皇居の桜見物の後で完全リタイア(自由人)への光明を見た

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皇居乾通り一般公開
去る2016年(平成28年)3月31日(木)に皇居乾通り一般公開を利用して桜見物をしてきた。(皇居乾通り一般公開フォトギャラリー

このイベントのことを教えてくれたのは、私も参加した「地球が遊び場」のお泊まりイベント「新潟グルメ紀行」の参加者の一人なのだが、ちょうど31日(当初は公開最終日)が仕事の指定休日に当たっていたので、行ってみることにした。

この日は天気も良く、宮内庁の発表によれば、66,950人の訪問者があったという。
3月25日(金)から4月3日(日)(当初3月31日までだったのを延長)までの公開期間中、桜が満開で天気も良かったのは、30日(水)と31日(木)だけだったので、非常にラッキーだった。

また、皇居坂下門の前のセキュリティチェックゾーンは、平日ということもあって、高齢者グループを中心とする皇居への訪問者で溢れ、まるで初詣のときの神社のように混雑していた。

当然、その中に私もいたのだが、昨年3月でセミリタイアしていなければ、超繁忙期に当たる年度末の平日に桜見物をすることなどできようはずもなく、そういった面では二重に幸運だったのかもしれない。

皇居乾通り一般公開

セミリタイアの前から、ある程度は旅行の回数を減らし、より有意義なものだけに絞るということは認識していたが、旅仲間との交友範囲が広がると、それでは立ちゆかなくなるのが明白だった。

予想される配当収入で生活をするにはどうしたらいいか、自由人の師匠たる小長井さん(参考:2014年7月29日-船井幸雄.com:突出したことをしないでセミ・リタイアした男性)のお金のセミナーのことや、「おこづかいで貯金ができる むだづかい撲滅計画 ~ガマンも、節約も、もうイラナイ!!~: これを知ったら1円の無駄遣いもしなくなる!! 『お金の自分軸』の作り方」を思い出しながらやってみたものの、現状のままでは楽しみの一つである国内外の旅行や交流会の回数まで切り詰めないといけないことに気付いた。

皇居乾通り一般公開

これでは何のために自由な時間を得たのかわからなくなると思った私は、キャピタルゲインを併用するための株取引(トレーディング)を再開することにした。
奇しくも、昨年の「伊勢志摩グルメ忘年会旅行」で知り合った個人投資家の一人が言った。

「トレーディングで稼げたときだけ旅行するんだよ」

幸いに、トレードのための資金は残っていたし、配当収入を得るために投資しているファンドの評価額が信用取引の委託保証金に算入(代用証券)されることで、値がさ株の信用買いや、空売りをすることができる。

極めて楽観的だが、今年のような不安定な相場でも稼げるコツを掴めれば、安定した相場ではかなり稼ぐことができるだろう。

今年のトレードで私が最も参考にしているのが、3月19日の「新チャート分析手法講座無料トライアルセミナー」の際に購入した「小次郎講師流 目標利益を安定的に狙い澄まして獲る 真・トレーダーズバイブル」 だ。

このセミナーで講演した「移動平均線大循環分析」は、去る1月24日の「ニューイヤーセミナー 2016年の投資戦略を考える」の内容とほぼ同じだったのだが、これは私にとって非常に役に立っている。

単純に言えば、買い(ロング)にエッジ(優位性)がある銘柄と、売り(ショート)にエッジがある銘柄に投資すれば勝率が高くなる、ということなのだが、実際のところ、1月、2月と今月はコンスタントに利益が積み上がっている。

買い(ロング)にエッジがある銘柄は、移動平均線が上から短期(5日)、中期(20日)、長期(40日)と並び、チャートは右肩上がり、逆に、売り(ショート)にエッジがある銘柄は、移動平均線が上から長期(40日)、中期(20日)、短期(5日)と並び、チャートが右肩下がりになっているものとある。(日数/パラメータはトレーダーによって異なっても構わない)

そして、それ以外のトレンドのときは方向感が定まらないので、投資をするべきではないと小次郎講師は言う。

今年に関して言えば、私の目線が売りに向いているのか「2016年1月16日-熊(bear)の咆哮、2016年の投資のキーワードは戻り売り(sell on rally)」、下げ相場の方が相性がいいようだが、相場が戻り基調となった3月(自分の誕生月なのに!)が最悪で、例えば、3月8日付の「2016年は金(ゴールド)投資に妙味ありか」、これを掲載したときが今年の金価格の現時点でのド天井だったという按配だ。

皇居乾通り一般公開

これ以外にも、インターネット上で大きなトラブルに見舞われたことにより、心身ともに正常でない状態で投資したことが大きな敗因となったが、ようやく、それを取り戻すことができるようになった。

3月のような月があるとせっかく積み上げた利益を失うばかりでなく、自分の生活基盤まで浸食してしまうほどの損失を被るので、今後は心身ともに盤石なときにトレードすること、あまり欲張らないことを肝に銘じてやりたいと思う。

まずは目標額を決め、それに達したらしばらく休む方がいいかもしれない。
今月に関して言えば、3月の赤字解消を考慮しなければ、2ヶ月分の給料をわずか4日で稼いだのだからTHE ENDでもいいのかと思う。(笑)

2014年11月16日、私は「早期リタイアへのファイナルステップ(final step for early retirement)」というコラムで最後にこう書いた。

「60歳の定年まで働くべきかどうかを自問自答するために、昇進試験を受けてみたり、職場内で改善提案をしてみたりもした。しかし、どれも結果は芳しいものではなかった。」

ここで、小次郎講師の言うエッジ(優位性)という言葉を使うならば、働き続けることに対してのエッジ(優位性)は私にはなかったのだ。
そして、今、私は再び働き続けることに対してのエッジ(優位性)があるかどうかを問おうとしている。

地球が遊び場」で自由を謳歌し、奔放に旅行へ行き続けるメンバーに対し、心の中で参加したいと叫ぶ私がここにいる。
新しい職場へ行ってわずか1週間しかたっていないが、このコラムを書きながら思った。「すでにカウントダウンは始まっている。」

コメント

  1. 早期リタイヤ より:

    少しづつ利益が出せるよう日々トレードと
    トレードの勉強を重ねれば、いずれ結果が出ます。
    始めは、どうしても負けが続きますが、
    それも勉強のうちです。
    私は、リスクを減らす為にデイトレですが、
    早くに会社を辞めて正解でした。

  2. カルロス より:

    勇気づけられるコメントありがとうございます。
    これからも頑張りたいと思います。

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