島(Koh Rong)だ。
何が素晴らしいかは、目の保養ができるといった点であって、あくまでもオトコの視点であることをお断りしておきたい。
ただ、これは歓楽街が充実しているということではないので、そういうことがお望みならタイのパタヤ(Pattaya)へ行かれた方がいいだろう。
もちろん、女性であってもビーチが素晴らしいので行く価値は十分にあるし、スペインは美食の国でもあるので、そういった点でもお勧めだろう。
カンボジアのロン島(Koh Rong)は、シアヌークビル(Sihanoukville)から高速ボート(Speed Ferry)で行くことができ、宿泊先のゲストハウスや旅行会社で予約することができる。
往路は宿泊先へ送迎バス(無料)が来るのでそれに乗って行けばいいが、帰りは港からトゥクトゥク(tuktuk)に乗って帰ることになる。
チケットは往路は時間指定だが、帰りはオープンなので、ロン島(Koh Rong)に着いたら、帰りたい便を自分で指定して乗ってくればいい。
高速ボートが到着する港周辺には観光案内所やレストラン、ゲストハウスがあり、泊りがけで行く人も多いようだ。
ロン島(Koh Rong)がオトコにとって素晴らしいと思うのは、ビーチに来る女子が若くて美人が多いからだ。
私と同じように1人で来ている白人オヤジがビーチにいて、少し話したのだが、おそらく目的は目の保養だろう。(笑)
カンボジアが東南アジアでも物価が安いことと、バンコクやホーチミンといった旅行者に人気の都市からのアクセスが抜群にいいことでバックパッカーが多く流れてくるからだ。
この滞在費が安く済むというのはバックパッカーにとっては最重要項目だから、必然的に若年層の旅行者が多くなるというわけだ。
従って、英語がそこそこ話せれば、彼女たちと仲良くなることも十分に可能だし、そういった動機で英語を学ぶのは大いに推奨(highly recommended)できる。(笑)
と、いうか日本の英語教育はそうあるべきだと私は固く信じている。
ところで、カンボジアの中でも日本からのアクセスが便利なイメージがあるシェムリアップ(Siem Reap)と比べて、シアヌークビル(Sihanoukville)は時間がかかりそうだというイメージがある。
中にはカンボジアにビーチリゾートがあることすら知らない人もいるかもしれない。
そこで、長期休暇が取りづらい日本のサラリーマンにお勧めなのが、2017年8月9日から就航したエアーアジア(Air Asia)のクアラルンプール(KUL/Kuala Lumpur)とシアヌークビル(KOS/Sihanoukville)を結ぶ直行便だ。(Air Asia Press Release on 16 May 2017 – Now everyone can fly to Sihanoukville, Cambodia!)(2017年5月19日 Office Seishiron-シハヌークビルにマレーシアからのエアアジア直行便が就航!片道40$~の特別プロモも開催中!)
毎日は飛んでいないが、毎週、月、水、金、日と4往復しているので、自分の旅程に合わせて組み合わせるといいと思う。
ちなみに、シェムリアップ(REP/Siem Reap)や、ホーチミン(SGN/Hochiminh City)からは、カンボジア・アンコール航空(Cambodia Angkor Air)の直行便がある。
これからのカンボジア旅行は遺跡観光だけでなく、こういったリゾートプランも組み合わせてみるといいだろう。
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