私がウェブサイトを制作するにあたって、開設当初から使っているソフトは「ホームページビルダー」なのだが、現在は「18」を使っている。
今ではもっと使い勝手のいいソフトが出ているかもしれないが、私の場合は10数年も使っているので、今更新しいソフトの操作法を学ぶのは面倒だし、ホームページビルダーの場合は、今では基本的にマニュアルなしでも操作できるからだ。
「14」から「18」にアップグレードしたのは、同一人が使用する複数のパソコンに(3台まで)同一ライセンスでインストール可能だったからで、その時期はミニノートを海外旅行用、及び国内サブ機として買ったときだったからだ。(2011年12月23日-ミニノートパソコン(Mini Laptop PC)を買ってみた)
そして、旅行歴が積み重なり、コラムの更新の度合いが増えると、当然のようにサイトを構成するファイル数も増えていった。
それに連れてアップロードするときのサイト更新に時間がかかるようになり、それは「14」から「18」にアップグレードしても変わらなかった。
ところが、先日いつものようにウェブサイト更新しようとすると、「問題が発生したため、htmlエディタは動作を停止しました。プログラムは閉じられ、解決策がある場合はWindowsから通知されます。」との表示が出て、プログラムを終了するしか選択肢がなくなってしまったのだ。
このときは更新ファイル数が少なかったので、「ツール」-「ファイル転送ツールの起動」で、「ファイル転送プログラム(FTPツール)」を立ち上げて更新ファイルを1つ1つアップロードして事なきを得たが、そんなことをいつまでもやっているわけにはいかない。
そこで、「ホームページビルダー18のサポート情報」を見たが、該当するトピックは出ていない。
パソコンを遠隔操作してくれて制作の悩みを解決する「プライベートアシスト(45分:4,093円)」という機能があるが、平日しか予約を受け付けていないので休暇を取らないといけなくなる。
2016年10月4日(出荷終了日より1年後または、発売日より3年後のどちらか遅い期日)まで受け付けてくれる有償(1,080円)、無償の電話サポートも土日祝日は受け付けていないし、仮に受け付けていても混雑で電話が繋がらないのは火を見るよりも明らかだ。
どうするか悩んでいたところ、インターネット上に解決策のヒントがあり、実行してみたところ無事に「サイト転送」が完了した。
- 「サイトの新規作成」又は「サイト一覧/設定」-「追加」から「既存ページをトップページとして使用」を選び、「トップページの選択」は「参照」タブをクリックしてindex.htmlを検索する。これによって、今までと同じサイトがもう1つできることになる。
- 新しくできたサイトを今までの転送ツールにリンクさせる。
- 起動できなくなったサイトを削除する。
つまり、何らかのシステム上のトラブルで古いサイトが起動できなくなったのだろうが、気のせいか新しいサイトは転送時間も短くなりストレスが減った。
これからもページ数は増えてくるので、ジャストシステムにはバージョンアップごとに新機能を追加するのではなく、ページ数が多くてもフリーズないないような製品を作ってもらいたいものだ。
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