来る11月1日にシティバンクの個人金融部門が三井住友ファイナンシャルグループ傘下のSMBC信託銀行に統合されるのに伴い、ブランド名が「プレスティア(PRESTIA)」となることが決まったようだ。(2015年6月16日-SMBC信託銀行:シティバンク銀行のリテールバンク事業取得に伴う新ブランド「PRESTIA」の創設について)
私は今年の4月から勤務している職場の指定休日が平日であるため、取引している銀行や証券会社の店頭に足を運ぶことが多くなった。
取引自体はインターネットや電話でも十分可能な用件が多いのだが、支店の雰囲気を感じ取ろうという気持ちもあった。
特に、シティバンクの場合は、1997年7月の口座開設以来のメインバンクであり、このままSMBC信託銀行に資産を移管するか、保有資産を一旦売却して、他の金融機関で買い直しをするか迷うところがあったからだ。(2014年12月11日-シティバンクの口座、売却後は三井住友銀行で継続保有の予定 2014年11月3日-シティバンク個人業務撤退後を見据えて新生銀行に口座開設)
そして、今年度になってから横浜支店に何回か足を運んだ結果、基本的にはSMBC信託銀行に資産を移管して様子を見るということにした。
現時点ではシティゴールドのステータスがあるし、事業統合後もプレスティアゴールドとしてスタータスを維持できる見込みだからだ。(これについては11月1日の時点で資産評価額がゴールドの基準を下回っている場合はステータスが維持できない可能性もある。)
ところで、シティバンクというブランドがなくなるまでカウントダウンに入っているのだが、先日「シティバンクの支店についてのお伺い」というのが自宅に郵送されてきた。
中身を見ると、顧客満足度調査(Customer Surveys)のようだが、今更ながらという感じがしないでもない。
今月になって支店の受付に研修生が立っていることもあり、SMBC信託銀行に調査結果を引き継ぐということなのだろうか。
いずれにせよ、私が以前のコラムで書いたように、事業統合後の銀行は外資でなくなるため、優秀な女子行員が抜ける可能性が高いという懸念は残る。
SMBCと英文字の銀行になっていても、所詮は男尊女卑の色濃い年功序列型の日系銀行の系列、これは顧客である私にとっても不安材料でしかないからだ。
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