マレーシア航空(Malaysia Airlines)の長距離便(クアラルンプールとロンドン、シドニー、パース、メルボルン、アデレード、オークランド、ソウル、北京、上海、成田、関西間のフライト)のファーストクラスやビジネスクラスを予約すると、シェフ・オン・コール(Chef on Call)という機内特別食が注文できるのをご存じだろうか。
これは、旅行会社を通じた予約客であっても、最初の搭乗便の24時間前(マレーシア時間、日本時間の-1時間で)までなら、オンラインで注文ができる特別メニューだ。
ファーストクラスやビジネスクラスの乗客は、エコノミークラスとは違った豪華な雰囲気の機内食が提供されるが、さらに特別メニューの中から自分で好きなものを選べるものだ。
また、マレーシア航空のウェブサイトから予約した場合は、あらかじめE-Mail(英語)で案内がくるが、旅行会社を通じた予約の場合は、自分からウェブサイトにアクセスしないと注文ができないから注意が必要だ。
さて、予約をするときに注意が必要なのは、電話番号(Contact No.)が81(日本の国番号)と最初の0を抜いた電話番号をハイフンなしで入力することと、予約番号(Booking Reference)は英数5桁の番号で、13桁のEチケット番号(E-ticket Number)ではないことだ。
ところが、今年の場合は画面を進めていくと、シェフ・オン・コール(Chef on Call)のメニューが表示されず、予約することができない。
私が取ったチケットが特別セールのものだから対象外なのかと思ったが、そのような感じはなく、どうもシステムトラブルのようだ。
2週間くらい待っても解決しないので、お問い合わせのFeedback Formから英文でメールを入れてみることにした。(マレーシア航空では電話も含めて日本語を理解するスタッフはほとんどいないようだ。)
- Nature of enquiry/Feedback(問い合わせや意見の種類) Product And Services(商品とサービス)
- Enquiry/feedback details(問い合わせや意見の詳細) I can NOT order chef on call menu on the internet.(オンラインでシェフ・オン・コール(Chef on Call)の注文ができません。)
- Personal details(個人情報) 入力が必須なのは*マークのあるところのみ
- Flight details (Optional)(フライト情報) 予約番号(Reference number)は必須、搭乗便(Flight number)と、搭乗日(Flight date)は、前出の予約番号で管理される最初の搭乗便を記載、座席番号(Seat number)は不要
このような感じでメールを送ったら、カスタマーサービス(Global Customer Contact Centre)の担当者から回答があり、システムトラブル(technical glitch from our website)のため、送られてきたメールの添付ファイルにあるメニューから選んで返信するようにと記載されていた。
このカスタマーサービスには、帰国便が往路の搭乗便より30日以上先になる場合や、最初に選んだメニューを変更したい場合に、そこに連絡するようになっているが、今回のようなレアケースの場合も直に連絡することで解決したようだ。
それにしても、ここ2週間くらいずっとシェフ・オン・コール(Chef on Call)のメニュー画面は開かったのだが、誰も何も言わなかったのだろうか。
そして、私のクレーム(complaint)でシステムを回復させてくれるのだろうか。
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