3月6日のコラムで書いた「クレジットカード切替プロジェクト第一弾」に続く、「クレジットカード切替プロジェクト第二弾」は、デルタスカイマイルシティゴールドVISAカードをシティバンクゴールドカードへ変更することにした。
さて、今年の6月で更新を迎えるデルタスカイマイルシティゴールドVISAカードは、デルタ航空のスカイマイルの残高が予定の6万マイルを超えた段階で、切替をするか、解約をするか決めることにしていた。
切替をするなら選択肢はシティゴールドVISAカードにする予定にしていたのだが、ステータスカードを複数所有するための維持費(年会費)が悩みの種だった。
ただ、2015年(来年)からスカイマイルプログラムが改善されることになっていて、片道特典航空券が取れるようになること、現金とマイルを組み合わせて航空券が取れるようになることが組み込まれる予定なので、ショッピングマイル獲得のために、単純にデルタスカイマイルシティゴールドVISAカードを解約して、安価なデルタスカイマイルJCBカードに入会することも検討していた。
ところが、最近取り寄せたシティバンクのクレジットカード案内(PDFファイル)によれば、シティバンクゴールドカードと、シティバンクダイナースクラブカードについては、年間利用額が30万円を超えると次年度の年会費が無料になるとあり、初年度に関しては入会後3ヶ月以内に10万円以上の利用があれば年会費が無料になるとあった。
要するに、シティバンクの円普通預金口座の保有が条件になるシティバンクのクレジットカードは、一般のシティカードとは異なり、年会費特典があるということだが、双方が似たような名前のカードなので非常にわかりづらいと思う。
これでいけば、この特典が廃止されない限り、年会費無料でステータスカードが維持できるというわけだ。
年間利用額30万円という数字は私にとってはそれほどハードルが高くなく、国内外の旅行3回(航空券+ホテル)でクリアできるレベルなので、おそらく問題ないだろう。
特にダイナースカードの場合は、海外の空港ラウンジ利用特典があるので、申し込む価値があるのではなかろうか。
また、案内書(PDFファイル)には、シティバンクゴールドカードの場合、マイレージ/ホテルポイント移行サービスにより、シティ・リワードポイントを提携会社のマイルやポイントに移行できるとあるので、それも魅力の一つであろうか。
ちなみに、先月15日のコラム「トラベラーズチェック(TC/Traveler’s Cheque)の販売終了とトラベルプリペイドカード」のところで紹介したシティバンクドルカードは、年会費がUS40ドル(約4,100円)かかるが、一日あたりそれぞれ1,000米ドル/1,000ユーロまで外貨現金取扱手数料(1米ドルにつき2円/1ユーロにつき3円)免除の特典がある。
シティバンクの本支店窓口だけの取り扱いで、土曜日は外貨購入ができないので、平日に休みが取れる人しか特典を利用できないが、TTSレート(Telegraphic Transfer Selling Rate=対顧客電信売相場)で日本円から外貨の現金に換えられるので、国内では最も有利な条件となるだろう。
ただクレジットカード決済を米ドルでするつもりがなければ、今のところあまり用途がなさそうな感じなので、これを合わせて申し込むことはないだろう。
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(注)シティーカードジャパン(株)の事業譲渡により、2015年12月14日付でデルタスカイマイルシティゴールドVISAカードはデルタスカイマイル SuMi TRUST CLUB ゴールドVISAカードに、シティバンクゴールドカードはSMBC信託銀行ゴールドカードになっております。
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