2015年8月11日の「マイレージ/ホテルポイント移行サービス終了によりシティゴールドカードは解約へ」というコラムで触れたように、私が保有している3枚のゴールドステータスのカードのうち、すでにJALダイナースカード(年会費 30,240円)は継続保有を決めた。
そして、シティバンクゴールドVISAカード(年会費 12,960円、前年度年間利用額30万円以上で無料)は、年会費が有料になる時点で解約するつもりでいる。
保有を継続するか否かを決めかねているのは、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(年会費 31,320円、初年度特別入会キャンペーンにより無料)なのだが、「シティカードの売却先内定で再びクレジットカード切替プロジェクト始動(2015年3月28日)」というコラムを書いたとき、私は年内を目処にダウングレードして、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード(年会費 10,800円)への切り替えを検討していることを書いた。
ところが、ステータスカードを1枚にしてしまうと、カード規約の改悪によるサービス低下のリスクが大きいので、今しばらくは保有を継続しようかという気になっている。
とりあえず、私にとってアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを保有する理由の一つは、溜まったポイントをメンバーシップ・リワードによって提携航空会社のマイル(アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのメンバーシップ・リワードでも可能)や、ホテルグループのポイントへ移行できることだ。
二つ目は、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのトラベルサポートにより、プライオリティ・パス(Priority Pass)(ラウンジ利用は2回まで無料)がもらえることと、手荷物無料宅配サービスが往路(自宅から空港)でも利用できることだ。
この手荷物無料宅配サービスは、空港から自宅(復路)が使えるカードは多いが、往復ともになると限られてくるのではないか。
三つ目は、メンバーシップ・トラベル・サービスであるゴールド・デスク(固定電話より 0120-020551 携帯電話より 03-3220-6350)、これを利用した結果は「台北の鼎泰豊(ディンタイフォン)の予約はクレジットカードのトラベルデスクで(2014年11月24日)」で書いたようにダイナースカードのときに実証済だ。
それに、国内線に搭乗する場合に羽田空港で利用できるエアポート・ミール・クーポン(1,000円相当分)はささやかなプレゼントだろう。
また、海外旅行傷害保険の関係では、ささやかながら航空便遅延費用補償(海外旅行)があるほか、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードでの支払いを条件に、キャンセル・プロテクションが付加されるのは画期的なことではなかろうか。
もっとも、キャンセルによる補償は、病気入院やケガによる通院が条件なので、それこそ万が一の時のことなのだが、子供が小さかったり、老齢の父母がいる場合には保険として活用できるだろう。
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