何もしなくともWindows 10でマイクロソフトマネー(MS Money Plus Edition)が動いた

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Microsoft Money Plus Edition
昨日のコラムで古いパソコン「Sharp Mebius WE50W(Windows Vistaモデル)」で使わざるを得ないと書いた資産管理ソフトのMicrosoft Money、私が持っているのはPlus Editionというバージョンなのだが、このソフトをWindows 10モデルのパソコン(東芝 dynabook T55/U)で使うためには、kkamegawa’s weblogの記事「Windows 10でMS Moneyが動くようになった(2015年7月30日)」にあるように、ソフトをインストールした後で、レジストリをいじればいいのではないかということを友人から教えていただいた。

ところが、このレジストリエディターを使うというのは、OSの根幹に関わる重要な領域をさわるので、上級者向けのツールとされており、相当に荷が重いと感じていた。

私としては、ソフトをインストールしてみて、すぐにやり方がわかりそうならトライしてみようと思った。
そして、恐る恐るCDロムを入れてインストールを開始、途中でエラーメッセージが出たり、フリーズするのではないかと思ったが、何事もなくインストールは完了した。

次に、レジストリエディターを起動させる前に、ホームページビルダー18をインストールした後でやったように、プログラム互換性のトラブルシューティング(スタートボタンを右クリック→コントロールパネル→プログラム→以前のバージョンのWindows用に作成されたプログラムの実行)をやってみた。

これで無事にアプリケーションの動作が確認できたので、古いパソコンで保存しておいたバックアップファイルを復元させ、これも何事もなく画面に反映した。

唯一、気になったのはアプリケーションを起動した直後に、「最初に起動した日から60日以内にライセンス認証手続きを行う必要があります。有効期間内に認証手続きを完了しないと、機能の一部が制限されます。」というメッセージが出て、プロダクトキーを入れても「ライセンス認証に失敗しました。プロダクトキーが正しいかどうか、およびインターネットへ接続しているかどうか確認してください。(1017)」となるため、最初の段階でラインセンス認証を回避して起動せざるを得ないことだ。

もっとも、サポートも終了しているので、こうしたデータのマッチングがそもそも行われるはずもないのだろうが、Microsoft Money Plus Editionスターターガイドによれば、60日を経過した後に制限される機能が、サービスが終了しているオンライン更新だけならまだしも、新規の取引の入力ができなくなるのは痛い。

試しに、Microsoft Money Plus Sunsetバージョンをダウンロードして上書きインストールしたら、ライセンス認証のダイアログボックスが消えた。

この後、後難を避けるために、最初にファイルを開いて起動したときに、「ファイル」-「パスワード管理」で、Windows Live IDなどはアプリケーションから削除しておこう。

これをしないことによって、60日たったときに突然エラーメッセージが出たときは、バックアップファイルを開いて起動するとうまくいくときがあるそうだ。

いずれはマネーフォワードの導入でも検討してみようかと思っているが、これでしばらくは延命できるだろうか。

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