先週行ってきたばかりの廃止目前の三江線に乗る山陰の旅は広島から入って山陰地方を旅したこともあって、初日の広島で夕食に行った鉄板Diningゆうあというお好み焼き屋が広島東洋カープのファンが溢れるお店だった。
そこで、横浜DeNAベイスターズのファンの私は、彼らから「惜しかったね~」と慰められていた。(笑)
ところで、彼らは、つい最近終わったばかりの日本シリーズで、広島東洋カープが北海道日本ハムファイターズに負けて悔しい思いをしているのかと思ったら、話題は11月5日のセリーグ制覇を記念した優勝パレードを見るということで持ち切りで、日本一になれなかったショックは案外なさそうな雰囲気だった。(2016年10月29日 スポニチ-日本ハム 10年ぶり3度目日本一 中田決勝押し出し、レアード満弾 2016年11月5日 日経新聞-広島カープ、41年ぶり優勝パレード 沿道から歓声)
とりあえず、2016年のプロ野球は、北海道日本ハムファイターズが敵地での連敗をはねのけて地元で3連勝、そのままの勢いで日本一になって終わったのだが、万年Bクラスだった横浜DeNAベイスターズも、アレックス・ラミレス(Alex Ramírez)監督の下で、初のクライマックスシリーズ(CS)に進出した輝かしい年だったのだ。(2016年9月19日 スポニチ-2日連続の殊勲!ロペスの場外弾でDeNA初のCS進出決定!)
そして、ファーストステージで、CSの常連である読売ジャイアンツを2勝1敗で下したものの、広島東洋カープとのファイナルステージでは、日本シリーズ進出を賭けて戦ったが、1勝しかできずに敗退することになった。(2016年10月10日 スポニチ-DeNA 初のCSファイナル進出!延長11回に嶺井がV打 2016年10月15日 スポニチ-広島 25年ぶり日本S進出!初回6得点も・・・冷や汗逃げ切り)
それにしても、今年はよく頑張ったと思う。
2015年は前半戦を首位ターンしながら、最終成績は最下位というプロ野球史上初の信じられない(前半戦の首位が・・・笑)結果に終わったから、なおさらである。(2015年7月16日-横浜DeNAベイスターズ17年ぶり前半戦首位ターン)
特に、今年のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの第3戦は、引き分けも許されない状況で延長戦に突入、延長11回表に嶺井選手がタイムリーヒットを打って決勝点が入ったときは思わずテレビの前でガッツポーズをしたほどだった。
そして、ファイナルステージでは、2010年のロッテに次ぐ下克上を期待したのだが(2010年11月8日-千葉ロッテ、史上最大の下克上成就)、実力差は如何ともしがたく敗退してしまったわけだ。
今年の日本シリーズは双方ともリーグ優勝チーム同士の戦いだったからクライマックスシリーズ(CS)の是非について論議が起こることはなかったが、下位チームの下克上が起こると、開催の是非についていろいろ意見が出てくる。
まあ、お互いに言いたいことは理解できるが、ロッテの下剋上のときも書いたように、ビジターチームがレギュラーシーズンの上位チームに対して連戦連勝を続けることは困難だし、そういった高いハードルがあるのだから、レギュラーシーズンで首位チームが独走してしまったときなどの興行面の保険として機能していると思えば許せるのではなかろうか。
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